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オンライン家庭教師の始め方「必要なもの・機材・アプリ等」

オンライン家庭教師の始め方

コロナ禍のご時世で、いま全国的に外出が憚られています。

特にお子さんがいるご家庭では、家族レジャーのみならず、子どもの日常的な教育においてもなかなか積極的に行えない状況におかれています。

というのも、塾や習い事に通うためにはお住まいの地域にもよりますが、電車やバスなどの公共交通機関を利用したり、送迎の必要があります。

そのため、通塾を躊躇し、学校以外の教育を受ける機会を放棄するケースも増えているという声もしばしば聞かれます。

いま、オンライン家庭教師が熱い!?

緑背景のパソコンそこで考えたいのが、オンラインを利用した教育の必要性です。

リモートワークの浸透した海外にならい、日本企業の一部はすでにインターネットのビデオ会議システムを利用したリモートワークを推し進めています。

未だ完全とはいえる状況ではありませんが、昨年の緊急事態宣言の際には約4割の企業がリモートワークを取り入れたという調査結果もあります。

こうした大きな社会の動きに対応し、いま子どもの教育現場においても遅ればせながら、オンラインを活用した教育形態が次第に採用されつつあります。

この動きは私立の学校にとどまらず、一部の公立学校でも通常授業や授業参観、運動会などの学校行事に至るまでオンライン化がはじまっているようです。

それを受けて、塾や習い事などでもオンラインを利用した補助的な教育が盛んになっており、子どもたちの通塾や親の送迎の負担を減らそうという動きが出始めています。

オンライン教育、とりわけオンラインを利用した家庭教師サービスについてご紹介したいと思います。

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親御さんの心構え①:オンライン教育の黎明期とは?

そもそもオンライン教育はコロナ禍と共に始まったわけではありません。

近年のネット社会の発展とともに、主流とはいえないながらも、コロナ前から一定のシェアを占めていました。

有名どころでいえば、大手予備校である東進のオンライン授業や、海外在住の外国人講師とのコミュニケーションがとれるオンライン英会話が浸透し始めていました。

いずれもこの10年程度のうちに登場した比較的新しい教育サービスで、その利便性の高さや、教育の質の高さが担保されていることから評判は高く、業界でも話題になっていました。

ただ、この頃は必ずしも業界トップのシェアを占めていたとは言い難かったようです。

昔ながらの対面型や、クラスルーム内での授業スタイルの方が親しみやすさや信頼性があり、望むユーザーの絶対数が多かったことが理由にあります。

また、通信技術の安定性が必ずしも担保されない、という問題点もありました。

オンライン通信中に音声が途切れたり、接続が落ちてしまったりなど、ご経験がある方も多いかと思われます。

なにより、不足していたのは子どもに特化したオンライン教育です。

上記に挙げたサービスは、英会話の場合は小学生から受講可能とはいえ、高校生~社会人をターゲットにしたものが主流でした。

安全性の観点で子供向けサービスは少なかったものの、近年では講師の質が担保され始めており、安心して利用できるオンライン教育サービスが充実してきているのです。

親御さんの心構え②:オンライン教育への誤解

次代を担う教育サービスとして注目されつつも、別の観点から第一選択とはいえない事情がありました。

腕を組む女性とりわけ大きかったのが、「オンライン教育は子どもにとって本当にベストな教育だろうか?」という疑問点です。

「未熟な子どものうちにインターネットだけで会話が完結してしまうことは、正常な教育や対人発達に悪影響を及ぼすのでは?」という懸念が一部にありました。

特に幼いお子さんをお持ちの方にとっては、気がかりなところです。

また、不特定多数の人とつながってしまうオンラインの特性上、危険性やセキュリティなど、ネットリテラシーの問題も依然として残されています。

講師の質が気になるという親御さんも少なくないと思われます。

これらの懸念は、未だ完全に解消されたわけではありませんが、コロナ禍以降、日本を含む世界中の国々の公的教育機関でオンライン授業は当たり前のように推進されています。

従来の学校教育には不可能で、むしろオンライン教育でしかなし得ないメリットも数々みえてきたからです。

こうした現状をみると、危険性に十分留意しつつも、パンデミックかそうでないかにかかわらず、今後の新たな教育を担うオンライン教育は不可欠なものになりつつあるといえるでしょう。

