北海道の定期テストの時期と失敗しない対策法

定期テストは中学生にとって大きな行事の一つです。
高校入試のための内申点を稼ぐ機会で入念な準備を行い定期テストに臨んでいることかと思われます。
しかし部活動や習い事で忙しい中学生は満足に勉強時間が取れないというケースもありえます。
今回は一日15分のまとめで定期テストを攻略する方法を紹介します。
定期テスト前に時間をかけて取り組むよりも楽で知識も深められる方法です。

定期テストは難しくなる

中学校に入学してすぐの一学期期末テストは450点以上が連発します。
なぜなら出題される内容が入学〜テストまでの約2ヶ月間に授業で取り扱った内容であるため、内容自体が基礎的なものであるためです。
しかし、その後の二学期中間テストでは入学から6月までの範囲が出題され、更に学年末テストになると入学から一年間に授業で取り扱った内容の全てが出題範囲となります。
このようにテストの回数を重ねるにつれて出題範囲は広くなり難易度も上がります。
2年生の定期テストには1年生で学んだ事を活用することも求められているため、スタートダッシュでつまづくと三年間の学びに影響します。

中間テスト中学生のみなさんが最も定期テストで失敗しがちな時期は二学期の中間テストです。
先ほども述べた通り、一学期の中間テストはとても易しい問題が出題されます。
そこで油断した結果、一学期の期末テストでガクッと点数を落とす子が増えるというわけです。

英語を例に挙げて説明しましょう。
一年生の英語は「アルファベットの読み書き」から始まります。
なので中間テストもアルファベットの読み書きと簡単な単語を中心に作られているはずです。
しかし多くの学校のカリキュラムでは二学期の中間テストでは “I am XXX”や “Are you XXX ?” という文を学ぶことになっているので、テストにはそれらが出題されます。
英語の基本的な文章ではあるものの、テストでは作文をすることになるので難易度が急に上がったと感じるという事です。

このように中学生のみなさんがつまづく定期テストは、二学期の中間テストが最も多いです。
ここで他の生徒との差がつけられるのであれば嬉しいですよね。
高校入試で使用する内申点にも定期テストの点数は影響します。
スタートダッシュで一歩リードするための勉強法をこれからご紹介します。

道内の定期テストの時期

その前に定期テストの日程について確認しておきましょう。
中学生の方であれば基本的に以下のような日程となるはずです。

  • 6月下旬 一学期期末テスト
  • 9月上旬 二学期中間テスト
  • 11月中旬 二学期期末テスト
  • 2月中旬 学年末テスト

年間で4回の定期試験があります。
余談ですが内地と試験日程はさほど変わりません。
複数の中学校を参考にしましたが、二学期の中間テストが無い中学校もあるようです。
ご自身の中学校の年間行事予定表で確認して下さい。

※日程は札幌市の公立中学校を参考にしています。

漢検・道コン(北海道学力コンクール)・学力ABCテストなどの詳細情報は、以下のページで解説しています。合わせてご確認ください。

失敗しないテスト対策

それでは肝心のテスト対策についてを述べていきたいと思います。
冒頭でもお伝えしたとおり、テスト前だからといって缶詰になって勉強をする必要はありません。
皆さんの中には部活動に励んでいる方や習い事で忙しい方も居られるでしょう。
そうでなくてもテスト前に切羽詰まって勉強をする必要が無いのであればそれに越したことはありません。
では、どのように定期テストの対策をすればよいのでしょうか。

それは毎日15分の復習タイムを設けることです。
学校がある日は毎日です。
そのため普段の授業ではノートの隅に日付を残しておくと良いでしょう。
具体的にどのように復習をすればよいかと言うと「まとめ法」です。
授業ノートの片側1ページの上半分(もしくは下半分)を使います。
言葉で伝わるでしょうか。
その区切ったスペースにその日の授業で学んだことをまとめていきます。

まとめは以下の2点のみで十分です。
特に形式は定めていません。

授業で学んだ新しいこと

数学であれば新しい公式、英語であれば文法事項など。
ただ単に学んだことを書き写すのではなく、どのような場面で使えばよいのかについても自分で考えて併せて記入しておくと記憶に残りやすいです。
例えば “Are you a student?” という文法を学んだのであれば「君は学生ですか?など自分の知らないことを尋ねるときに使う」といった具合です。

ここでは学んだ事の本質を整理します。
機械的に「疑問形だから動詞と主語を入れ替える」と覚えるのではなく「誰かに質問をする時はこうすれば良い」という風に使用する場面をイメージしやすい形に整理するといった具合です。
どちらがイメージしやすいかは一目瞭然ですよね。

自分の考え

例えば「この文法は街中のこんな場面で使えそうだ」や「方程式を学んだけど、駄菓子屋で買い物をする際に使えそうだ」など、自身の生活で使う場面と関係するものを自分で考えるといった具合です。
ノート提出もあり最初は抵抗があるかもしれませんが、自分の意見を持つという事は大切です。
むしろ提出物の評価も高くなるかもしれません。

