厚岸翔洋高校

厚岸翔洋高校の特徴

北海道厚岸翔洋高校は、1941年に設立された全日制の公立高校です。全道唯一の普通科と水産科（海洋資源科）の併設校で、海洋資源科は全国から入学生を募集しています。「一視同仁」「精励恪勤」を校訓のもと、1年生のミックスホームルームでは科目「水産海洋基礎」を履修し、北海道の大型実習船を使用した1泊2日の「体験乗船」を実施するなど、「海」「船」「魚」について学習しています。海洋資源科には、水産業で活躍するスペシャリストを育てる「生産コース」と船舶料理士や観光及び食品関連事業で活躍するスペシャリストを育てる「調理コース」があるのが特徴的です。国際交流にも積極的で、海洋資源科では長期乗船においてパラオ寄港時にパラオ高校の生徒と交流したり、普通科では、隔年で2名の生徒が厚岸町の姉妹都市であるオーストラリアのクレランス市を訪問し、交流活動を行っています。

厚岸翔洋高校の主な進学先・就職先

厚岸翔洋高校の卒業生のほとんどは就職希望です。水産業の専門科目を学べるので、そのまま家業を継いだり、道内漁業などへの就職が多いです。進学希望者もなかにはいて、主な進学先は釧路公立大学、北海道教育大学釧路校などの国公立大学や、北翔大学、北海道情報大学や北海商科大学などの私立大学です。他にも、文科省管轄外の大学校として、水産大学校や、海上技術短期大学へ進学する生徒もいます。2018年度の進路状況は、大学進学が4名、短大進学が2名、専門・各種学校が12名、就職が12名です。

厚岸翔洋高校の入試難易度・倍率

厚岸翔洋高校の偏差値は普通科が41、海洋資源科が39ですランクはG～Fクラスに相当されます。2018年度の一般入試倍率は、普通科で0.5倍、海洋資源科で0.8倍と、近年定員割れしている傾向にあります。偏差値と倍率を考えると、難易度はそこまで高くないといえます。

厚岸翔洋高校に合格するために

一般入試での学力検査は参考書などで中学校で学んだ内容を5教科しっかり復習を行いましょう。そして、基本問題を繰り返し解いていき、自分の苦手分野を克服できるように取り組みましょう。基本問題がおおよそ解ければ合格圏内です。しかし近年定員割れしていますが、油断は禁物です。競争率が上がることも視野に入れて、本番を想定した過去問・模試を受けるなどして、余裕をもった状態で試験当日に臨めるようにしっかり準備することが大切です。面接では、厚岸翔洋高校の校風について聞かれたり、自分がどんな学校生活を送りたいかなどを聞かれる可能性があります。学校について下調べをしたり、自分の考えを簡潔に話せるように準備・練習しておきましょう。また、試験当日は異様な緊張感が感じられるので、体調管理、時間に余裕をもって行動するなど、試験に集中できる環境づくりもしておきましょう。

厚岸翔洋高校の部活・クラブ活動

■運動部

• 野球部
• バスケットボール部
• サッカー部
• バドミントン部
• 柔道部
• 卓球部
• 陸上部

■文化部

• 軽音楽部
• 茶華道部
• ボランティア部
• 吹奏楽部

■同好会

• パソコン同好会
• 水産研究同好会
• 英語同好会

■外局

• 新聞局
• 放送局
• 図書局

厚岸翔洋高校が輩出した有名人・著名人

不明

厚岸翔洋高校へのアクセス方法

くろしおバス　霧多布線　厚岸翔洋高校下車