受験生におすすめの「映画・ドラマ」6選!どうせ観るなら楽しく学ぼう

【受験生】おすすめの映画・ドラマ

受験勉強を続けるためには、適度な息抜きも必要ですね。

そこで今回は、受験勉強の合間のブレイクタイムにおすすめの作品を、いくつかご紹介したいと思います。

受験生が共感できる作品だけでなく、「どうせ観るなら楽しく学べるものを」というテーマで、将来の職業や社会について、理解が深まるような作品も取り上げてセレクトしました。

受験生の皆さんの好奇心に火をつけるきっかけになったら幸いです。

ぜひ参考にしてみてください。

「ビリギャル」

ショートパンツ女子受験映画といえばこれ!心温まるサクセスストーリー

中高一貫のお嬢様高校に通う主人公・さやかは、学校から無期停学を言い渡されるほどの素行不良で、学力はというと、高校2年生なのに小学4年生程度しかないという学年最下位のギャル。

見かねた母親は、さやかに塾へ通うことを勧めます。
そこで出会った塾講師・坪田の指導のもと、さやかは徐々に学力を上げていきます。
周囲の人たちに助けられながら、学力偏差値を上昇させ、ついに慶應義塾大学に現役合格するまでを描いた映画です。

学年ビリのギャルが、家族や友人、塾の先生に支えられながら、ひたむきに受験勉強を頑張って、慶應義塾大学に合格するというサクセスストーリー。

この映画は、塾講師・坪田信貴さんによる小説、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」という、ノンフィクション作品をもとにした実話であることにも注目です。

実際に、塾の講師をしている人に話を聞くと、ビリギャルの主人公・さやかのような、大学受験逆転劇は決して珍しい話ではないそうです。
適切な指導者のもとで、正しい方向へと力を注ぎ、自分を信じて一生懸命努力を続ければ、必ず夢はかなうもの。

そうした奇跡は、決して奇跡ではないのだということを、この映画では教えてくれます。
主人公のさやかが、持ち前の素直さで勉強に取り組むなかで、ぐんぐん成績が向上していく様子が描かれていて、見ているこちらまで成績アップをしているかのような爽快感を味わえます。

こうした様子は、受験生ならばきっとスカッとなるのではないでしょうか。
さやかの力を信じて指導する、塾講師・坪田の励ましは、まるで自分へのエールにも聞こえてくるでしょう。
さやかの母親が、娘を信じて一生懸命応援する姿を見れば、受験勉強というものは、自分一人だけの戦いではないことに気づかされるはずです。

ひたむきに頑張る主人公の姿は、いつしかその他の周りの人たちの心も動かし、徐々に主人公の良き理解者へと変えてしまいます。
はじめは頑なだった周囲の人たちが、少しずつ変化していく様子は、とてもハートフルです。

これから本気で受験勉強に取り組もうという人、最近少し受験勉強に疲れてしまっている人、とにかく受験勉強を頑張りたい人…。
特にそんな人たちにぜひ見てもらいたい、全受験生必見の大学受験応援映画です。

この映画で話題になった「マインドセット」という勉強法については、当サイトでも以前ご紹介していますので詳しは以下の記事をご覧ください。

「シン・ゴジラ」

ゴジラ岩大災害が日本を襲ったとき、人々は、国家はどうなる?

ある日突然、東京湾で起きた謎の水蒸気爆発。

原因は、海底火山の噴火か大規模熱水噴出孔によるものと、当初は結論づけられます。
しかしそれは、海の中に潜む巨大生物ゴジラの出現によるものでした。

ついにゴジラは東京湾を岸に向かって遡上し、蒲田で上陸を果たした後、街を破壊し続けながら前進します。

そんな前代未聞の人類の脅威に対して、政府の緊急対策本部は、さまざまな策を講じますが、ゴジラに致命的な一撃を加えることができず、翻弄され続けるのでした。

ゴジラシリーズとしては29作目、日本版ゴジラとしては12年ぶりの映画化作品です。

その内容は、怪獣映画・パニック映画として作られていた、従来のゴジラ映画シリーズとは一線を画すものとなっています。
様々な部分にちりばめられた細かなオマージュや、多くの示唆に富んだ表現など、ラストシーンを含め、ファンたちの間では様々な憶測や解釈がされていて、今なお根強い人気があります。

シン・ゴジラの「シン」という言葉の意味も「新」「真」など、様々に解釈されていますが、ある説によると「シン」とは、キリスト教の「原罪」を指すものなのだそうです…。

この映画を観ながら、こうしたタイトルや設定に潜む謎について考察するのも楽しいですね。
隅々までに手抜かりがない作品としての奥深さが、今なお高い評価を得ている理由の一つと言えるでしょう。

また、「現代日本を未曾有の大災害が襲った場合、国家はどのような対応を取るのだろうか」といった、シミュレーションの一例を垣間見ることもできます。

国民の生命・財産に対する一大事だというのに、遅々として進展しない対応策、国の主要メンバーが日を追うごとに会議から姿を消していくという滑稽さ。

定かではありませんが一説によると、この映画は、東日本大震災後に起きた、福島原子力発電所の事故を受けて製作されたのだとか。

戦争や災害、あるいは人智の及ばない生命体から首都・東京が攻撃を受けた際、実際にこの映画のように政治が動くのかどうかはさておき、日本の政治システムの問題点や不具合を、シニカルに描いている点も興味深いです。

将来は、法律や政治について研究してみたいという人には、この映画をぜひそうした観点から見てみることをおすすめします。

「宇宙兄弟」

宇宙飛行士宇宙飛行士はこうして誕生する!?

