季節講習が基本!学習塾の年間スケジュール

北海道の学習塾の年間スケジュール|季節講習が基本

塾には、個別指導系と、集団指導系があります。
しかし年間スケジュールとしては、どのタイプでもおおまかに定まっています。

今回は、基本となる季節講習を中心に、定期試験対策講座や模試(道コン)などを含めて、北海道の学習塾の年間スケジュールについて解説していきます。

スケジュールの基本は季節講習

勉強する小学生特に基本となるのは、春季講習、夏期講習、冬期講習といった、学校が休みになる時期のカリキュラムです。
やはり皆が部活や遊びで時間を過ごしているときに、どれくらい勉強を頑張れるかで、休み明けの学力が大きく異なります。

ここで差をつけることで、中学入試、高校入試、大学入試の結果も変わってきます。
以下に季節ごとのスケジュールを代表例とともにみていきます。

季節講習の具体例

北海道に9校を展開し(うち札幌市が8校)、全国的に存在する個別指導塾のAXISを例に取ります(※)。
ここでは、多くの塾が採用しているようなスケジュールを基本に据えています。

コースは大きく、通年ゼミ、前述した季節講習、定期試験対策講座、と3つに分けられています。
季節講習と定期試験対策を併用するなど、個人に合わせて柔軟に内容を変更できます。
この自由度は、やはり集団指導よりも個人指導のほうが高いです。

季節講習では、3月4月にある春季講習、7月8月にある夏期講習、12月1月にある冬期講習、が設置されています。

※参考:個別指導塾AXIS  

春季講習(3月~4月)

■小学生

中学校の勉強を先取りする、小学6年生の場合には小学校時代の勉強を総復習する、塾に通ったばかりの場合には勉強習慣を身に付ける、小学校の基本的な学習事項をベースに対応力や応用力を要請する、といったことがなされます。

■中学生

中学一年生の場合には、やはり勉強の先取りが念頭に置かれます。
中学二年生や三年生の場合には、入試を意識した内容となります。

入試のために内申を上げる必要がある場合には、個人の成績を参考に、特に上げたい科目を中心に指導がなされます。

■高校生

高校一年生の場合には、高校の勉強の先取りを行います。
二年生、三年生となってくると、第一志望、第二志望の選定と、それを意識した受験対策が行われます。

指定校推薦などを目標としている場合には、学校の成績を上げるための学習が行われます。

夏期講習(7月~8月)

ひまわり季節講習のなかでも特に夏期講習は期間が長いために、塾のほうもより力を入れてキャンペーンを実施していることが多いです。

たとえばアクシスでも、夏期講習と同時に入塾することで割引料金が適用されたり、夏の特別講座として特別料金が設定されていたりします(※)。

生徒の側にとってみても、ここで質の高い指導の下に学習を進められるかどうかで、夏休み明けからの学力に差が出ます。

基本的には、一学期の学習内容を復習することが行なわれます。
それが完了したら、個人の目標に応じた学力アップを図ります。

※参考:アクシス夏期講習  

■小学生

小学生は特に勉強の習慣を付けることが大事です。
夏休みの大半を遊んで過ごし、最後の1日で一気に、おざなりに宿題を仕上げる子がよくいます。

夏期講習では、こういったことにならないように、勉強の習慣づけを意識して、学年に応じて苦手科目の克服や、中学の先取りが行われます。
個別指導系の塾では、学校から出た宿題を持っていってアドバイスをもらったり、その場で解いてみせたりすることができます。

集団指導系でも、夏休みの宿題について、柔軟に対応してくれるところが増えています。

■中学生

中学生は小学生のときよりも科目によって好き嫌いがはっきりしやすいです。
好きな科目は得点が伸びやすいですが、嫌いな科目はやはり苦手なものとなりがちです。

夏休み期間は長いので、嫌いな印象がついた科目も、楽しさを知り、得意科目へと改善する良いチャンスです。
それを狙った学習が構築されています。

■高校生

高校生は特に人によって重視している試験が異なります。
センターや二次、私大、指定校推薦、AOなど色々と目標に種類があるからです。

集団指導系では夏期講習のなかでもそれらに合わせたコースを設置しています。
個人指導では、その生徒に合わせた内容で勉強が進められます。

冬期講習(12月~1月)

■小学生

小学生では、受験をする子には志望校にあわせた直前期のカリキュラムが組まれます。
特に受験をせずに地元の中学に行く場合には、先取りの勉強をします。

それこそ、特に大事な数学や英語、苦手としているなら理科や社会など、冬休みを利用して先取りすれば、同級生と差をつけられ、一年次から内申を良くすることが見込めます。

■中学生

二学期までの苦手の克服が念頭に置かれます。
数学の文章問題を不得意としていたり、理科や社会の暗記分野について得点できなかったりすることがあります。

そのときは、文章問題に特化した内容、暗記ものなら入試を意識し、よく出る分野に絞って憶えやすいようにと配慮がなされます。

■高校生

一年生、二年生の場合には、特に苦手な科目、分野の克服に重点が置かれます。
新学年に上がるまでに、苦手意識をなくしておくことが大事です。

大学受験においては、とりわけ一年生、二年生のときに習った事柄が大事な基礎となります。
これをおろそかにしては、良い結果に結びつけるのが難しくなります。

また、北海道での「塾通い」によって、どのように子供のライフスタイルが変化するのかについて、以下の記事に詳しくまとめていますので合わせて読んでみてください。

苦手の改善が入試の結果を左右する

疑問と理解たとえば、英語ではSVOCといった文系の型を正確に理解し置くことが、長文読解のスピードアップにつながります。
逆に基本ができていないと、長文への対処力を上げづらいです。

