小樽水産高校

小樽水産高校の特徴

北海道小樽水産高等学校は、1905年創立の北海道庁立水産学校を母体とする、公立の水産高等学校です。

学科は、

• 漁業や船舶の運航、潜水や海洋の利用などを学ぶ「海洋漁業科」
• 水産生物を中心とした食品の製造、管理、流通について学ぶ「水産食品科」
• ヒラメやウニなどの生産やプランクトンの培養、水産生物の生態や海洋環境などについて学ぶ「栽培漁業科」
• 無線従事者資格を取得するための専門的な学習をはじめ情報処理の様々な分野を学ぶ「情報通信科」

の4つがあります。

また、専攻科2年課程が設置されており、

• 海技士資格を取得する「漁業科」
• 無線従事者資格及び電気通信に関する上級資格取得を目指す「情報通信科」

の2つの学科があります。

小樽水産高校の主な進学先・就職先

生徒の75%ほどが就職、残りの25%ほどが進学します。

主な進学先は札幌大学や東京農業大学などの私立大学で、その他様々な分野の専門学校へ進学する生徒も多いようです。

主な就職先としては、新日本海フェリーや東洋水産・北海道電力など、高校で学習した分野を活かせる会社への就職が多いようです。

2022年年度卒業生の合格実績は、国公立大学2名・私立大学9名でした。

小樽水産高校の入試難易度・倍率

偏差値はいずれの学科も43で、道内で中位の難易度です。

2024年度の一般入試倍率は、海洋漁業科が0.55倍・水産食品科が0.72倍・栽培漁業科が0.88倍・情報通信科が0.51倍でした。なお推薦は各科1.00倍でした。

過去数年の倍率を見ても、水産食品科が1.1倍台をキープしていた以外は1.0倍以下が目立っています。

しかし、過去の倍率が高くなかったとしても突然変わることもあるので、油断は禁物です。

募集人数は各科40名ずつで、各50%程度を推薦枠としています。

小樽水産高校に合格するために

入学試験には、一般入学試験・推薦入学試験の2つがあります。

一般入学試験では、国語・算数・理科・社会・英語の学力検査と集団面接・個人調査書の内容により合否が判定されます。

基礎学力の定着を最優先に、これまでの授業内容の復習や、過去問や予想問題に取り組んでみましょう。何度も繰り返し取り組むことが大切です。

推薦入学試験では、個人面接と作文・個人調査書の内容により合否が判定されます。

自己アピール文の提出は任意ですが、提出した方が印象に残る場合が多いので、作文の練習もしておきましょう。

小樽水産高校の部活・クラブ活動

スポーツ系の部活

• サッカー部
• バドミントン部
• ヨット部
• 野球部
• 卓球部
• 弓道部
• バスケットボール部
• 陸上競技部
• 柔道部
• 剣道部
• 空手道部
• 相撲部
• バレーボール同好会
• 登山同好会

文化系の部活

• 演劇部
• 軽音楽部
• 生物同好会
• パソコン同好会
• 茶華道同好会
• 図書局
• 放送局
• 報道局

小樽水産高校が輩出した有名人・著名人

• 木村盛武（野生動物研究家）
• 藤沢良一（元ノルディックスキー選手）
• 升田重蔵（元寿都町長）

小樽水産高校へのアクセス方法