釧路工業高校

釧路工業高校の特徴

北海道釧路工業高校は、1939年に設立された公立高校です。全日制と定時制に分かれており、全日制は、電子機械科・工業化学科・土木科・電気科・建築科で学科が分けられており、定時制には、機械科と電気科があります。道内3校目の工業高校として設立された釧路工業高校は、多くの工業技術者を道内や全国各地に輩出しています。工業に関する専門的な様々な授業が行われており、3年生の電気科では、イオン釧路店において生徒が、電子工作のLEDライトやライトセイバーの製作体験を行うなど、地域を巻き込んでの学習活動に取り組んでいるのが特徴的です。部活動では、アイスホッケー部が全国的な強豪として知られており、1980年代にはインターハイで優勝を4回記録するなどの実績があります。

釧路工業高校の主な進学先・就職先

釧路工業高校の卒業生は、例年約3割程度の生徒が進学を希望しています。国公立大学や高専への編入については、専門学校卒業生を対象とした特別枠の入学制度を利用して進学する生徒が毎年数名います。主な進学先は、北見工業大学などの国公立大学や、札幌大学、北海道科学大学、関西大学や日本大学などの私立大学です。残りの7割は就職を希望しており、就職決定率は100％を維持しています。2018年度の進学者数は、国公立大学が1名、私立大学が17名です。

釧路工業高校の入試難易度・倍率

釧路工業高校の偏差値は、5学科すべて44で、E～Fランクに相当されます。2018年度の一般入試の入試倍率は、建築科で0.8倍、工業化学科で0.8倍、電気科で1.0倍、土木科は1.1倍です。倍率は年度ごとにばらつきがあり、定員割れする年もあれば、定員オーバーする年もあります。

釧路工業高校に合格するために

５学科すべての偏差値が同じなので、どの学科を受けるにしても、最低Fランクの実力は持っておくと対策をとりやすいです。学力検査の対策としては、まず全教科の基礎力向上から努めましょう。基本問題をバランスよく解ければ合格範囲内に入れる可能性はありますが、希望する学科の定員が超えることを考えて、応用力も身につけておくのが無難です。学力に不安のある人は塾や家庭教師などを利用して直前まで計画的に学習していきましょう。また、試験本番に向けて過去問や模試を受けておく事によって、本番を想定した問題の傾向や時間配分をつかむことができるのでおすすめです。

釧路工業高校の部活・クラブ活動

■運動部

• 陸上部
• 弓道部
• 柔道部
• サッカー部
• 剣道部
• バレーボール部
• ソフトテニス部
• 卓球部
• 野球部
• ボート部
• バスケットボール部
• アイスホッケー部
• 空手道部
• ハンドボール部
• バドミントン部
• スキー部

■文化部

• 美術部
• 吹奏楽部
• 理科部
• 工業化学研究部
• 写真部
• マイコン部

■外局

• 図書局
• 放送局
• 新聞局
• 計算技術部

■同好会

• 水泳同好会
• スピードスケート同好会
• 電験3種同好会

釧路工業高校が輩出した有名人・著名人

岡田利春（元日本社会党委員長）、引木孝夫（元アイスホッケー選手）、北篠大輔（アイスホッケー部）、伊吹五郎（俳優）、GUCHY（DJ、ローカルタレント）

釧路工業高校へのアクセス方法

JR花咲線　東釧路駅　徒歩25分）