自宅で勉強に集中できない三大原因とは?対策を紹介

自宅で集中できない三大原因
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家で勉強をしているとどうしても眠くなる、youtubeばかり観て気づいたら夜になっていた、といったことで勉強できないと悩んでいる人がいます。

これについては、自宅だからこそのデメリットが顕在化しているため、といえます。

今回は、自宅で勉強することのデメリットとその対策に焦点を当てて解説していきます。

周りの目がない

監視するイメージ自宅の勉強の特徴として、まず周りの目がないというのが挙げられます。
たとえば図書館や予備校の自習室で勉強をする場合、他人の目があります。

あの人自習室に来てからずっとスマホばっかりいじってる、もう1時間以上も机につっぷして寝てる、などと思われるかもしれません。

このような意識が、人の中にいると潜在的に生まれるために、半強制的に勉強をしなければ、という意識が働きます。
しかし自宅の自分の部屋では、周りの目がないために緊張が生まれにくく、もってリラックスしすぎて、安穏としてスマホをいじったり、ベッドへ横になったりしてしまいます。

特に自宅にいるとスマホだけではなく、パソコンやテレビ、ゲームと自分が好きなことをすぐにできる環境が整っています。
いわば誘惑の宝庫なわけです。

対策

環境を変える

自宅にいるとどうしても勉強できない、という場合には、環境を変えるのが1つの有効な方法です。

■図書館などを使う

それこそ、公共の図書館や予備校の自習室を利用します。

周りの雑音が気にならないタイプの人は、カフェやネットカフェを利用するのも良いでしょう。

■リビングで勉強する

外に出なくても、自宅のなかで環境を変える方法もあります。
たとえば、リビングで勉強をします。
リビングとダイニング、キッチンがつながっていれば、母親などの目があります。

自分が受験生なのに勉強もせずテレビを観ていれば突っ込まれますし、寝ていれば指摘されたり、起こされたりします。

このように、自宅のなかでもあえて家族の目があるところに身を置くのも、良い対策になります。

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日光や外気に触れられない

差し込む日光他に自宅での弊害として、外の空気に触れられないことが挙げられます。
特に浪人生で予備校や塾に通っていなかったり、通っていても週に2、3日夜だけ、というときには、ほとんどの時間を家の中で過ごすことになります。

人間は、日の光の下に出たり、外に出て空気を取り込まないと、心が沈んできたり、肉体的にも省エネモードに陥ったりしやすいです(※)。

※参考:医療社団法人平成医会 セロトニンの増加が心身に及ぼす効果 日光とセロトニン

客観的に人間の生活をイメージしてみると分かりやすいです。
毎日朝起きて学校に通い夜勉強をする生活をしている人と、一日中家にこもってじっと机に向かって勉強をしている人とでは、どちらが明るく朗らかな精神状態をしていそうでしょうか。

なんとなく、家にこもっている人のほうが、暗くてストレスを溜め込み、ダークな感じがします。
自分ではそんなふうになるつもりがなくても、上述のように人間はその構造的に、日の光や外気が身体、心の健康に照らして必要です。

精神的ストレスが大きい

明日も明後日も家のなかでずっと勉強、というのはあまりにも辛く、先の見えない暗いトンネルをただ足元だけを見て歩いているようです。

この状況が途方もなく苦しくて、勉強をおざなりにして楽しいテレビや漫画、ネットゲームについ時間を費やしてしまいます。

対策

外で勉強する日を作る

これへの対策は、環境を変えるのがもちろん良い方法です。
毎日家で勉強をするのではなくて、一日おきに図書館や自習室と自宅を使い分けるなど、外に出て勉強をする日を作ることで、だいぶ心持ちが変わってきます。

メリハリが出て、気持ちも明るくなり、勉強をはかどらせることにつながります。

朝ランニングをする

完全に環境を変えなくても、ルーティーンのなかに外に出る時間を組み込むのでも有効です。
たとえば、朝のランニングを日課にすることです。

まず朝起きたらトレーニングウェアに着替えて朝日を浴びながら近所をランニングして汗を流します。
その後、自宅で熱いシャワーを浴びた後、いざ勉強を開始します。

これをするだけで、だいぶ状況は変わってきます。
客観的にみても、朝のっそりと起きだして、顔も洗わず歯も磨かずにとにかく勉強が大事だと机に向かう人と、朝一番に快活にランニングで汗を流し、さらに身体を綺麗にしてさっぱりしてから勉強を始める生活の人では、やはり後者のほうが清々しくいかにも健康そうです。

