札幌手稲高校

札幌手稲高校の特徴

札幌手稲高校は、札幌市手稲区と石狩市の境界近くにある全日制・普通科・単位制の公立高等学校です。

校訓は「継続は力なり」で、何事も諦めずに頑張る事でやがて実を結ぶという事を生徒たちに教えています。

キャリア学習のため1年次に行う「職業体験・就業体験（インターンシップ）」や、2年次に大学での「学び」を体験する「学び探究ゼミ」など、将来設計のための学習に重きを置いています。

通学について、手稲区内や石狩市から通う生徒は自転車を利用する場合が多いですが、冬や自転車では通えないところから通おうとするとバスなどの公共交通機関の利用が必須になります。

住んでいる地域によっては地下鉄やJRから乗り継いで通うことになるため、交通費がある程度かかるということを予め確認しておきましょう。

札幌手稲高校の主な進学先・就職先

札幌手稲高校の生徒の多くは、大学へ進学します。

主な進学先は、国公立では北海道教育大学・室蘭工業大学・小樽商科大学・北海道大学などです。

一方私立大学では北海学園大学・藤女子大学・北星学園大学・北海道医療大学などがあります。

中でも北海学園大学は最も多くの生徒が合格しており、2023年度のデータでは110人以上の生徒が合格しています。

その他には、数は多くありませんが看護系の専門学校や、公務員などに就職する生徒もいます。

札幌手稲高校の入試難易度・倍率

札幌手稲高校の偏差値は60で、道内でも中堅～上位の難易度になります。

2024年度の倍率は、一般入試が1.18倍・推薦入試が1.42倍となりました。

募集人数は320名で、推薦入試の倍率は定員の約20%となります。

推薦枠の要件としては、
「高い目的意識を持ち、大学進学等に向けた発展的な学習に取り組む学習意欲にあふれた生徒」
「スポーツ・芸術・生徒会活動等に積極的に取り組み、大学進学等に向けた学習との両立を図る活動意欲にあふれた生徒」
のいずれかに該当する生徒となっております。

札幌手稲高校に合格するために

札幌手稲高校の入試には、一般入試と推薦入試の二通りがあります。

北海道の中では中堅クラスの進学校となりますので、合格への道のりは簡単な事ではありません。

目標へ向けて計画的に学習に取り組み、日頃から予習・復習を行うように心掛けておきましょう。

受験の難易度も決して簡単な部類ではありませんので油断は禁物です。

基本となる5教科（国語・数学・理科・社会・英語）の中で苦手な科目などがあれば、克服できるよう特に集中的に勉強しておきましょう。

また、通っている学校の先生などから、札幌手稲高校の情報を収集しておくと良いと思います。

また、同級生などで同じ手稲高校かランクの近い高校受験を受けようとしている人がいれば、切磋琢磨しあうと良いでしょう。

ただ、学力のみで受験に合格する自信がない場合は、推薦入試や個人調査書などによる受験も可能です。

推薦入試を狙うにしても、試験対策はしっかりとやっておきましょう。内申点に影響のありそうな行動などには注意が必要です。

基本的な事ですが、一人の人として、誰かを思いやり助け合う気持ちが大切になってきますので、日頃から意識をするようにしておくように心がけておきましょう。

試験当日まで油断はぜず、苦手な部分は繰り返し見直すのも忘れないようにしましょう。

大成会塾長のコメント

大成会塾長

池端 祐次

札幌手稲高校は毎年のように100名以上の現役国公立大学合格者を輩出する安定した学校です。

現役と過年度生合わせて30名弱程度が北海道大学に進学し、札幌圏では小樽商科大学や北海道教育大学、道央圏では室蘭工業大学、青森県の弘前大学など地方国公立大学へ進む生徒が多いようです。
特に小樽商大の合格者数は、長年に渡って全国1位を堅守していた。平成24年度には現役国公立大学合格者数168名に達し、全道一となったことも。

また学校の周辺には、住宅や駅ばどが無く自然に囲まれた学校で、今まで何度も通りがかった事がありますが、生徒さんの雰囲気など、とても好印象です。

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