高校を中退しても大学受験に合格できる!

中退しても大学受験に合格できる!
「ついていけない」が絶対にない札幌の学習塾「大成会」詳しくはこちら

様々な理由があり高校を中退した方は多くいます。ただし一方で「それでも勉強は続けたい」と考える方も多く居ます。中には「高校を中退したけど、再チャレンジして大学に通いたい」と考える方も居るでしょう。
本日はそのように考える方に向けて「中退生の大学進学支援」をテーマに執筆いたしました。高校をストレートに卒業するルートと比較すると多少大変ではありますが、不可能な話ではありません。
本記事の情報をご覧になり希望を持っていただければと思います。

高校を中退したけど大学で学びたい

学ぶ意欲があるという事は大変素晴らしいものです。
学びを重ねることで人間に厚みができ、幅広い視野を持つことが出来ます。
日本では全ての人にあらゆる機会で学ぶことが出来るように法律や設備が出来ており、高校を中退した人が大学へ進学するための受け皿も確保されております。
まずは高校中退に関するデータを確認し、みなさんが置かれている状況について客観的に理解するようにしましょう。

毎年30000人の高校生が中退を選択する

佇む女性文科省が発表している「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、全日制高校では例年30,000人ほどの高校生が中退を選択しています。
高校生は全国に300万人ほどいるので、統計的には1%の生徒が中退を選択しています。
300人の生徒がいる学年であれば単純計算で3人が中退を選択する計算です。
30人クラスですと約3クラスに1人です。

ただしこの統計はあくまでも「実際に中退を選択した生徒」の割合であり、中退をしようか迷っている生徒などのデータではありません。
そのため潜在的な中退生は実際にはこの数値以上に居ることと思われます。
高校を中退しようと考えている人でも実際に行動へ移すパターンは非常に少ないです。
その理由は「中退を選択したことによるデメリット」と天秤にかけて検討する必要があり、その部分で思いとどまる方が殆どだからです。
そのため実際に高校を中退した30,000人あまりの方は強い覚悟や重大な理由をもとに中退を選択したと考えることも出来ます。
ともかく中退を選択する高校生は、全高校生の1%ほどの人数であることや思いとどまった潜在層が居ることは頭においておきましょう。

ここまでのデータをご覧いただき「意外と中退を選択する人は多いんだな」というような印象を抱かれた方も少なくないのではないでしょうか。
100人に1人です。
学年が100人規模であったとしても1人は中退を選択する計算です。
実際にはそこまで1学年の人数が少ないケースは稀なので、やはり1学年で2〜3人の中退者が出ることも大いに考えられます。

高校中退の理由で多いものは「学校に適応できないから」

思い込みそれでは中退を選択した方の意見を覗いてみることにしましょう。
上記の同調査には中退者が中退を選択した理由についても情報が掲載されています。
その情報によると最も多い中退の理由は「進路変更」で全体の35.3%。
その次に多いのが学校生活や学業への不適応で34.2%。
この2択が最も多く、その他の理由については一桁台となっています。
経済的な理由や家庭の事情によって中退を選択するケースも多く、様々な理由が伺いしれます。

進路変更とはすなわち「現在在籍している高校を中退して、別の学校に入学すること」を指します。
中退を選択した高校生の場合、多くのケースで通信制高校を選択する事が多いです。
それは現在取得している単位をそのまま持ち越せることや、通信制高校の場合は基本的に在宅や少人数での授業が多いことから選択されるという理由です。
クラスメートと馴染むことが出来なかったり、いじめなどの理由によって不登校になってしまうようなケースであると進路変更を理由に中退という選択がなされると考えられます。

その次に多い「学校生活や学業への不適応」で中退を選択する場合、原級留置(留年)を言い渡されて選択するケースが多いです。
朝が弱かったり満員電車が辛かったりして学校に通うことが出来なかった場合や、勉強が苦手もしくは勉強をしたくないと考えていた高校生の皆さんがこのような理由で高校中退を選択しています。

上記のような理由が中退理由の大半を占めることから予測すると、多くの場合では「不登校」「いじめ」「学業不振」などどれも仕方の無い理由である事が分かります。
様々な意見はあるでしょうが、これらは学校側にも多少責任がある事です。
特に不登校は現在では「どの生徒にも、いつでも起こりうる事だ」と学校現場では認識されているので、それに対処できなかった学校側にも問題があります。
当然の事ですが、だからと言って学校側に全て責任があるということでは無いことに留意して下さいね。