朝日+運動により、身体やメンタルが省エネモードから開放されて、スイッチが入った状態で勉強に入っていけるのがメリットです。

無酸素運動を取り入れる

運動としては、ランニングなどの有酸素運動の他、無酸素運動を取り入れるのもおすすめです。
特に男子の場合、テストステロンという活力を漲らせるホルモンが無酸素運動によって多く分泌されます(※)。

※参考:大東製薬工業株式会社 【ヘルスケア情報】男性ホルモン テストステロンについて

テストステロンはモテホルモンとも呼ばれていて、アンチエイジングの効果もあるといわれています。

自宅で勉強をしていると、図書館などへの移動もないことから、筋力が衰える傾向があります。
テストステロンが減退して、それがやる気のない外見、中身へと変えてしまいます。

適度に無酸素運動をして、テストステロンを分泌させることが必要です。

■自重トレーニングでOK

腹筋をする女性無酸素運動とはつまりは筋トレです。
何も重たいダンベルを用意しなければならないわけではありません。
自重トレーニングといって、器具を使わず、自分の体重を負荷にするもので大丈夫です。

たとえば、スクワットや腕立て伏せ、腹筋が基本です。

自重トレーニングのやり方については、youtubeで多くの解説動画がアップされていますから、これを参考にします。

以下のチャンネル(トバにしフィットネス)は筋トレをあまりやったことがない人でも気軽に始められるような、負荷の軽い種目が紹介されています。
たとえば、腕立て伏せは膝をつきながら、スクワットは壁を使いながらなので、苦手な人も容易です。

・腹筋

【4分】腹筋強化インターバルトレーニング

・腕立て伏せ

腕立て伏せ4種でタバタ式トレーニング

・スクワット

スクワット初心者向け4分間トレーニング!

自宅で勉強がマンネリになってきて眠気が絶え間なく襲ってきたら、筋トレをしてテストステロンを分泌させ、新たな活力とともにやる気スイッチをオンにするのが良い方法です。

近所の雑音がある

自宅で勉強をしていると近所の雑音が気になることがあります。
これは、特に浪人生や、高三生で平日学校に行かなくても良い日が出てきたときに感じやすいです。

道路族による騒音被害

叫ぶ子ども昼間家にいると、近所の騒音を感じる学生がよくいます。
たとえば、子どもの遊び声などです。
ひと昔前から、道路で親が子どもと一緒になって大騒ぎをして遊ぶことが社会問題になっています。

本来、道路は遊ぶ場所ではなく、しかし我が物顔で遊ぶその近所の家族は、道路族と呼ばれています。
この道路族のせいで、昼間家で勉強をしている受験生がストレスを溜めてしまう例が頻発しています。

小さい子どもで、親のしつけがなっていないと、奇声をあげます。
さらにボールをドンドン突く音は非常にうるさく、勉強に支障を及ぼします。

うるさく遊ぶのは、たとえ道路ではなく自分の家の庭であっても許されません。
やはり近所に困る人がいる、それこそ受験生がいて大事な時間を過ごしている人がいるかもしれない、そういう可能性があれば、親は子ども連れて面倒でも公園に行くべきです。

それができないのは、親の怠慢であり、まして道路で遊ばせるのは法を犯しています。

対策

警察に通報する

110この騒音を撒き散らす道徳のかけらもない道路族への対処としては、一番は通報することです。
道路でボールを遊びをしていて非常にうるさく、さらに車などへの迷惑になっている、ということを伝えれば、警察が指導に来てくれます。

ただ、近所で顔見知りであれば、通報はなるべくしたくない、と思うものです。
特に自分は全く悪くなく、悪いのは完全に道路族だとしても、通報すること自体嫌な気分になってしまう、という人も多いです。

さらに警察に指導されても、何週間か経つとまた性懲りもなく道路で遊び始める家族がいます。
そのときはまた通報すれば良いのですが、そう何度もしたくないと考えるのが普通です。

