東海大学付属札幌高校

東海大学付属札幌高校の特徴

札幌市の南区にある東海大学付属札幌高校は、全日制の私立高校です。「東海札幌」「東海大札幌」などの略称で呼ばれています。

設置学科は普通科のみで、特別進学コース・総合進学コースの2コースが設置されています。

部活動が非常に盛んで、バレー部やバスケ部、吹奏楽部など様々な部活が全国大会で活躍しています。

スポーツ選手や芸能人などの著名な出身者が多いことでも知られています。

東海大学付属札幌高校の主な進学先・就職先

大学進学率は9割を超えています。東海大学の付属高校ですので、生徒の約半数が東海大学へ進学、残り半分が他の進路を選択しています。

東海大学へは希望者全員が進学可能となっています。

他大学への進学に関しては、北海道大学・北海道教育大学などの国公立大学や、早稲田大学・東京理科大学などの有名私立大学への進学実績があります。

例年5%から10%程度の就職希望者がいますが、多くは市役所、警察官、消防士などの公務員就職となっています。

東海大学付属札幌高校の入試難易度・倍率

東海大学付属札幌高校の倍率は毎年1倍程度となっており、競争率はそこまで激しくありません。

コースによって偏差値が異なり、国公立大学・難関私立大学をめざす特別進学コースは59、大学進学を目指す総合進学コースは50程度となっています。

特別進学コースは偏差値が高めですので、公立の進学校を目指せる程度の学力が必要になります。

総合進学コースは基本的な問題が解ける学力があれば比較的合格しやすいといえます。

東海大学付属札幌高校に合格するために

東海大学付属札幌高校は、推薦入試と単願入試・一般入試の3形式で入試が実施されています。

推薦入試では書類審査と面接によって合否判定を行います。私立高校ということもあり、スポーツや芸術などで実績のある学生を積極的に呼び込んでいます。大会やコンクールでの実績がある方は推薦入試に挑戦してみても良いかもしれません。

調査書での書類審査もありますので、普段の学校のテストにも力を入れて取り組みましょう。

単願入試は1月と2月の2回実施され、調査書の他に1月は国語・数学・英語の3教科（各30分・各50点満点）、2月は理科と社会を加えた5教科（各50分・各100点満点）の学科試験が実施されます。

単願入試は非常に難易度が低く、Hランクで合格する人もいます。高校進学を考えているけれど、学力的に難しいと考えている場合は単願での受験をおすすめします。

一般入試は調査書での書類審査の他、学科試験（国語・英語・数学・理科・社会の各50分、各100点満点）が行われます。公立高校の滑り止めとして受験する学生も多いようです。

倍率は1倍前後で競争率も高くありませんので比較的合格しやすい高校ではありますが、受験対策は必ずしておきましょう。過去問を入手して、事前に問題傾向を把握しておくことが大切です。

一部の道立高校と異なり傾斜配点などはありませんので、5教科まんべんなく点数をとれるようにしておくことが大切です。

時間配分も大切になってきますので、実際に50分ずつ時間を計って過去問に挑戦してみましょう。

大成会塾長のコメント

大成会塾長

池端 祐次

「東海第四」この呼び名の方が馴染みがある方も多い事でしょう。今は東海大学付属札幌高等学校という名前に変更し、東海大学の付属高校となります。
東海大学は日本一の学部数を誇る事で有名ですね♪その東海大学へは希望者全員が東海大学へ進学することが可能という高大一貫としての大きなメリットもあり、実際に半分の卒業生は東海大に進学しています。

就職は5％から10％ほどで、多くは市役所、警察官、消防士、自衛隊など公務員がほとんどです。

国公立大学を目指す特別進学コースも用意され、大学進学で選ぶなら東海大札幌と言われる事も多いです♪

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