受験に失敗しても大丈夫!その後の選択肢を徹底解説

受験失敗 その後の選択肢は?
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受験生の皆さんお疲れさまでした。
入試を突破した方も居れば、思ったように結果を残すことが出来なかった方もおられる事でしょう。
本日は第一志望の学校に進学する事が出来なかった皆さんのための情報をご紹介します。
本当に進学したかった学校から不合格を出される事は非常にショックではありますが、スピード感をもって次のステップを踏み出すことにしましょう。

大切なのは切り替える力

ひとまずは入試生活お疲れさまでした。
満足な結果を得ることは出来なかったものの、皆さんの人生全体で考えると決して無駄ではありません。
落ち込む事もあるでしょうが、まずは気持ちの整理をつけることにしましょう。
人によっては「そんな単純なものではない」と思われるかもしれませんが、現実と向き合うことも大切です。
悲しい気持ちは理解できますが、それとは別に「いま何をすべきか」を考える事も同様に大切です。

これから何をすべきか考える必要がある

分かれ道第一志望校に合格することが出来なかった皆さんは、これまで考えてきたプランを変更する必要があります。
思い通りに物事が進まないことは後の人生でもよくある事ですので今のうちに気持ちの切り替えを行う力をつけておきましょう。
基本的に志望校に合格できなかった受験生の皆さんの選択肢としては浪人・就職・滑り止めの学校に進学するの3通りが挙げられますがどの選択肢を選ぶかは皆さん次第です。
家庭の経済事情や皆さんの気持ち次第でもありますから、よく保護者の方と相談し、適切な選択を行うことができるようにしましょう。

この際、最も行ってはいけない事が「ショックをずっと引きずる」事です。
気持ちは大いに理解することが出来ますが、落ち込んでばかりいても物事は進みません。
この先社会人になるとトライ・アンド・エラーの連続で、自分の思い通りに事が進むことは滅多にありません。
そのため、失敗を糧にして前に進み続ける必要があります。
受験の失敗はしっかりと受け止めて、これからどうするかについてを考えるようにしましょう。

気持ちを切り替えるためには

私も受験に失敗し落ち込んでいた過去がありますので、気持ちを切り替えるために行っていた事を少しご紹介します。
合格発表日から少しの間はものすごく落ち込んでいましたが、落ち込んでいても仕方がないと考えた私は乗り気ではないものの友人と会いました。
友人は合格していたので多少の壁を感じることはありましたが、アドバイスを貰ったり一緒に美味しいごはんを食べると気持ちが少し楽になりました。
友人でなくても構いません。
とにかく誰かと会って話をすることが大切です。
不合格通知を受け取って心を取り乱している間は自身で判断して行動することが非常に難しいです。
そのため気持ちの安定している誰かの話を聞いたりアドバイスを仰ぐことによって今後の方針を定めやすくなる効果があります。

また自分の好きな事をするという事もおすすめです。
結果は一度置いておいて受験生活を頑張った自分にご褒美をあげる事で、区切りがつき、次の行動へ繋がるようにリズムが出来ます。

後ろ姿上記の方法に共通している目的は「気持ちを前向きにさせる」という点です。
無理矢理にでも気持ちをプラスにすることが出来れば、後は身を任せるがままに物事が進みます。
残念ながら明確な根拠は紹介できませんが、前向きな気持ちを持っている人のもとへプラスの要素が集まるという事は言うまでもありません。
とにかく明るく振る舞うことで自分の気持ちをコントロールすることが大切です。
上記の方法でも気持ちの整理がつかないという場合は以下を御覧ください。

初めての受験失敗で立ち直れない時は

特に初めての不合格を経験した時は精神的ダメージが非常に大きいことはおわかり頂けるでしょう。
自分の頑張りを認めてくれなかったという事ですので当然の事かと思われます。
また立ち直れないほどのショックを受けたという事は皆さんが非常によく頑張った証です。
皆さんの出来る限りの事を頑張って完全燃焼した結果、不合格の通知をもらったのであれば「人生が終わった」と感じても不思議ではありません。
むしろ受験に不合格した際にケロッとしている方の方が危ないとも言えます。
危機感をもって真剣に取り組んでいないのであれば「まあ、こんなもんか」とショックを受けることも無いでしょう。
立ち直れない皆さんは「全力で頑張ったんだな」と自分を褒めるように考えを改めるようにしましょう。

