公立高校入試の定員割れ【2次募集(後期募集)】とは?

公立高校の2次募集とは
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先日、公立高校の1次募集における出願状況が発表されましたが、高校入試には2次募集というものが存在します。
今回のコラムでは、北海道の公立高校【2次募集】について一足先に詳しく解説いたします。

高校入試の【2次募集】って何?

高校入試では1次募集の合格発表の後、2次募集を行うことがあります。
1次募集のことを前期募集、2次募集のことを後期募集と呼ぶ高校もあります。
仕組みとしては、1次募集の結果によって合格者数が募集人数・定員に満たない場合に、高校(学科)によって2次募集を行うというものです。
募集を行うかどうかについては、1次募集の合格発表と同時期に発表があります。

尚、2次募集の際には「筆記試験(学力検査)」は行いません。
1次募集の際に行なった入試結果が2次募集に出願した高校へ送られ、募集の選別に用いられます。
面接等を行う場合はありますが、その後は2次募集の合格発表を待つだけです。

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2021(令和3年)の2次募集はいつ?

一般入学者選抜における合格発表が「2021(令和3年) 3月22日(月)」を予定しています。
この時に学校(学科)ごとの2次募集の内容が公開されます。

そして、2次募集の出願受付は「2021(令和3年) 3月23日(火)~3月24日(水)まで」となっており、2次募集の合格発表は「2021(令和3年) 3月26日(金曜)」を予定しています。

北海道の高校入試スケジュール

日程内容
3/16(火)一般推薦合格発表
3/17(水)一般追試験の実施
3/19(金)一般追試験の合格発表
3/22(月)
9:00
2次募集募集人員の発表
3/23(火)~3/24(水)
16:30まで
2次募集出願受付け
3/26(金)2次募集合格発表

一般的に、1次募集の合格発表と同時に2次募集の内容が公開されます。
高校によって異なる場合もありますので、志望する学校の高校入試要項をご確認ください。

尚、本年度もコロナの影響によって一般入試の日程が変更になる等、今後のスケジュールも急遽変更される可能性がありますのでご注意ください。

2次募集に関するQ&A

以下より、高校の2次募集に関するよくある質問と回答を掲載します。

2次募集は、どの高校もあるの?

1次募集の際に定員割れをしていても、必ずその高校が2次募集をするとは限りません。
2次募集を行っているかどうかは、各都道府県の教育委員会のページで確認するか、担任の教師、または進路指導の教師に確認すると良いでしょう。

2次募集は、どうやって受けるの?

受験したい高校(学科)のホームページ等を見て、2次募集を行ってるかどうかを確認しましょう。
分からない場合は受験したい高校に問い合わせるか、先生に相談してみると良いでしょう。

1次募集で合格した人は2次募集を受けられない?

校間、自治体などで異なる場合がありますが、一般的には1次募集で合格している場合に2次募集を受けることは出来ません。
もし何らかの理由をつけて合格した1次の合格を蹴り、2次募集を受けたとして合格できなかったら…せっかく合格していた1次の高校も無しになってしまいます。
また、私立高校の2次募集の場合には募集人数が少なくなって難易度が高くなる場合もあります。

こちらも先生や保護者とよく相談して決めるようにしましょう。

2次募集も同じ高校を受験すべき?

偏差値や成績が足らずに1次募集で合格できなかったと考えられる場合は、無理にその高校の2次募集で受験せずレベルを下げて別の高校を受験したほうが合格しやすいと言えますが、公立高校の場合は学費や生活面の兼ね合いや、生徒さんに「どうしてもこの高校が良い」という意向がある場合があります。

また、1次で高レベルな高校を狙って合格できなかった人もいますので、そういった人たちが「公立」にこだわって同じ高校の2次募集に集まってきますので、難易度が高くなることもあります。

これらのことを先生や保護者とよく相談の上で決めるようにしましょう。

2次募集の合格発表はインターネットで見られる?

高校によって異なるところですが、学校のホームページ等で2次募集の案内や合格発表を行う場合があります。
受験する学校の入試要項をご確認ください。

2次募集は必ず合格するというのは本当?

このような噂がありますが、それは間違いです。
定員割れをして2次募集をしているからといって、高校ごとに設定している基準に満たない場合は、必ず合格するということはありません。
偏差値の高い・低いに限らず、2次募集の受験にも油断することなく全力で挑みましょう。

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まとめ~2次募集はよく検討して決めよう~

公立高校は学費の面での負担が少なかったり、自宅からの距離なども考慮して保護者が生徒さんに入学を勧める場合もあります。
生徒さんとしては通いたい学科があったり、どうしても着たい制服のデザインだったり、理由は様々ですが志望校を変えたくない場合もあります。
どのような理由であっても、生徒さん・先生・保護者の間できちんと相談して決めることが大切です。

また、当コラムを運営している札幌のチーム個別指導塾【大成会】でも、無料の「学習相談」を行っています。
その他、気になることがあればいつでもお気軽に「問い合わせフォーム」よりご相談ください。
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この記事を監修した人

チーム個別指導塾
「大成会」代表
池端 祐次

2013年「合同会社大成会」を設立し、代表を務める。学習塾の運営、教育コンサルティングを主な事業内容とし、札幌市区のチーム個別指導塾「大成会」を運営する。「完璧にできなくても、ただ成りたいものに成れるだけの勉強はできて欲しい。」をモットーに、これまで数多くの生徒さんを志望校の合格へと導いてきた。


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公開日:2020年2月8日 更新日:2024年2月28日
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