こちらの目的は「知識を大きくして記憶に残りやすくする」事にあります。
詳しくは後で解説しますが、関連する知識を合体させる事でより深く印象を残すことができ、記憶に繋がります。

2つのまとめで共通しているものは「知識を自分の生活と結びつける」という事です。
記憶はなるべく大きいほうが覚えやすいという研究の成果があります。
わかりやすい話があるのでご紹介します。
皆さんは砂場で使う「ふるい」を使ったことはありますか。
中にはお菓子作りで使ったことがある方も居られることでしょう。
砂あるいは砂糖を知識だとします。
ふるいにかけた時に上で留まるのは大きな砂やダマになった砂糖です。
ふるいの上に残すためには網の目より大きくなければなりません。
これを勉強に置き換えると、英文法のみで覚えようとするのでは無く、自分の知っている事と結びつける・実際に使えそうな場面と結びつけるなどして知識を雪だるまのように大きくすると言い換えられます。
そうして知識のふるいに落とされないようにするという事です。

また気をつけたいポイントは「時間をかけすぎない事」です。
これを聞いて多くの中学生の皆さんは驚きます。
今まさにこの記事を読んでいるあなたも驚いたのではないでしょうか。
理由は「毎日机に向かう習慣をつけるため」です。

自宅で勉強する女子学生最初は意気込んで丁寧に大量の時間を割いて取り組みがちですが、毎日やるには負担が大きすぎます。
スタートダッシュで気合を入れすぎると長続きしません。
まず最初は「その日のまとめを手早く終わらせてしまう」という習慣を作って下さい。

「出来るだけ早く終わらせる」ことは将来にも繋がっています。
効率を意識して物事を進める習慣を中学生のうちから身につけておくと、仕事も素早く終わらせる事ができ、残業をする必要も少なくなります。
量より質を心がけるようにしましょう。

「まとめ法」は塾講師である筆者が考案した復習方法ですが、実践している中学生の皆さんは四苦八苦しながら取り組んで居られるようです。
限られたスペースに自分が学んだことを整理するという事は簡単なことではありません。
しかし、粘り強く続けることによって必ず自分流のまとめ方を身につけることができます。
実際にこの方法を続けた教え子を地域で有名な公立高校に輩出しています。
決められたスペースさえ守っていれば形式は自由です。
フォーマット化されていないので皆さんの創意工夫が生きてきます。

定期テスト前で不安な時は

教科書を開くとは言え、定期テスト前も一日15分の復習だけではあまりにも不安だと感じる中学生の皆さんも居られることでしょう。
基本的なテスト対策は先述のまとめ法で大半が完了していますのであまり心配する必要はありません。
それでも不安な場合は問題集に取り組む事をお勧めします。
学校で購入したものがあればそれに取り組むと良いでしょう。

もし解けない問題があれば、まずはその問題と関係するまとめを確認します。
わかりやすく整理されたまとめであれば、それだけで授業内容を思い出すことが可能です。
もしまとめを見てもわからない場合は授業ノートを確認し、それでもわからない場合は学校や学習塾の先生に質問するという流れです。
大切なことは「まとめが授業を凝縮したものになっているか」です。

学校の定期試験では原則授業で取り扱ったものやワークブックからのみ出題されます。
理由は教員側の都合によるものですが、記事の本題では無いため割愛させて頂きます。
そうで無くとも何となく理由はおわかり頂けると思います。
定期テストをする理由について考えてみて下さい。
とにかく定期テストで出題される問題は教科書やワークブックに掲載されている問題、あるいはその類似問題です。
対策を進める際は教科書やワークブック、先生が作ったプリントを活用しながら進めて下さい。
書店などで参考書を購入した際は類似問題に対応するためのものとして考えて使うと良いでしょう。

また学習塾に通っている方であれば、過去に行われた定期テストの問題をストックしている教室もあります。
ずっと同じ先生が学校で授業をしているというケースも有り、同じ先生が作ったものであれば出題形式に慣れることも可能です。
利用できるのであれば積極的に活用しましょう。
学習塾に通っている友達が持っているのであればそれを見せてもらうのも一つの手です。

まとめ

定期テストは二学期の中間テスト(ない場合は期末テスト)が正念場です。
一学期の期末テストと比べて難易度が格段に上がるからです。
定期テストの対策は基本的には毎日の復習を行っていれば特別な対策は必要ありませんが、復習を行いやすくするフレームワークとして「まとめ法」をご紹介しました。
その日の学びを狭いスペースに整理して記入する事で要約を行う力も身につきますし、何より効率的です。
毎日の小さな負担を負うことで、定期テスト前も焦る必要はありません。
心配であれば学校のワークや市販の参考書を活用して類似問題に慣れるように学習を進めると良いでしょう。

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