函館西高校

函館西高校の特徴

北海道函館西高等学校は、1905年に北海道庁立函館高等女学校として開校し、2015年に創立110周年を迎えた公立の高等学校です。

2019年に函館西高校を母体として北海道函館稜北高等学校と統合しており、単位制への移行や校章・校歌・校訓・制服が更改されています。

「志高く未来を創る」を校訓としており、単位制を生かして生徒が自身の興味関心や希望進路に合わせて自主的に学習を行っています。

総合的な探究の時間では、まちの魅力を再発見するためのフィールドワークや、様々な業種の方を講師として招き、将来についての見聞を広げる探究懇話会など、多くの活動が行われています。

スクールカラーである「ウルトラマリンブルー」は”海を越えてもたらされた青”であり、巴の海を毎日見て育つ本校の生徒たちが、海を越えた広い視野を持ってほしいという願いが込められています。

制服は、凜とした姿の中に、新しさと伝統を感じさせるセーラー服と詰め襟のデザインを採用しています。

函館西高校の主な進学先・就職先

卒業生の多くが、大学や短期大学・専門学校などへの進学を希望します。

主な進学先は北海道教育大学や公立はこだて未来大学などの公立大学、函館大学や北海学園大学などの私立大学です。

また、市立函館病院高等看護学院や函館看護専門学校など、函館市内の看護学校や医療系専門学校へ進学する生徒も多いです。

2022年度の合格実績は、国公立大学16名・私立大学60名・短期大学16名でした。

就職先としては、道内の民間企業や公務員などです。

函館西高校の入試難易度・倍率

普通科の偏差値は50で、道内で中位の難易度です。合格のためには偏差値47～53程度は必要です。

2024年度の倍率は1.39倍でした。直近数年を見ても1.3倍～1.5倍で安定しており、競争が激しいといえます。

募集人数は240名で、うち推薦入学枠を約20％設けています。

函館西高校に合格するために

一般入学試験・推薦入学試験の2つの方式で試験が行われます。

一般入学試験では、国語・算数・理科・社会・英語の学力検査と個人調査書の内容によって合否が判定されます。

これまでの授業内容を振り返る中で見つかる自分の弱点は、繰り返しの学習で克服していきましょう。そのあとで過去問や予想問題に取り組むことで、基礎学力の定着と試験対策の両方を行うことができます。

自宅学習のほか、塾や家庭教師からもらうアドバイスも貴重です。自分にあった受験の取り組み方を、家庭内で相談して決めていきましょう。

推薦入学試験では、個人面接と個人調査書の内容によって合否が判定されます。

面接試験では、中学時代に部活動などに取り組んでいればアピールポイントになります。

また、函館西高校の特色などを把握しておき、この学校でどんなことを学びたいか、どんな学校生活を送りたいかを話せるように自分の考えをまとめて、うまく話せるように練習しておきましょう。

函館西高校の部活・クラブ活動

スポーツ系の部活

• 野球部
• サッカー部
• バレーボール部
• バスケットボール部
• テニス部
• バドミントン部
• 卓球部
• 陸上競技部
• 剣道部
• 空手道部

文化系の部活

• 茶道部
• 写真部
• 美術部
• 文芸部
• 書道部
• 理科部
• 競技かるた部
• 吹奏楽局
• 放送局
• 図書局

函館西高校が輩出した有名人・著名人

• 北島三郎（演歌歌手）
• 辻仁成（歌手・映画監督・作家）
• 加藤唯史（漫画家）

函館西高校へのアクセス方法