日本では学ぶために年齢は関係ない

ひらめき我が国では「学びのセーフティネット」なるものが用意されています。
すべての人に学ぶ機会を、あらゆる場所に学ぶ事のできる施設をという事がその本意ですが、高校を中退しても学びの門戸が開かれている事は大変ありがたいものです。

すなわち「希望すれば誰でも大学へ進学する事が出来る」という事ですが、それではどのようにして高校中退から大学進学を勝ち取ることが出来るのでしょうか。
その手立ては2通り存在します。
1つ目は「高校を卒業する事」です。
全日制高校であっても進学し直すという事は出来ますが、通信制高校のほうがハードルが低く、様々なバックグラウンドを持った人と交流する事が出来るのでお薦めです。
また全日制高校は一般的に15歳からカリキュラムを始められるように校則なども整備されているのでアルバイト禁止や自動車免許取得禁止など制約が多いことも確かです。
そのようなことから通信制高校や定時制高校への進学を検討すると良いでしょう。

もう一つの手段は「高等学校卒業程度認定試験に合格する」事です。
こちらは不透明な部分も多いと思われますので以下で少し解説しますが、俗に言う「高認」や「大検」です。
これらの資格を取得する事で大学への出願資格を得ることが出来ます。

こちらは2日間にわたる日程で試験を受け、それに合格する事で高校卒業と同等の学力を持っているということを担保してもらう制度となっています。
すでに働いており高校へ通う時間がなかったり、学費を払うことが出来なかったりするパターンで選択される事が多いようです。
一応、高校へ通うにも奨学金と呼ばれる制度がありますが、日本では実質借金と同じですのでここでは割愛しています。
次ではこの高等学校卒業程度認定試験について解説します。

「ついていけない」が絶対にない札幌の学習塾「大成会」詳しくはこちら
「ついていけない」が絶対にない札幌の学習塾「大成会」詳しくはこちら

高等学校卒業程度認定試験について

高校を中退してしまった方にとっては最も耳にする「高等学校卒業程度認定試験」(以下高認)ですが、制度まで詳しく知っている人は多くありません。
高認は「高卒と同程度も学力を持っている」ことを認定してくれる資格です。
文部科学省が主導しているので信頼性も非常に高いことが知られています。
大学の入試を受験する為には高卒の資格もしくは大学独自の基準がある場合はその基準が適用され、はじめて受験が許可されます。
制度がしっかりしており、敷居が高いとされている高認について正しく学びましょう。

出題範囲は学習指導要領に則っている

ひらめき当たり前と言えば当たり前ですが、高認の試験問題は学習指導要領に則って作成されています。
もっとわかりやすい言葉でいうと「学校の授業を基に問題が作成されている」ということです。
つまり高校で学ぶこと以外は出題されません。
科目も高校で学ぶことが出来るものに限定されているため、プログラミング技術や経営のコツなどの教育課程にないものは残念ながら役立てる事はできません。

一方で教科書に書いてある内容をきちんと理解していれば高認はさほど怖いものではありません。
高校卒業から時間が経っている場合は新たに教科書を買い直す・学び直すといった事が必要になってきますが、意外と大変なことではありません。
高校を退学してしまった以降の学びについては新しく学ぶ必要があり時間がかかりますが、きちんと机に向かい一問一問取り組めば何とか身につけることが出来るでしょう。

高認資格を得るために必要な受験科目は最低8教科
皆さんの科目の選び方によっては10科目になる場合もあります。
英語・国語・数学は必修。社会からは地理歴史から2科目、公民から1科目、もしくは2科目、理科からは2科目もしくは3科目から選択する必要があります。
公民と理科についてはそれぞれ「現代社会」「科学と人間生活」という科目を選択するとより少ない受験科目数で受験できるようになっています。

時期は夏と秋の2回

試験会場高認の試験は全国各地で行われます。
例年4月と7月に願書の配布が開始されそれぞれ8月、11月に試験が行われます。
結果の発送は試験後1ヶ月ほどで行われ結果を知ることが出来ます。
スケジュールは文部科学省のHPで随時更新されているので検討中の方は以下のリンクからご覧いただけます。
願書は各教育委員会で取り扱っているほか、電話やインターネットで請求することも可能なので安心です。

なお日程は連続した2日間で組まれており、出願する科目上、両日受験する必要があります。
試験は午前9時から午後5時まで行われます。
まとまった時間を取ることが必要なので、現在就業中の方は早めに休日の確保や勉強を始める必要があります。
日程は変更できませんのでよく確認するようにして下さい。

※参考:文部科学省「高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)」

情報が多く閲覧が大変ですがページ中部の「8. パンフレット」からわかりやすい資料がご覧いただけます。
時間のない方や説明が分かりにくかった方は参考にしていただくと良いでしょう。

