北星学園大学附属高校

北星学園大学附属高校の特徴

北星学園大学附属高校は、札幌市厚別区にある、学校法人北星学園が運営する北星学園大学の附属高校です。

キリスト教の価値観に基づいた教育を行っており、3年間を通してグローバルな思考へと導く総合学習プログラムが用意されています。

ホームページにも「それぞれの個性はそれぞれに素晴らしい。自分楽しく輝くために。」と記載されており、一人一人の個性を尊重する校風が特徴となっています。

クラブ活動も豊富で、体育系9種・文化系11種が活動しており、学問と運動の両方を尊重した学校生活を送ることができます。

また、附属高校である本校から北星学園大学への進学率も高く、毎年3人に1人の割合で内部進学しており、約100名の指定校推薦枠が用意されています。

年間行事の学園祭となる「フィリア祭」は一般公開もされ、本格的な設備で度々話題となります。

なお、北星学園大学附属高校を出身とする有名人・著名人には、ファッションデザイナーの浅野琢也さんや、サッカー選手の新居辰基さんがいます。

北星学園大学附属高校の主な進学先・就職先

北星学園大学附属高校の卒業生は、多くが大学や専門学校などに進学しています。

国公立大学では北海道大学・小樽商科大学・北海道教育大学・室蘭工業大学・公立はこだて未来大学・釧路公立大学など、私立大学では、北星学園大学・北海学園大学・藤女子大学・天使大学など、多くの生徒が進学をしています。

この中でも、大学附属高校という性質上北星学園大学への進学率が高いのは大きな特徴といえます。

また、国際基督教大学（ICU）や青山学院大学といったキリスト教同盟校への進学実績があります。

「10年後の自分が何をしているのか」を視野に入れた進路指導によって、生徒の可能性と夢の実現に向けて最大限の指導を行っています。

北星学園大学附属高校の入試難易度・倍率

北星学園大学附属高校の偏差値は、特別進学コースが59、進学コースが47で、いずれも簡単には合格できる高校ではありません。

例年、偏差値とランクは前後しますが、受験するコースによって入試難易度が異なります。

特に、特別進学コースの場合、北海道内の平均偏差値から5人に1人の割合（18％）での合格率となり、狭き門となります。

なお、募集人数は特別進学コースが35名・進学コースが220名の計255名です。

北星学園大学附属高校に合格するために

北星学園大学附属高校の入学試験は、一般入試・専願入試・推薦入試の3種類あります。

一般入試では面接はなく、個人調査書の書類審査と、国語・数学・英語・理科・社会の学科試験（各50分・100点満点）により合否が判定されます。進学コース・特別進学コースともに同じ問題が出題されます。

日頃の学校での授業を理解しておくことは勿論のこと、足りない学力は塾や家庭教師をつけて補うようにしましょう。

専願受験では、個人面接・個人調査書による書類審査及び国語・数学・英語の学科試験（各40分・100点満点）により合否が判定されます。こちらも進学コース・特別進学コースともに同じ問題が出題されます。

推薦入試では、個人面接と個人調査書・推薦書の内容により合否が判定されます。

なお、合否基準は学校ホームページに記載がありますので、受験を考えている方は参考にするとよいでしょう。

いずれの入試形式でも、北星学園大学附属高校の入学にはしっかりとした生徒像であることが大切になりますので、学力だけでなく人間性も高められるような中学生活を送るようにすると良いでしょう。

また、合格発表については北星学園大学附属高校のホームページで発表されます。合否通知書は送付されますが、電話での対応はしていません。

大成会塾長のコメント

大成会塾長

池端 祐次

北星学園大学附属高校の大学入試状況は、北星学園大学(本校推薦枠は約100名)への進学が毎年70名前後となっており、 3人に1人の割合で北星学園大学へ進学しています。
私自身も野球部・サッカー部・バスケ部が強いというイメージよりも、高大一貫の学校というイメージが強く、北星学園大学への進学においては、他の高校に比べても非常に有利ではないかと思います♪

ICU、青山、明治学院などにも指定校推薦枠がある為、学校内での試験や評定が大きく関わってくる為、大成会では高校受験のみならず、高校進学後も対策を万全におこなっています。入学した３年間が非常に進路を左右する為、高校での対策をご検討の方は是非大成会の授業を体験してみてください！