留学にかかる費用は?お金をかけずに留学する方法

留学にかかる費用は?
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グローバル化が進む昨今、学生の留学はますます活発に行われるようになっています。

独立行政法人が毎年発表している「協定に基づく日本人学生留学状況調査 」によると、調査を開始した2004年より多少の増減はありながら留学生は増え続けており、2004年にはおよそ19,000人だった日本人留学生の数は、2016年には約66,000人にまで達しています。

実際に異国で生活を送り、日本とは異なる文化を肌で感じ語学力を高める留学は非常に意義深いものです。

が、その一方で留学には大きな費用が発生します。

期間にもよりますが、例えばアメリカに1年間滞在する場合はおよそ460万円もの費用がかかります。

こういった留学費用を用意するというのは簡単ではなく、親からお金を借りたりバイト代を貯めたりと、かなり苦労がかかります。

こういった現実を見て「お金がこんなにかかるならいいや」と留学を断念してしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、工夫次第で留学にかかる費用をできる限り抑えることは十分に可能です。

当記事では留学にかかる費用を安く抑える6つの方法をご紹介します。

ぜひ現在留学を検討されている方は最後までご覧ください。


以前にも、海外留学する際の奨学金制度について解説していますので併せてご覧ください。

留学にかかる費用の内訳を確認してコストを削減する

まず最初にご紹介する方法は「留学にかかる費用の内訳を確認してコストを削減する」です。

「留学費用は高い」という事実は間違いありませんが、では「なぜ留学費用は高いのか?」という疑問に答えられるまで理解している方は意外と少ないのではないでしょうか。

そんな方のためにまず、以下に留学費用の内訳とそれぞれの節約方法を記載いたします。

渡航費

離陸する飛行機渡航費は繁忙期と閑散期によって同じ区間でも大きく変動します。

場合によっては5〜6万円以上も金額が異なることも多いです。

多くの人が飛行機を利用するお盆・年末などは当然金額が高い傾向にあるので、上手く時期をずらして渡航費を安く抑えることができます。

加えて航空券の種類も重要です。

航空券は主に出発後に帰国日の変更が可能なOPENチケットと、出発後の変更ができないFIXチケットの2種類に分かれます。

そして往復航空券はFIXチケットの方が安く、OPENチケットの方が高いためです。

学費

後に詳しく掲載しますが、学費は留学する国によって大きく異なります。

その国でしか学習できない専攻内容であったり、体験できない文化がある場合は別ですが、例えば留学の目的が英語力を高めたいということであれば、学費が安い留学先を選ぶようにしましょう。