何回でも受験できて合格科目は累積できる

ポイント高認の強みは「一度に全ての科目で及第点を取る必要はない」という点です。
通常、入試や検定などの試験は一度きりの開催で全ての試験で合格点を取る必要がありますが、高認は科目毎に合格・不合格を通知してくれます。
そのため一度合格した科目は累積でき、もし他の科目が不合格だったとしても次の試験で合格を取り直すという事が可能です。

受験料も受験科目によって変化するので、経済的にも高認を取りやすくなっています。
具体的には7科目以上での受験は8,500円、4〜6科目受験の場合は6,500円、それ以下の場合は4,500円での受験となっています。
お金がかからないに越したことはありませんが「あと2教科が残っている」という場合でも最高額の8,500円の約半額で残りの科目が取り直せると考えるとお得です。

「時間がなく今回は三教科だけ受験がしたい」という場合でも、その三教科を選択して受験する事が可能です。
そのためまずは必修科目の3教科を受験してみて、その次の回に残りの高卒認定科目にチャレンジするということも可能です。
そのようにして規定の単位を取得することでようやく殆どの大学への出願資格を得ることが出来ます。
大学では様々な年代・カルチャーの人が学んでいます。
そのため通学するにも抵抗を感じることはほとんど無いでしょう。

大成会ではすべての子に学ぶ機会を

当塾では学校以外の場所にも学ぶ機会を提供すべきだと考えています。
何かしらの理由があり学校へ行くことの出来ない子どもの皆さんに向けて当塾では不登校専門のサポートコースを設定しております。

通塾の間隔は週に1回から3回を設定しており、一回の授業時間は90分と120分からお選び頂けます。
この不登校専門サポートコースは札幌市内では当塾のみが行っており、当塾の強みでもあると考えています。

不登校専門サポートコースのある大成会へ

大成会ではプロフェッショナルな指導技術を持つプロ講師と北大生講師が皆さんの学習をサポートしております。
小中学生、高校生と年齢の近い北大生講師だからこその親近感やプロ講師の確かな指導によって好評を頂いております。
特に不登校になってしまった子どもにとっては北大生の講師は大変親しみやすいのではないでしょうか。
同年代ではないが、年齢が離れているわけでもない勉強が出来る頼れるお兄さん・お姉さんという感覚でストレスフリーに通塾していただけるはずです。

当塾では「学校授業のフォロー」「高校入試攻略」「高卒認定」すべての対策が可能です。
一般的に不登校になってしまった子どもは高校進学を諦めるか、通信制や定時制の高校へ出願する事になります。
保護者の方にとっても子どもにとっても「不登校という理由だけで、本来の志望校を諦める事は不本意だ」とお考えになるはずです。
当塾は不登校から開成高校へ合格者を輩出した実績を持っており、不登校だからと言って進路を諦める必要はないと考えています。
理由があり学校へ行くことの出来ない子は大成会にお任せ下さい。

チーム個別指導のイメージ・イラスト当塾では「チーム個別指導」を採用しています。
これは集団指導の「教科専門講師である強み」と個別指導の「キメの細やかな指導」のいいとこ取りであると自負しております。
各教科専門の講師がチームを組んで子どもの学習をサポートするというチーム個別指導ですが、それにより様々なメリットが生じます。
講師陣がチームで指導にあたるため他の講師が気づかなかった「気づき」をチームで共有する事ができます。
そのため一人の専属講師が勉強を見るよりも子どもの個性を大切にした指導が行なえます。
また教科ごとに専門の講師がつく事により、より理解しやすいプロフェッショナルな授業を行うことが可能です。
このチーム個別指導は全国的に見ても珍しく、大成会の大きな強みであると言えます。

※参考:当塾HP「不登校専門サポートコース」

学びの場は学校だけではない!札幌市内に3教室

当塾は札幌市内に3教室を展開しています。
教室数は決して多く有りませんがその分、密に面倒を見ることが出来ます。
南北線・南北線・東豊線それぞれの地下鉄沿線に教室を構えておりますので乗り換えの心配はありませんし、駅から各教室までも近いので冬の通塾にも便利です。
東西線は西28丁目駅直結で2020年3月に開校した新しい教室です。
南北線は北18丁目駅から徒歩5分ほど。
東豊線には元町駅から徒歩すぐの位置に教室を構えています。
それぞれの地下鉄線沿線に教室を持っていますので通塾にも大変便利です。

