釧路湖陵高校

釧路湖陵高校の特徴

北海道釧路湖陵高校は、1912年に設立された男女共学の公立高校です。

2024年度より学科転換が行われ、普通科が「文理探究科」、理数科が「理数探究科」となっています。

漫画「僕等がいた」の舞台になったとしても有名な学校です。

北海道内でも有数の名門校・進学校で、多くの卒業生が難関大学への進学をしています。

「高い学力と幅広い社会性を身につけた将来のリーダーとなりえる人材の育成」などが教育の特色です。

文科省から指定されている「スーパーサイエンハイスクール」や北海道教育委員会から指定されている「医進類型指定校」としての教育活動にも活発に活動しているのが特徴的です。

釧路湖陵高校の主な進学先・就職先

釧路湖陵高校の卒業生のほとんどが進学希望者です。

主な進学先は北海道大学・小樽商科大学・北海道教育大学・弘前大学などの国公立大学ですが、2020年卒業生からは東京大学現役合格者を2名輩出、2023年卒業生からも大阪大学・京都大学・筑波大学など難関大学の合格者を出しています。

また私立大学では、北海学園大学・北星学園大学・早稲田大学や中央大学など、難関大学への進学者が多くいます。

2018年度の進学者数は、4年制大学が189名となっています。

釧路湖陵高校の入試難易度・倍率

釧路湖陵高校の偏差値は文理探究科と理数探究科で違いますが、特に理数探究科は非常に高いです。

まず文理探究科は偏差値60・ランクがBクラスとなっています。理数探究科では偏差値68・ランクはAクラス相当です。

募集人数は文理探究科が160名、理数探究科が40名です。

また、推薦枠として文理探究科では全体の20%程度、理数探究科では全体の30%程度設定されています。

2024年度の入試倍率は、まず文理探究科の一般入試が1.05倍・推薦入試が2.06倍でした。

また理数探究科では、一般入試が1.39倍、推薦入試が1.67倍となっており、いずれも競争は避けられないと言えます。

難易度としては道内トップクラスに高く、特に理数探究科は道内トップ10に入る難易度です。

釧路湖陵高校に合格するために

釧路湖陵高校では、文理探究科・理数探究科ともに一般入試・推薦入試の2通りの受験方式があります。

一般入試では面接はなく、国語・数学・社会・理科・英語の5教科の学力検査と個人調査書の内容により合否が判定されます。

理数探究科では数学に2.0倍・理科と英語に1.5倍の傾斜配点があります。理数探究科を志望する方は、この3教科は特に重点的に学習を進めましょう。

推薦入試では、面接・作文・個人調査書の内容により合否が判定されます。

釧路湖陵高校を第一志望にする場合は学級で上位の成績が、特に理数探究科の場合は学年でもトップクラスの成績が必要になります。

さらにそこから合格争いに入っていくわけですので、今いる現状に満足せず、常に高みを目指して学力向上に努力する必要があります。

日々の予定を計画的にたてて、時間を効率よく使い学習に励みましょう。苦手科目がある場合は早いうちに克服できるように取り組んでおきましょう。

学力が高い高校なので、生徒それぞれ進みたい進路先や将来の夢があります。

現時点でなにもないのなら、明確な目標を持っておくことで進学校を目指す上でのモチベーション維持に繋がります。

釧路湖陵高校の部活・クラブ活動

運動部

• サッカー部
• 野球部
• バスケットボール部
• バレーボール部
• ハンドボール部
• 陸上競技部
• バドミントン部
• テニス部
• ソフトテニス部
• 卓球部
• スケート部
• 山岳部
• 空手道部
• 弓道部
• 剣道部
• チアリーディング（応援団）

文化部

• 華道部
• 器楽部
• 合唱部
• 書道部
• 美術部
• 生物部
• 化学部
• 物理部
• 演劇部
• 茶道部
• 文芸部
• 写真部
• 家政部
• 音楽研究部
• 外国語部

外局

• 放送局
• 新聞局
• 図書局

釧路湖陵高校が輩出した有名人・著名人

• 山口哲夫（元参議院議員、元釧路市長）
• 浅野貴博（元衆議院議員）
• 石井至（経営コンサルタント）
• 前田勝敏（DCMホールディングス初代社長）
• 久保寺逸彦（アイヌ文化研究者）
• 今敏（アニメ監督、漫画家）
• 水本香里（フリーアナウンサー）
• 大山正篤（元ZIGGYのドラマー）
• 木屋好絵（柔道家）

釧路湖陵高校へのアクセス方法