親御さんの心構え③:オンライン教育の大きな可能性

インターネットやSNSが世界を大きく変え、人々の価値観をガラリと変貌させたように、発展途上のオンライン教育もまた大きなポテンシャルを秘めています。

タイムワープそのカギは、時空間の壁をたやすく超えられることです。

たとえば、オンライン教育で異なる国々をつないだ動画授業を行う教育団体があります。

その授業では、日本の子どもたちと外国の子どもたちが一緒に同じトピックについて学ぶことができます。

時差があるため、日本は夜、外国は朝、と混在している状況です。

当然ながら授業は英語で行われるため、語学の発達を促進するだけでなく、小さいうちから異国文化にさらされ、世界にはさまざまな文化背景があることを知り、いい刺激を受けることになります。

このように、オンライン教育は従来の教育の限界を圧倒的に押し広げ、教育の可能性を大きく変え得る力をもっているのです。

オンライン教育のメリット

他に、オンライン教育のメリットは具体的にどのような点にあるのでしょうか?

従来、オンライン教育の欠点としては、理科や社会などの実体験を重んじる分野において「実物を触ったり、感じたりすることができない」点が指摘されていました。

ところが最近では、実際のオンライン授業の例として、興味深い授業の展開がみられています。

その授業では、実物をカメラで映し出すことで、参加する子どもたちがよく観察できるような仕組みを工夫していました。

パソコンを見る子供画面上では拡大・縮小が自由自在なため、オフラインの通常授業以上に、子どもたちが公平に参加する機会を与えられる利点があるわけです。

また昨今、公的な学校教育の現場にも盛んに取り入れられている「習熟度別教育」と相性が良いのもオンライン教育の利点です。

「できる子はもっと早く、できない子はゆっくり教える」タイプの教育法は、教科によってはほとんど必須のものです。

また、子どもたち本人にとっても、他の子どもたちが見えづらい環境にあることで人とむやみに比べる必要がなく、マイペースで学習を進められるため、余計なプレッシャーを感じなくて済むという利点があります。

これまでは、一人の教師が時間内にやれることは限られているため、導入には現実的な難しさがありました。

オンライン教育の導入によって、異なる習熟度の複数の生徒を効率的に管理することが可能になったことも良い兆しといえます。

オンライン家庭教師の良いところ

メリット数あるオンライン教育の利点ですが、それでは「オンライン家庭教師」のメリットはどんなところにあるのでしょうか?

双方向のマンツーマン指導なので、教師と生徒が互いに会話しながら授業を進めることができ、質の高い授業がいつでもどこでも受けられます。

また、専任の教師による指導で、わからないところもすぐに解決できます。

さらに、曜日や時間帯、受講回数、教師、受講する教科などを、子どものタイプに合わせて選ぶことができます。

この自由度の高さはなんといっても魅力ですね。

教師の質も高く、難関大学の大学生からプロの家庭教師まで、レパートリーが揃っているようです。

では現在、どれくらい浸透しているのでしょうか?

2021年のある調査によると、オンライン家庭教師をはじめて利用する家庭は全体の82%だそうです。

コロナ禍前にもオンライン家庭教師のサービスはありましたが、やはりコロナ禍によって自宅学習の需要が増したことが大きいようです。

自宅でもマイペースで質の高い授業を受けたいというお子さんにとって、歓迎すべき時代の変化となっています。

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オンライン家庭教師を始めるにあたって用意すべき物①:インターネット接続機器

オンライン家庭教師の良さがお分かり頂けたでしょうか?

では、実際に利用を始めるにあたり、最低限必要なもの、機材はどのようなものを用意すればよいのでしょうか?