滞在費

地図と家滞在費は住む地域の物価に大きく影響します。

またルームシェアをしたりホームステイをしたりといったことでもかなり変動します。

特にホームステイは安いですが、時にホームステイ先は大学からかなり離れた場所にあることも多いため、実際に通うことを想定した上で最適な滞在先を選ぶようにしましょう。

食費

日本にいても海外にいても変わらない点ではありますが、食費は本人の努力によって大きく節約ができる出費です。

その土地でしか味わえない食べ物やマーケットに赴くのは留学の楽しみの一つでもありますが、旅行気分でお金を使うと思わぬ高額出費に繋がってしまうことも。

そのためそういった楽しみは月に2〜3回にするなど工夫して、基本は自炊することをお勧めします。

通信費

スマホの危険性意外と多くの留学生が頭を悩ませるのが通信費です。

なぜなら海外は日本よりもパケット代が割高である国が多く、何も考えず使用すると数万円にも及ぶ高額を請求される場合が多いのです。

これは日本で使用している携帯をそのまま使用すると、通話やネットが日本のサーバー経由になってしまうことが原因です。

よってこのような事態を防ぐためには、留学先でSIMフリー機を使うようにしましょう。

このように留学にかかるそれぞれの費用をしっかりと見直すことで、大幅に留学費用を削減することができます。

こういった節約意識を学生のうちに身につけておくと将来社会人になった際にも必ず役立ちますので、社会に出る前の訓練と思ってぜひチャレンジしてみてください。

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費用があまりかからない国に留学する

次にご紹介するのは「費用があまりかからない国に留学する」です。

上記「学費」で説明したように、留学先によって必要経費というのは大きく変動します。

以下に学生に人気の留学先の中でも特に費用があまりかからない国をまとめましたので、ご参照ください。

フィリピン

フィリピンはアジア圏の留学先のとして最も人気のある国の一つです。

その人気の背景には日本の1/4程度という物価の安さが挙げられるでしょう。

そのため毎月の出費は食費や学費、滞在費などを合わせて14〜18万円程度であり、安価に留学するのであればフィリピンはもってこいの国です。

また公用語は英語であるため、英語力を身につける環境も非常に充実しています。

香港

日本から4時間程度で行くことができ、また渡航費が片道3〜5万という安さが魅力です。

うまく行楽シーズンからずらしLCCを利用するなどすれば、片道1万円以下で現地に赴くこともできます。

また1997年までイギリス領だったことから、アジア圏の中では特に英語が話されている場所でもあり、英語力を磨くのにも非常に適していることも人気の一つでしょう。

ノルウェー

ノルウェー国旗留学費用があまりかからない国と言えばアジア圏の国を連想される方が多いと思いますが、実はノルウェーも留学費を安く抑えるためにはまず注目したい国です。

その理由はノルウェーでは留学生でも学費が無償であることです。

大学や大学院のみならず、専門学校などでも無料で授業を受けられることができるのです。

またノルウェー含む北欧諸国と言えば、世界トップクラスの教育水準であることも有名ですね。

そのため学力を高めるという留学本来の目的においてもノルウェーは非常におすすめです。

留学奨学金制度を利用する

お金を手渡す次にご紹介するのは「留学奨学金制度を利用する」です。

生活費や渡航費を切り詰めても、どうしても留学費用が足りない!という方はぜひ留学奨学金を利用しましょう。

奨学金と聞くと「将来返さなきゃいけないしな・・・」と尻込みしてしまう方も多いと思いますが、中には返済不要の「給付型」も存在します。

そして留学に際して利用できる奨学金制度は50以上もあり、自身の状況に合った最適な奨学金を選ぶことが可能です。

以下に人気のある留学奨学金制度をご紹介しますので、ぜひご参考ください。

トビタテ!留学JAPAN

トビタテ!留学JAPANは文部科学省が2013年から行なっている奨学金制度です。

給付型の奨学金制度であり、返済義務が発生しません。

申込書を提出して選考が行われ、対象者となれば渡航費や授業料などを援助してくれます。

各費用に関しては上限がありますので、しっかりと条件を確認するようにしましょう。

日本学生支援機構(JASSO)

日本学生支援機構は文部科学省の独立行政法人です。

各大学生の生活事情に合わせたさまざまな奨学金を用意しており、その中の「海外留学支援制度」にて留学生に対する奨学金を提供しています。

JASSOの公式HPには国や地域別で留学先のお役立ち情報が掲載されており、留学生の強い味方となってくれる支援期間です。

iae奨学金

iae奨学金は給付型奨学金として最も有名なものの一つです。

一般的に留学奨学金制度を利用するためには、GPA取得状況や留学計画の提出など様々な条件が必要となります。

しかし、iae奨学金はそういった条件がほとんど必要なく「学生であること」「海外での語学留学の期間が3週間以上であること」といった簡単な条件をいくつかクリアすれば利用することができます。

そのため、留学奨学金制度の利用を検討する際にはまず確認したい奨学金の一つと言えるでしょう。

交換留学制度を利用する

パスポートと飛行機次にご紹介するのは「交換留学制度を利用する」です。

交換留学とは日本の学校に在籍したまま、海外に一定期間留学する制度のことです。

大抵の場合、留学期間は1年間です。

留学先で卒業せず、帰国後に日本の学校を卒業する流れとなります。

留学先は在籍する日本の大学が交換協定を結んでいる大学に限られますが、国や自治体、学校が留学費用の一部を負担してくれるメリットがあるのです。

留学エージェントや代理店を利用する

次にご紹介するのは「留学エージェントや代理店を利用する」です。

留学エージェントや代理店とは留学に関する手続きを留学生の代わりに行ってくれる業者のことを指します。

留学先を決める前の相談や現地到着後も生活サポートを行ってくれるなど、留学生の強い味方となってくれます。

また留学エージェントおよび代理店は留学に関する知識を豊富に持っているため、最適な留学費を算出してくれるのです。

業者によっては無料でサービスを提供しており、総合的に見ると大きなコストカットにつながるでしょう。

また申し込み手続きの調査や留学先選定といった労力を削減できるのも嬉しいポイントです。

ワーキングホリデーを利用する

最後にご紹介するのは「ワーキングホリデーを利用する」です。

ワーキングホリデーとは半年もしくは1年間の間渡航先で勉強や異文化を学びながら、働いて生活費を稼ぐ制度のことです。18歳〜30歳が対象となります。

これまでご説明した留学制度とは大きく異なり、主な目的を観光とする制度です。

そのため、渡航理由の第一目的を就学や就労とすることは認められません。

よって現地で専攻している内容を深めたいという学生には不向きの制度と言えるでしょう。

もちろん一切の学習をしてはならないということではなく、ワーキングホリデー利用者の多くは現地の語学学校に通って英語力を高めています。

現地で生活費を稼ぐことができるので、これまでご説明した制度などが利用できない場合に利用を検討すると良いのではないでしょうか。

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まとめ

以上、留学にかかる費用を安く抑えるための方法をご紹介しました。

「留学=高い」という認識は多くの学生が持っていることだと思います。

確かに数十万に及ぶ諸費が発生することは間違いありません。

しかし今回ご紹介したような方法によって、その費用をできる限り安く抑えることは十分可能なのです。

社会に出る前に留学先で異文化を受容し自身の視野を広げるのは、今後の人生において非常に大きな糧となります。

そのため「高いから留学は諦めよう」というのは非常に勿体無いこと。

ぜひ今回ご紹介した方法によって、留学を実現されてみてください。

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この記事を監修した人

チーム個別指導塾
「大成会」代表
池端 祐次

2013年「合同会社大成会」を設立し、代表を務める。学習塾の運営、教育コンサルティングを主な事業内容とし、札幌市区のチーム個別指導塾「大成会」を運営する。「完璧にできなくても、ただ成りたいものに成れるだけの勉強はできて欲しい。」をモットーに、これまで数多くの生徒さんを志望校の合格へと導いてきた。


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公開日:2019年12月12日 更新日:2024年2月28日
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