通報するのも、やはり余計なエネルギー、ストレスがかかるものです。

■緊急でない通報ダイヤル「♯9110」

意外と知られていないのですが、緊急性が低い通報ダイヤルとして♯9110が設置されています(※)。
通報するのは気が引けても、ここで相談するのは割と気楽だと感じる人が大勢います。

※参考:政府広報オンライン 警察に対する相談は 警察相談専用電話#9110へ

道路族に限らず、近所のピアノやドラムの音など、なんでも相談できます。
ただし、電話に出る人によっては対応が良くなく、解決策が見出せなかったという声も聞かれます。

外で勉強をする

道路族として他人に迷惑をかけることをなんとも思わない非常識な家族は、通報して道路を遊びをやめても、また違った形で騒音を出したり、また迷惑行為をするものです。

その都度通報するのは、やはり面倒ですししたくありません。

通報は即効性があり、有効な選択肢です。
ただ、以上のようなわずらわしさもありますから、全く自分は悪くないのですが、近隣の騒音を理由に勉強環境を変えるのもアリです。

■うるさい時間帯に家にいないようにする

子どもが小学校や幼稚園から返ってくる夕方~5時くらいまでうるさいのであれば、その時間に家にいないようにします。

集合住宅や、戸建でも隣家が夜に家のなかで子どもが走り回ったり、ピアノを引きまくっていたりしたら、やはりうるさく勉強に集中できない例があります。

このときも、騒音問題で通報するのが有効です。
しかし同様に通報することによる負担もありますから、それを回避したいのであれば、夜まで勉強できるところを使うのが良いです。

外でやるべき勉強は済ませて、家で子どもの奇声を聞きながら我慢してストレスを溜めつつ勉強をしないようにします。

近所迷惑なことをそれとなく分からせる

特に男の子の高校生で運動部に所属し、身体も大きくなっているなら、いつもうるさい近所とすれ違うときに、それとなくうるさいと思っていることを聞こえる音量で独りごちてみるのも実は良い方法です。

明らかにスポーツができなそうなもやしのような男子が言っても、効果はないどころか逆効果で、余計にうるさくなるリスクがあります。

しかし、強そうな男の子の言葉が聞こえたら、今までより大人しくなる可能性があります。
そもそも騒音を出している加害者は、迷惑をかけている事実にすら気づいていないかもしれません。

こちらがうるさいと思っていることをそれとなく伝えるのは一つの方法です。
しかし、原則として話し合おうとしてはなりません。

道路で騒ぐような人たちは、常軌を逸しているケースが多く、話が通じないことが往々にしてあるからです。

身内に騒音の発生源がいるケースも

家のミニチュア模型このように、自宅だから静かな環境で快適に勉強できるとは限らないわけです。
それこそ、近所以外にも、兄弟姉妹がいて、それが邪魔な存在になる例もあります。

たとえば、隣の兄の部屋からいつまでも大きな音でロックが聞こえてくる、下手でナルシストな歌声が聞こえてきてうざい、といった声もよく聞かれます。

お母さんに注意するようにいっても、親の言うことを聞いてくれないと、どうしようもありません。
当然、家族だから通報をするわけにもいきません。

このときもやはり、騒音のなかでイライラしながら勉強をするよりも、文句を言って兄妹喧嘩をして無駄なエネルギーを使うよりも、とっとと外に行って勉強をしたほうが遥かにはかどります。

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自宅で勉強できない原因と対策についてまとめ

今回は、特に自宅での勉強で集中できない人に向けて、その原因や対策について解説してきました。
周りの目が多かったり、誘惑が多かったりするのが、多くの人の原因となっています。

そのため、家の中でもリビングなど、わざと人の目があるところに行くのが良い方法です。

他に、近所や兄弟姉妹の騒音で集中できないケースもよく聞かれます。
これについては、親や警察に相談したり、自宅ではなく外に出たりなどが、解決策となります。

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この記事を監修した人

チーム個別指導塾
「大成会」代表
池端 祐次

2013年「合同会社大成会」を設立し、代表を務める。学習塾の運営、教育コンサルティングを主な事業内容とし、札幌市区のチーム個別指導塾「大成会」を運営する。「完璧にできなくても、ただ成りたいものに成れるだけの勉強はできて欲しい。」をモットーに、これまで数多くの生徒さんを志望校の合格へと導いてきた。


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公開日:2019年12月23日 更新日:2024年2月28日
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