オンライン授業を受けるこどもまずは、お子さんを学習に集中してもらうため、なるべくストレスにならないような自宅での快適なインターネット環境の構築が必要です。

そのためには、オフライン環境(通常の教室で受ける対面授業)と遜色のないように、「自然と音声が聞き取れる状態」にすることが不可欠です。

インターネット回線に接続するにあたり、パソコン(PC)、タブレット、またはスマートフォンのいずれかの端末が必要になります。

パソコンならWindows/Mac/Linux、タブレットならiPad/Chromebook、スマートフォンならiPhone/Androidなど、たくさんの種類の端末があります。

生産メーカーも非常にたくさんあるので、どれを選んだらよいのか、慣れていない方は迷ってしまうかもしれません。

ですが、オンライン家庭教師の利用にあたっては、どの種類の端末を選んでも構いません。

同じようにオンライン授業を受講でき、学習を始めることができます。

強いていえば、CPUのスペックが高く、メモリ、ハードディスクの容量が大きいと、快適な通信環境づくりを助けます。

また、大きな画面にこだわりたい方は、スマートフォンよりも、タブレットやパソコンの方がよいかもしれません。

次に、インターネット回線に常時接続するための、Wifi機器が必要になります。

Wifi機器にも有線のモデムと、ポケットWifiのような無線モデムがありますが、どちらでも構いません。

また、回線には光回線、ADSL回線等の種類があります。

いずれにしても選ぶポイントとしては、安定的に常時接続できる(音声が途切れ途切れにならないような)ような回線工事を行うことが肝心です。

お住まいの地域によっても条件が異なるため、プロバイダや工事業者に確認してください。

また、通信アプリに関してはご存知の方も多いZOOMやSkypeが使われることが多いようですが、インストールする必要は必ずしもありません。

また、サービスによっても使用するアプリは異なるので、気になる方は利用するサービスにお問い合わせください。

オンライン家庭教師を始めるにあたって用意すべき物②:マイクとカメラ

マイク付きヘッドホン続いて、音声を入力するためのマイクと、音声を出力するためのスピーカーが必要な場合があります(特にパソコンを使用する場合)。

タブレットやスマートフォンの場合、これらの入出力機器はついていることがほとんどですが、音声が聞き取りやすいかどうか、相手に伝わるかどうか、事前に確認しておくとよいでしょう。

次に、学習しているお子さんの状況を映し出すためのカメラが必要です。

タブレットやスマートフォンの場合は付属していることがほどんとですが、パソコンの場合は端末の種類によって大きく違います。

通常のテレビ電話やビデオ会議などで使われる場合、カメラは主にこちらの表情を映し出すために使われますが、注意しておきたいのが、オンライン家庭教師の場合、この1台のカメラだけでは足りないということです。

なぜなら、子どもの理解度をきちんとモニターするためには、学習が行われている手元のノートを映し出す必要があるからです。

このことは、お子さんの学習を少しでもリアルタイムで横から眺めたことがある方なら、ご想像がつくと思います。

いっけん口先では理解しているようにみえても、実際にノートに書かせてみると理解が中途半端だったり、字が大きすぎたり小さすぎたり、漢字や送り仮名を間違えていたりと、様々な問題が発生しているのが子どもの学習の現実です。

ですので、たとえ端末にカメラが標準装備されていたとしても、手元用のカメラ、いわゆる「書画カメラ」を揃える必要があるでしょう。

必須というわけではありませんが、「手元を映したいな…」と思われた方は書画カメラも併せて準備しておくことをオススメします。

オンライン家庭教師サービスの紹介

それでは、主なオンライン家庭教師サービスをご紹介しましょう。

①家庭教師のトライ

120万人の指導実績があり、高品質のマンツーマン指導をオンラインでどこでも受講できます。

教師と生徒が互いに会話しながら授業を進める、双方向のマンツーマン指導です。

問い合わせから最短で翌日に教師を紹介されます。

  • 1コマあたりの分数:60分
  • 料金(税込):月4回60分 10,000円台~
  • 対応する学年:小学生・中学生・高校生
  • 対応する教科:5教科(国・数・英・理・社)
  • 特筆すべき特徴:高実績と長年の信頼度・認知度

②家庭教師のゴーイング

勉強が苦手な子専門の家庭教師サービスとして25年の実績を誇ります。

13万人以上の大学生の勉強法を分析し、「今まで何をやってもダメ…」そんな子を26年に渡って大逆転に導いてきた自慢の『カンタン家勉法』を3時間たっぷりかけて研修しています。

  • 1コマあたりの分数:30分
  • 料金(税込):1コマ30分 1,000円~
  • 対応する学年:小学生・中学生・高校生
  • 対応する教科:5教科(国・数・英・理・社)
  • 特筆すべき特徴:学習が苦手な子に対する指導歴、料金の安さ

