釧路江南高校

釧路江南高校の特徴

北海道釧路江南高校は、1919年に設立された全日制普通科の公立高校です。2学期制を採用しており、男女共学校です。

校訓は「叡智・希望・慈愛」とし、進学重視型・単位制高校として生徒一人一人の進路に合った教育を展開している学校です。

管内唯一のクラス2人担任制を実施し、きめ細やかな指導を行っているのが特徴的です。

また、英語力を高めるために外国語指導助手（ALT）が常駐し、視聴覚機器などを利用して英会話や受験に対応する育成に重点を置いています。

学習以外にも、江南祭や体育祭ではクラス一丸となって盛り上がったり、部活動でも多くの部が全道大会・全国大会への出場実績があります。

釧路江南高校の主な進学先・就職先

釧路江南高校は卒業生のほとんどが進学を希望しています。学校の特色が進学重視なので、道内・道外での様々な大学への進学が特徴的です。

国公立大学の主な進学先は、釧路公立大学・北海道教育大学釧路校・室蘭工業大学・弘前大学などです。

私立大学では、北海学園大学・北海道医療大学や明治大学など、道内・道外様々です。

その他にも、北海道医薬専門学校などの専門学校や、釧路市立高等看護学校などの看護学校への進学希望者も複数います。

2023年度の合格者数は、国公立大学が35名、私立大学が115名、短大が3名、看護・専門学校が54名です。

釧路江南高校の入試難易度・倍率

釧路江南高校の偏差値は53で、D～Cクラス相当です。

2024年度の入試倍率は一般入試が0.98倍、推薦入試が1.59倍でした。

ただ2023年度・2022年度は一般入試は共に1.1倍台だった一方で、推薦入試が2023年度は2.4倍・2022年度は1.15倍と、大きく変動しています。

特に推薦入試を視野に入れている方は、激しい競争となる場合があるので、日々の学校生活や面接対策などをしっかりと行う必要があります。

釧路江南高校に合格するために

釧路江南高校では一般入試・推薦入試の2通りの受験方式があります。

一般入試では面接はなく、国語・数学・社会・理科・英語の5教科の学力検査と個人調査書の内容により合否が判定されます。

基本的な問題はもちろん、応用問題も繰り返し解いて、本番を想定した学習に日々取り組んでいきましょう。

学習塾や家庭教師を利用し、自分の苦手科目をなくしておくと勉強も楽しくなってくるでしょう。

試験本番の問題の傾向と時間配分をつかむために過去問を繰り返し解いたり、模試に積極的に受けると良いでしょう。

推薦入試では、集団面接・英語による問答・個人調査書の内容により合否が判定されます。

面接では、自己アピールをしっかり話せるように準備し、練習しておくことが大切です。また、部活動に入っているなら、そこでの活動内容や実績などを話せると、プラスの印象になります。

試験の点数だけでなく、日々の学校生活や定期テストの成績が重要視される内申点も判断材料のひとつなので、試験の点数はいいが内申点が足りないといったことにならないように、日々の学校生活を大切にしてください。

釧路江南高校のランクはDとなっていますが、入試倍率を考慮して、Cランクまで引き上げておくのが無難でしょう。

釧路江南高校の部活・クラブ活動

運動部

• 硬式野球部
• サッカー部
• バレーボール部
• バスケットボール部
• テニス部
• ソフトテニス部
• ソフトボール部
• ハンドボール部
• バドミントン部
• 卓球部
• 陸上競技部
• 剣道部
• 柔道部
• アイスホッケー部
• スケート部

文化部

• 美術部
• 書道部
• 茶道部
• 合唱部
• 演劇部
• 写真部
• 吹奏楽部
• 蝦夷太鼓部

外局

• 図書局
• 新聞局
• 放送局

同好会

• 軽音楽同好会
• ドレスメーカー養成同好会

釧路江南高校が輩出した有名人・著名人

• 平山英雄（元プロ野球選手）
• 相米慎二（映画監督）
• 片山立規（元アイスホッケー選手）
• 伊東良孝（衆議院議員、元釧路市長）
• 原田康子（作家）
• 田村美香（ラジオパーソナリティ）
• 武藤貴也（元衆議院議員）

釧路江南高校へのアクセス方法