医療費それでも立ち直れないという場合は専門家にかかる必要があります。
お住いの地域の心療内科でカウンセリングを受けると心身の負担も軽減されます。
どうしてもという場合は一度訪れてみると良いでしょう。

次からは大学受験・高校受験別に対策方法をご紹介します。
下記の対策方法が全てではありませんが、一般的にはそのような行動を取ることになるでしょう。
参考にして下さい。

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第一志望の大学に合格することが出来なかった場合の選択肢

まずは大学受験を終えた高校生の方向けの選択肢をご紹介します。
大学受験では浪人することは不自然なことではありませんので、浪人を選択する方も多いでしょう。
しかし家庭の経済事情も関係してきますので、家族と相談して今後の進路を決定することにしましょう。

①滑り止めの大学に進学する

キャンパス大学受験をする受験生の皆さんのほとんどは滑り止め大学も併願することになります。
そのため滑り止め大学に現役で入学するという方法があります。
そもそも滑り止めの大学に出願している時点で、大学の名前よりも現役入学を重視しているという事ですので、合格した大学に進学する事が最も自然な選択と言えるでしょう。
このような場合は潔く滑り止めの大学に進学すると良いでしょう。
プライドが邪魔をするかもしれませんが、仕方有りません。

しかし残念ながら、合格した大学も「ここが行きたかった大学ではない」と合格を辞退してしまう受験生の皆さんもおられます。
滑り止めでも大学に合格することが出来たのであれば気持ちを入れ替えて進学すると良いでしょう。
4年間で勉強する内容は実は皆さんにかかっており「この大学でしか◯◯をやっていない」「この大学でないと出来ない」といったような事は殆どありません。
本気でやりたいのであれば、皆さん自身で道を切り拓くという方法もあります。
そのため、一先ずは合格した大学に進学し、自分のやりたいことや勉強は課外活動として熱を注ぐことをお勧めします。

基本的には滑り止めに受験した大学へ進学することにはなりますが、もし第一志望校への未練が断ち切れない・他の大学では受けられない教育があるなどの場合は以下に紹介するような浪人や編入を行うという方法もあります。

②浪人する

男性の背中難関大学を受験した場合や特色ある教育をどうしても受けたいと考えているのであれば浪人する事も視野に入れると良いでしょう。
特に早慶上智や国公立大学などであれば浪人してでも入学する価値があると言えます。
ただし宅浪をしない場合は予備校に通う授業料などの兼ね合いもありますので必ず保護者の方と相談しましょう。
浪人期間の生活費を出すのは皆さんのお父さんやお母さんなので自分で勝手に「浪人する」と決断することだけは決して無いようにして下さい。

また滑り止めの大学に通いながら本命大学の入試に向けて準備をする「仮面浪人」という選択肢もあります。
仮面浪人をする際も授業料や受験料などの関係で非常にお金がかかることです。
保護者と相談しなければならない事は変わりませんが、大学で高度な学問を修めながら本命の準備をすることが出来るため、試験本番も優位に進めることが出来るでしょう。

③編入試験の受験を考える

仮面浪人と少しだけ違う「編入試験を受ける」という選択肢も良いでしょう。
仮面浪人では本命の大学を合格した場合、滑り止めの大学は中退しないといけませんが、編入試験を受けることを選択した場合は通学していた大学を中退する必要がありませんので、流れとしてはスムーズです。
それまで在籍していた大学に関しては、一度卒業するという流れです。
編入は大学でもサポート体制が整えられている場合も多く、手続きが楽な事が特徴です。
加えて2つの大学で勉強した事になるので知識の幅が他の大学生よりも広くなるというメリットもあります。

教育費ただしこちらも編入試験を受ける費用や本命大学へ納める入学金等お金の掛かる進路となりますので、保護者の方と相談しなければなりません。
ただし仮面浪人よりも綺麗な履歴になる事が多く、経済的に余裕がある場合、許可は比較的下りやすいのではないかと思われます。
また編入は制度として確立しているので説得しやすいという事もメリットとして挙げることができるでしょう。