そこで、実際の学校の教科書、ノートを参考に、分からなかった部分や疑問点の解消にあたります。

個別指導系の塾では、個人に照らした柔軟な苦手の克服が図れます。
集団指導系の塾では、多くの人がつまずきやすい、理解の浅いであろう部分を中心にした講義がなされます。

どちらにしても、自分が苦手だと認識しているところは、自分で学習を進め、それでも分からなければ質問をしに行く姿勢が望まれます。

定期試験対策講座

5月~6月、9月~11月、2月には、定期試験対策講座が開講されます。
この講座は、特に高校や中学受験で内申を見られる中学生や小学生、大学に推薦で行きたい高校生が取ります。

集団指導系では、その塾が用意したテキストで授業が行われることが多いです。
個別指導系では、実際に学校で使っている教科書や授業で配られたプリント、学校で取ったノートを持っていって、それを参考に進められます。

普段は塾で教わっていない科目も、定期試験対策では取ることがあります。
この講座の主眼は、目先の定期試験で良い結果を残すことです。

そのため、試験範囲に特化して実践的な解法を学びます。
知識を得るだけではなくて、試験で応用問題にも対応できるように演習を繰り返し、ケアレスミスを少なくするためのコツも学びます。

試験の2週間前から計画的に学習

テスト直前に徹夜を繰り返して行う学習では、その後の蓄積を達成しにくく、試験自体の得点にも限界が出やすいです。

定期試験対策講座は、基本的に試験の2~3週間前から行われます。
策定された学習計画を元に、この2週間でどれくらいの勉強ができれば良いかが分かります。

塾では自習室が備えられていることが多いです。
授業で定期試験に必要な知識が何かを知り、そのインプットを自習で図り、演習を繰り返します。

そこで疑問が出たら、また次の授業で解決して、自習をする、このサイクルを確立して、試験の本番まで過ごします。

こうすることで、より効率的に定期試験対策ができるだけではなく、徹夜による試験が終わればすぐに忘れてしまうような付け焼刃の知識とは一線を画した、その先の志望校受験にも役立つ学力が備わります。

試験後は結果をフィードバック

定期試験対策講座は、試験当日までで終わりではありません。
試験後には、その結果を持って、アドバイスを受けられます。

どうしてこの問題が解けなかったのか、なぜこんな簡単なミスをしてしまったのか、こういった疑問点を解決しておくことで、次の定期試験のプラスになり、さらに志望校受験の際にも役立ちます。

模試(道コン)

受験を考えている子は、年間スケジュールのなかに模試も組み込まれてきます。
特に北海道で有名な模試といえば、「北海道学力コンクール※」があります。
地元では「道コン」という略称で呼ばれることが多いです。

この道コンは、主に高校受験を控えた中学生が受けます。
公立高校の問題と本番そっくりに作られているので、良い練習になります。

※参考:北海道学力コンクール  

上位校の裁量問題に対応

特に北海道の場合、公立高校のなかでも上位校は裁量問題を実施するようになっています。

これは、正式には学校裁量問題といいます。
上位校では、生徒間で学力の差をよりみやすくするために、国数英の主要3科目について、それぞれ大問のうち1題を、より難易度の高い学校裁量の問題に変えています。

道コンでは、この裁量問題にも対応した出題となっているので、上位校を目指している人にも役立ちます

受験方法は3つ

道コンには3つの受験方法があります。
いつも通っている塾で受ける方法と、事務局の指定会場(札幌、北広島、旭川)や自宅で問題をダウンロードして受験するものです。

塾で受けるのがおすすめ

塾で受けるには、その塾が道コンと提携している必要があります。
道コン公式HPに提携塾が記載されています(道コンを受験可能な塾をさがす )。
普段、その塾に通っていなくても、近くの塾で道コンだけ受ける、ということも塾によっては可能です。

全道各地にある塾では、ニスコグループや明光義塾、個別指導のトライ、ITTO個別指導学院が道コンを実施しています。

札幌にあるところでは、先に紹介したアクシスの他、大成会、秀英館、共律塾、札幌練成会など数多くの塾が提携しています。

事務局の会場まで行くのは面倒だけど、自宅で受けるのでは試験の雰囲気が味わえない、といった場合には、提携している近くの塾に問い合わせるのがおすすめです。

もちろん普段通っている塾が行っている場合には、そこで受けるのが一番良いです。

小学生対象の道コンもある

道コンは、中学生がメインですが、小学生対象のものも用意されています。
小学生学力コンクールといって、中学受験を考えている子は、ぜひ受けておきたい試験です。

道コンは年6回

道コンの年間スケジュール(※)をみてみると、年に6回(4月、8月、10月、11月、1月、2月)開催されています。
さすがに6回全部受ける必要はありません。

自分の学習進度に応じて、塾の先生と話し合うなどして計画的に年間スケジュールに組み込むのが大切です。

※参考: 道コン公式HP 年間スケジュール  

北海道の学習塾の年間スケジュールについてまとめ

北海道の塾では、基本的には通年ゼミの他、季節講習が基本に据えられています。
そこに定期試験対策講座や、道コンを始めとする模試が入ってくる形で、スケジュールが組まれます。

指導を受けたい科目や、受験の有無、方法などに応じて、年間のスケジュールは変わってきます。
塾の先生やスタッフとよく相談をして、自身のニーズに応じたベストなスケジュールを策定することが望まれます。

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