室蘭栄高校

室蘭栄高校の特徴

北海道室蘭栄高等学校は１917年開校の公立高等学校で、全日制と定時制があります。全日制には普通科と理数科があり、理数教育に熱心な学校です。

「ものづくりひとづくりサイエンス」をスローガンに掲げ、2008年度からは北海道教育委員会より「医進類型指定校」、2009年度からは文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けています。スーパーサイエンスハイスクールの活動では、17班それぞれがテーマを持ち、音の遮断やペットボトルの再生方法などを生徒自ら研究しています。

国公立大学の現役合格率はここ数年間では45～55％となっており、進路指導にとても熱心な学校です。

室蘭栄高校の主な進学先・就職先

卒業生のほとんどが大学への進学を希望します。
主な進学先は、北海道大学や東北大学などの難関国公立大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学などの私立大学です。

2018年の合格実績は、国公立大学143名・私立大学61名でした。

室蘭栄高校の入試難易度・倍率

普通科の偏差値は62で、道内で上位の難易度です。2018年の倍率は普通科0.94、理数科1.31でした。
募集人数は普通科160名、理数科８0名です。

一般入試においては以下の点数が合格の目安です。
普通科：219点
※5教科・300点満点”

室蘭栄高校に合格するために

一般入学試験・推薦入学試験の2つの方式で試験が行われます。

一般入学試験では、国語・算数・理科・社会・英語の学力検査と、面接、作文および実技の2つの試験が行われます。
過去問や予想問題に取り組むことはもちろん大切ですが、過去の定期テストや北海道学力コンクールの問題を改めて解いてみることで自分の弱点がわかり、基礎知識の定着にも繋がります。ぜひ活用してください。

自宅学習のみで合格した受験生もたくさんいますが、塾に通ったり家庭教師をつけることでより詳細なアドバイスを受けることもできます。家庭内で相談して受験への取り組み方を決めていきましょう。

推薦入学試験では、面接、英語の聞き取りテスト・問答・実技・作文、自己アピール文の作文の3つの試験が行われます。

英語の聞き取りや問答はできるまでに時間がかかるので、一般入学試験の対策と合わせて、日頃からリスニングの練習をする等、英語に触れる時間を取りましょう。自己アピール文の提出は任意ですが、提出した方が印象に残る場合が多いので、作文の練習もしておきましょう。

室蘭栄高校の部活・クラブ活動

■スポーツ系の部活
バレーボール部、バスケットボール部、ハンドボール部、バドミントン部、剣道部、弓道部、卓球部、、硬式テニス部、ソフトテニス部、硬式野球部、サッカー部、陸上競技部、山岳部

■文科系の部活
合唱部、美術部、写真部、書道部、茶道部、将棋部、化学部、生物部、国際交流部

室蘭栄高校が輩出した有名人・著名人

湯川盛夫（外交官）、岩泉舞（漫画家）、安田顕（タレント）

室蘭栄高校へのアクセス方法

■東室蘭駅より徒歩8分