ただし編入は短期大学を卒業している事を条件に認められているので、編入学を目指す皆さんは予め短期大学を併願先に指定するという事も必要になってきます。
注意しましょう。

※参考:文部科学省「大学への編入学について」

仮面浪人と編入の違い

裏表のイメージ仮面浪人も編入も一度滑り止めに受けた大学へ進学し、最終的には第一志望の大学を卒業するというプランですが、どのような違いがあるのでしょうか。
それは「中退をするか・しないか」になります。
第一志望校に合格することが出来なければ、滑り止めの大学を進級しなければならない点はどちらも共通です。
つまり合格することが出来なければどちらのルートも違いはありません。

仮面浪人では一度入学した大学を中退して、第一志望校の一回生となります。
つまりは大学に通いながら別の大学の入学試験を受験している状態です。
当然、第一志望の大学に合格した場合は滑り止めの大学を中退する必要があります。
対する編入では編入試験と呼ばれる入試を突破して第一志望の大学に入学することになります。
この場合は中退という表現は使われる事がなく、単に編入学として扱われる事になります。

また、転入とも違いますので以下の記事を参考にしてみてください。

編入では大抵の場合は取得済みの単位を持ち越すことができますが、中退の場合は各大学で対応が異なるようです。
こちらに関しては大学に問い合わせてみる事をお勧めします。
最も安心して第一志望の大学に入学することが出来る方法は編入であると言えます。

次からは高校受験に失敗してしまった中学生の皆さんに向けて情報を掲載したいと思います。
基本的に高校受験は無理をしない場合は不合格になるケースは稀です。
中学校の先生と相談し「この学校なら大丈夫だろう」というお墨付きをもらっているのであれば尚更の事です。
ただし入学試験ということもあり不合格になってしまう受験生の方も少なからず居られます。
その場合の対処法の一部を以下に掲載しています。

高校受験に失敗してしまった場合は?

少しややこしいのが高校受験に失敗した中学生のケースです。
中学受験であれば不合格でも地元の中学校に通うことが出来ますが、高校は義務教育の学校ではないため受け皿があるわけではありません。
大抵の場合は公立高校が本命で私立学校が滑り止めになると思われますが、どちらも不合格であった場合はどのように対処すれば良いのでしょうか。

①二次募集を狙う

勉強する男性毎年一部の高校では二次募集を行っています。
二次募集とは文字の通り、二回目の生徒募集ですが、なぜ二次募集を行う必要があるのでしょうか。
それは定員割れが生じているからです。
高校の入試には定員がありますが、定員に満たなかった学校は上記のように二次募集を行う場合があります。
定員割れを起こしている学校ということで、人気のない高校が毎年二次募集を行うことにはなりますが、どうしても公立高校に進学がしたいという場合は二次募集を狙う必要があります。
まずはこの手段を選択する中学生の皆さんが多いでしょう。

また近年では少子化と呼ばれる社会現象が起こっており、子どもの数が減っているので、定員割れを起こす高校は意外にも多いことが分かります。
地域トップの高校が二次募集を行うことは滅多にありませんが、それなりの高校でも二次募集が行われている場合は多くあります。
学校の先生と相談して二次募集が出されていないか確認するようにしましょう。

②通信制高校に進学する

通信教育のイメージ通信制高校はいつでも進学する事が可能な高校です。
皆さんが想像する高校とは違い、自分で時間割を組み立てられる事が特徴の学校です。
また入学試験も面接や作文など学力をはかられない形式のものが殆どですので、試験勉強をする必要も有りません。
近年ではインターネットをメインの活動場とする通信制高校もありますので検討する価値はあるでしょう。

通信制高校は問題を抱えた子が通っている高校というイメージがありますが、自分で時間割を考えないといけないという特徴から、自立した子が多いという特徴もあります。
二次募集が行われていない事で落ち込んでしまうかもしれませんが、通信制高校も決して悪い選択肢ではありません。

※参考:N高校「トップページ」

上記の高校はニコニコ動画を運営する事で知られているドワンゴが設立した通信制高校です。
校舎も構えており、北海道札幌市にもキャンパスが出来るようです。
基本的にはオンラインで授業を受けて課題を提出する形にはなりますが、直接指導してもらいたい場合はスクーリングをすることも出来るので便利です。