③学研の家庭教師オンライン

学研の家庭教師は日本全国でサービスを提供しています。

志望校対策はオンライン授業、定期テスト対策は対面授業というように、オンラインと対面のハイブリッド受講が可能です。

また、志望校の出身者・在籍者をお子さまの家庭教師として紹介してもらうことができます。

講師登録数は全国で約12万名です。

その中で、オンライン家庭教師として採用されるのはわずか8%の講師です。

  • 1コマあたりの分数:60分
  • 料金(税込):60分4,510円~(入会金・管理費別)
  • 対応する学年:小学生・中学生・高校生
  • 対応する教科:5教科(国・数・英・理・社)
  • 特筆すべき特徴:大手ならではのキメ細かい指導歴とノウハウ、講師の質、ハイブリッド受講可

④オンライン家庭教師/個別指導学習Wam

AIを用いて苦手分野を判別し、学習履歴をデータべース化。

独自カリキュラムで成績アップに貢献します。

パソコンやアプリを開いてたった10秒で授業が開始します。

  • 1コマあたりの分数:40分
  • 料金(税込):1コマ1,225円~(月4回 4,900円~)
  • 対応する学年:小学生・中学生・高校生
  • 対応する教科:5教科(国・数・英・理・社)
  • 特筆すべき特徴:1コマあたりの分数、AIの導入、授業開始までのスピード

オンライン家庭教師サービスのアプリ紹介

スマホを触る女性また、オンライン家庭教師はアプリサービスとして受講することも可能です。

スマホアプリとして利用できれば、オンライン家庭教師の授業をさらに手軽なカタチで受講できることになります。

以下に、主なオンライン家庭教師サービスのアプリを紹介します。

①アオイゼミ – 中学生・高校生向けの勉強アプリ

プロ講師の授業で1科目15分から勉強できます。

生放送のため、その場で先生に質問できます。

受けたい講座をフォローして苦手分野の克服につながります。

②学び動画スタディチャンネル

講師陣が大事な学習ポイントをギュッと短く、動画で解説します。

小学1年生~中学3年生の国社数理英5教科をカバー。

動画の数は1000本以上で毎日更新されています。

③manabo – 24時間質問できる勉強アプリ

24時間いつでも講師に質問でき、対面感覚でボードやチャットを使ったリアルタイム指導です。

わかりやすいと評判で、東大・早慶を中心とした3000名以上の優秀な講師陣が教えています。

このように、オンライン家庭教師サービスには、実績のある大手教育企業から、比較的小規模の家庭教師専門のサービスまで、バラエティに富んでいる点が特徴となっています。

よく吟味し、お子さんに合わせたサービスを選びましょう。

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まとめ:オンライン家庭教師の未来はどうなる?

産業のデジタル化で大きな遅れをとっていた日本社会ですが、コロナ禍によってデジタル化は図らずも加速しました。

リモートワークへの形態転換や通信技術の向上とともに、多くの企業で今後ますますオンライン化が進んでいくことには疑う余地がありません。

オンライン化が当たり前になる将来の社会において求められるのは、然るべきITスキルを備えた人材です。

いまオンライン家庭教師のもとで育ったお子さんたちは、そのような社会に自然に適応できることでしょう。

その一方で、教育業界では従来の一律型教育の反省を踏まえ、学習段階がそれぞれ異なる千差万別のお子さんに合わせて、学習内容を個別にカスタマイズ化する流れが生まれています。

学習が得意でどんどん先に進みたいお子さんも、また逆に学習が苦手でマイペースにゆっくり進めたいお子さんもいます。

いずれのタイプのお子さんにも適しているオンライン家庭教師サービスはまさにうってつけであり、自宅学習の革命ともいえるでしょう。

このように、まだ発展途上の段階とはいえ、オンライン家庭教師は今後も目が離せません。

自宅でも質の高い授業を受けられるようになったことで、「自分に合った、自分だけのカリキュラムで学べ、そのサポートを直接得られる」ようなサービスが今後どんどん登場し、発展・拡充していくことでしょう。

オンライン家庭教師はまだ始まったばかりの新しい教育サービスなので、一般に認知され浸透するのはまだ先になりそうですが、今後の発展が期待されます。

興味をもった方は、ぜひ調べてみてくださいね。

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公開日:2021年11月4日