函館西高校

函館西高校の特徴

北海道函館西高等学校は、1905年に北海道庁立函館高等女学校として開校し、2015年に創立110周年を迎えた公立の高等学校です。

「志高く」を校訓としており、単位制を生かして生徒が自身の興味関心や希望進路に合わせて自主的に学習を行っています。総合的な学習の時間では、異世代との対話を通してコミュニケーション能力を向上させ、テーマに沿って自分の考えを自由に発言し、他人の意見に自分の考えを積み上げる「ワールドカフェ」を実施するなど、幅広い教育方法を取り入れています。

スクールカラーである「ウルトラマリンブルー」は”海を越えてもたらされた青”であり、巴の海を毎日見て育つ本校の生徒たちが、海を越えた広い視野を持ってほしいという願いが込められています。

制服は、凜とした姿の中に、新しさと伝統を感じさせるセーラー服と詰め襟のデザインを採用しています。

函館西高校の主な進学先・就職先

卒業生の多くが大学への進学を希望します。
主な進学先は北海道教育大学や公立はこだて未来大学などの公立大学、札幌大学や函館大学などの私立大学です。

2018年の合格実績は、国公立大学8名・私立大学60名・短期大学15名でした。

函館西高校の入試難易度・倍率

普通科の偏差値は52で、道内で中位の難易度です。2018年の倍率は普通科1.13でした。
募集人数は普通科120名です。

一般入試においては以下の点数が合格の目安です。
普通科：155点
※5教科・300点満点”

函館西高校に合格するために

一般入学試験・推薦入学試験の2つの方式で試験が行われます。

一般入学試験では、国語・算数・理科・社会・英語の学力検査と、面接、作文および実技の2つの試験が行われます。
これまでの授業内容を振り返る中で見つかる自分の弱点は、繰り返しの学習で克服していきましょう。そのあとで過去問や予想問題に取り組むことで、基礎学力の定着と試験対策の両方を行うことができます。

自宅学習のほか、塾や家庭教師からもらうアドバイスも貴重です。自分にあった受験の取り組み方を、家庭内で相談して決めていきましょう。

推薦入学試験では、面接、英語の聞き取りテスト・問答・実技・作文、自己アピール文の作文の3つの試験が行われます。

英語の聞き取りや問答はできるまでに時間がかかるので、日頃からリスニングの練習をすることが必要です。英語に触れる時間を積極的に取りましょう。自己アピール文の提出は任意ですが、提出した方が印象に残る場合が多いので、作文の練習もしておきましょう。

函館西高校の部活・クラブ活動

■スポーツ系の部活
野球部、サッカー部、バレーボール部、バスケットボール部、テニス部、バドミントン部、卓球部、陸上競技部、剣道部、空手道部

■文科系の部活
茶道部、写真部、美術部、文芸部、書道部、理科部、吹奏楽局、放送局、図書局

函館西高校が輩出した有名人・著名人

北島三郎（演歌歌手）、辻仁成（歌手・映画監督・作家）、加藤唯史（漫画家）

函館西高校へのアクセス方法

■市電をご利用の方
函館市電「末広町停留場 (函館市)」より、徒歩10分
■バスをご利用の方
函館バス「元町」停留所より、徒歩3分
函館バス「西高校前」停留所より、徒歩1分
■JRをご利用の方
JR函館駅より、徒歩30分
■ロープウェイをご利用の方
函館山ロープウェイ 「山麓駅」より、徒歩3分