③浪人は出来るがおすすめはしない

意外と知られてはいませんが、高校受験も浪人をして受け直す事が可能です。
中学校を卒業しており、満15歳以上の人は誰でも高校を受験する事が出来るという事はあまり知られていません。
ただし実際は年齢制限を独自で導入している学校も多く、あまりにも年齢が高い場合には受験できない場合もあるようです。
とは言え一年浪人したくらいでは年齢制限に該当してしまう事も無いでしょう。

○×判定基本的には浪人はあまりおすすめすることは出来ません。
なぜなら、ある程度の大学であればいわゆる「底辺校」と呼ばれている高校からも進学することが可能であるからです。
基本的に学力は最終学歴を参考にされる事になります。
そのためどれだけ努力して良い高校に入学したとしても、大学がそれなりであるとそれなりの評価しか受けることは出来ません。
また無理をして偏差値の高い高校に入学することが出来たとしても、今度は授業についていく事が大変になり、気持ちの面で辛いという事になり得ます。
そのため、高校に関しては自分のレベルと合致した学校に通い、そこからレベルアップを図るとよいでしょう。

受験に失敗した人はラーメンが無料?

現在、日本全国にチェーン展開を広げているラーメン店 “Yume Wo Katare” が「志望校に落ちた人はラーメンを無料にする」と発信し、話題となっています。

※参考:Twitter「西岡 津世志 夢を語れ創業者のツイート」

“Yume Wo Katare”とは現在日本全国に店舗を次々とオープンさせているラーメン店。
店名からも分かるように夢をシェアすることがこのラーメン店のウリです。
創業者の西岡氏は「若者の自殺率が高すぎる。夢を声に出して前向きになる必要がある」との使命を感じ、このラーメン店をオープンさせ、全国展開を図っています。
もともと小中学生は夢を語るとラーメン代が無料になるなど独自の取り組みで話題になっていたラーメン店ですが、受験生の心の拠り所も提供してくれるようです。

受験に失敗して落ち込んでいる時に美味しいラーメンを食べ、自分の夢を声に出すことで身体の内側からパワーが生まれてきます。
その活力を次への第一歩に繋げてほしいとの事からラーメンを無料にしているのでしょう。
利益の出ないボランティア活動に近い部分がありますが、本当に落ち込んで立ち直れない時は “Yume Wo Katare” に足を運んでみてはいかがでしょうか。
“Yume Wo Katare” は札幌から沖縄まで各地方に店舗を構えているようです。

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さいごに:落ち込むな

今回は受験に失敗してしまった皆さんへ向けた記事を執筆いたしました。
本記事の内容が全てではありませんが、参考にして頂けると嬉しく思います。
高校受験・大学受験それぞれ不合格の通知を受け取った時は本当にショックで落ち込んでしまいがちです。
しかし落ち込んでいる期間は何も生み出してはくれません。
立ち直れない気持ちは十分に理解できますが、すぐに次の行動へ移すことが出来るかどうかが重要なポイントとなります。

また気持ちを病んでしまう若者をサポートする企業も次々と誕生しています。
本記事で紹介したラーメン店のみならず、皆さんのサポートをしてくれるお店や団体が身近にあるかもしれません。
一人で悩んでいても仕方がありませんので、是非外へ出ることも併せておすすめしたいと思います。

また、就活ではなく大学受験は続けたいと考える場合、予備校に通うことも一つの手段ですが、偏差値のボーダーフリー大学に受験するという手もひとつありますので、以下の記事を参考にしてみてください。

決して誰でも合格できる大学というわけではないですが、難易度は低くなり充分に行く価値を見出すことができる大学と言えます。

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この記事を監修した人

チーム個別指導塾
「大成会」代表
池端 祐次

2013年「合同会社大成会」を設立し、代表を務める。学習塾の運営、教育コンサルティングを主な事業内容とし、札幌市区のチーム個別指導塾「大成会」を運営する。「完璧にできなくても、ただ成りたいものに成れるだけの勉強はできて欲しい。」をモットーに、これまで数多くの生徒さんを志望校の合格へと導いてきた。


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公開日:2020年5月20日 更新日:2024年2月28日
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