学校に通えていないという事は学校の仲間と馴染めていないという可能性も大いに考えられますので、少し離れた立地であってもメリットになります。
校区から離れた環境で安心して勉強する事が出来るという強みも当塾では兼ね備えております。

当塾生徒の第一志望校合格率は約7割で、もし第一志望が叶わぬ夢となっても第二志望校への合格率は100%を誇ります。
当塾のHPをご覧いただくとおわかり頂けますが、第一志望への合格率が100%に達する年もあり、平均的には例年9割ほど第一志望の高校へ送り出しています。

※参考:当塾HP「合格実績」

小中高に対応しておりリーズナブルな価格設定

ポーズをとる女性当塾は札幌市内では比較的リーズナブルな価格設定で高品質な授業を行わせて頂いています。
90分コースでは週一回のプランで8,900円、週二回のプランで17,800円、週三回のプランで26,700円。
一回の授業が120分のコースでは週一回のプランで11,000円、週二回のプランで21,000円、週三回のプランで31,500円となっています。

不登校となると「出席日数が足りないからランクの高い高校に行くことは出来ない」と悲観してしまいがちですが、決してそうではありません。
当塾を学校のように活用し、内申ランクがJでも開成高校へ進学した実績があります。
人一倍努力をすれば自分の道を自分で開く事が可能です。
更に「逆境でも自分で新たな道を拓く」という考え方を身につけることも可能です。
不登校だからこその状況を逆手に取った強みでもあります。
要するに考え方次第ということにはなりますが、我々は常にそのような前向きな考え方で不登校の子どもをサポートして参ります。

当塾では「きちんと通塾できるか不安」という声にお応えして一ヶ月間の無料体験期間を設定しています。
そのためとりあえず無料で授業体験をしてみて「大成会なら通える!勉強が楽しい」と思うことが出来たらその後はお月謝を頂いて引き続き通塾ください。
子ども一人ひとりに合わせたカリキュラムやスケジュール設定でニーズにも柔軟に対応が可能です。

※参考:当塾HP「不登校専門サポートコースの料金表」

「ついていけない」が絶対にない札幌の学習塾「大成会」詳しくはこちら
「ついていけない」が絶対にない札幌の学習塾「大成会」詳しくはこちら

おわりに:学びは諦めるな!

本記事では「学校生活の躓き」と「学校へ通うこと以外にも拓くことの出来る道」にフォーカスして執筆して参りました。
冒頭でも申し上げましたが日本では学ぶことに年齢制限はなく、また学ぼうとしている人すべてに学ぶ機会が確保されています。
これらは当たり前のように思われるかもしれませんが、ここまで教育が充実している国は世界的に見ても日本が突出しています。
確かに欧州などと比較すると学ぶために多少の金銭負担が生じることは確かですが、それでも日本の教育水準は依然として高いです。

本記事をご覧の皆さんも是非もう一度学びに向かってほしいと願っています。
訳あって志半ばに自身の夢を諦めてしまった皆さんにも学び直しの道は用意されています。
これらを活用しない手はありません。
また現在学校での生活がうまくいっていない子どもを抱えた保護者の皆さんは一度当塾にご相談下さい。
学校に行けないからという理由のみで子ども自身の将来が縛られるのは大変もったいないです。
当塾では不登校の子どもに対しても広く門戸を開け、真摯に学習支援を行って参ります。

「ついていけない」が絶対にない札幌の学習塾「大成会」詳しくはこちら

この記事を監修した人

チーム個別指導塾
「大成会」代表
池端 祐次

2013年「合同会社大成会」を設立し、代表を務める。学習塾の運営、教育コンサルティングを主な事業内容とし、札幌市区のチーム個別指導塾「大成会」を運営する。「完璧にできなくても、ただ成りたいものに成れるだけの勉強はできて欲しい。」をモットーに、これまで数多くの生徒さんを志望校の合格へと導いてきた。

「大成会 西18丁目教室」
教室長
日野浦 大河

2017年北海道教育大学卒、中学・高校の社会科教員免許保持。現在は2023年8月にオープンした「大成会 西18丁目教室」の教室長を勤める。家庭教師時代の経験から、成績の伸びを決める一番大きなものは生徒さん自身のやる気であると痛感し、そのやる気を刺激する方法を日々模索している。


\この記事をみんなにシェア!/
公開日:2020年10月15日 更新日:2024年2月28日  
もう1記事いかがですか?
「ついていけない」が絶対にない札幌の学習塾「大成会」詳しくはこちら

札幌に特化した塾「大成会」へ、お気軽にご相談ください!

Copyright © 2017-2024 札幌市の学習塾「大成会」. All Rights Reserved.