小山宙哉原作の漫画「宇宙兄弟」を映画化した作品。

子供のころ夜の空き地でUFOを見たことがきっかけで、ともに将来宇宙へ行くことを誓った兄弟、南波六太と南波日々人。
一足先に夢をかなえ、宇宙飛行士として月へと飛び立った弟の後を追って、兄の六太が宇宙飛行士になるために奮闘する様子が描かれています。

大人になり忘れていた、弟の日々人と遠い昔に交わした約束を思い出し、その夢に向かって動き出す主人公・六太。
夢に向かって突き進むことの困難や大切さは、他の映画や漫画などの作品で数多く描かれていますので、よくあるテーマだと言えなくもありません。

少年時代の夢を忘れないことの大切さの他にも、この作品で受験生たちに、ぜひ見てもらいたいたいのが、実際の宇宙飛行士採用試験の様子です。

この映画を観ると、宇宙飛行士たちは、こんなにも数々の過酷な試験をクリアできた人たちなのだと、現在宇宙や地上で活躍している宇宙飛行士たちへ、改めて尊敬の念がわいてきてしまいます。

宇宙飛行士でなくても、将来は宇宙関係の仕事に就きたい、という夢を持っている人たちには、この映画を観ることで、多少なりとも、これから具体的に何をどのように勉強するべきか、というイメージが湧くのではないかと思います。

しかしながらこの映画では時間の関係上か、そのあたりのことはほんの一部しか描かれていないことが、やや残念ではあります。

もしこの映画を観て、宇宙飛行士採用試験のことが気になった方、もっと知りたいと思った方は、原作の漫画やアニメを見てみることをおすすめします。

映画撮影にはJAXAから全面協力を得て、筑波宇宙センターで行われただけでなく、アメリカのNASAケネディ宇宙センター内にある実際の宇宙管制室や、ロケット・ガーデンでのロケが行われたそうで、NASAやJAXAでの職場の空気感が感じられます。

ロケットの発射シーンは、実際自分がロケットに乗って、宇宙へ旅立っていくかのような高揚感がシンクロできますし、現地で固唾をのんで発射を見守る人々とも、一体感を感じられ圧巻です。

将来、宇宙関係の仕事に就きたい、興味があるという人には、ぜひおすすめの映画です。

「半沢直樹」

男性の背中ビジネスマンたちの奮闘を描いた現代時代劇!個性的なセリフにも注目

将来頭取になって銀行を内部から変革していきたいという壮大な夢を持ち、メガバンクの東京中央銀行で働くバンカー・半沢直樹が主人公。
2020年放映のストーリーでは、半沢の出向先、東京セントラル証券での物語から始まります。

半沢はそこで、IT企業・電脳雑技集団と、新興IT企業・スパイラルとの買収合戦を成功に終わらせることができました。
その手腕を評価され、東京中央銀行本部へ復帰することになりますが、次に破綻寸前の帝国航空を再建するという、困難な超大型案件を中野渡頭取から任されてしまいます。

再建に向けて、半沢や帝国航空社員たちが必死に改革を進めるなか、新たに国土交通大臣に就任した女性議員・白井亜希子は、東京中央銀行や、帝国航空のメインバンクである開発投資銀行などへ、帝国航空の債権放棄を要求します。

理不尽な債権放棄を何としても避けたいと、様々な手を尽くすうち、いつしか半沢は、国家権力の闇のなかへと足を踏み入れてしまい、巨大な敵と対峙することになってしまうのでした。

2013年、2020年にTBSで放映されて大ヒットしたテレビドラマ。

この作品は、映画ではありませんが、現代の大人たちが生きているビジネスの世界が舞台となっていますので、少しだけ大人の世界が垣間見られることから、受験生たちにおすすめしたいドラマです。

時折飛び出すビジネスの専門用語、銀行内の業界用語などは、テロップで解説されているので、経済やビジネス用語を覚えることもできます。
それでいてエンターテインメント性が高く、単純におもしろいので、受験勉強の息抜きにぴったりではないでしょうか。

2020年版では、IT企業や証券会社の若手の社員や経営者たちが奮闘するシーンが描かれています。
そんな若い彼らに対して、半沢が大人として話す、仕事に対する熱い思いや激励の言葉は、心に響くものばかりです。

生き馬の目を抜くような厳しいビジネスの世界の中で、ゆるぎない心を持って戦ってきた半沢だからこそ、紡ぎだせる言葉ではないかと思います。
半沢が巨大な国家権力に屈することなく、自らの信念を曲げずに戦う姿は、現代版時代劇ともいえるでしょう。

勧善懲悪なストーリー展開は見ていて心地よく、世の中いろいろなことがあっても、人の心は捨てたものじゃないし、いいことだってきっとある。生きてさえいれば大丈夫。という爽快な気持ちになります。
このドラマでは、半沢だけでなく数々の個性的な脇役たちも話題になりました。

シリアスな物語のはずなのに、どこかコミカルで、思わず笑ってしまう、愛すべき登場人物たちの演技やセリフも必見です。

「初めて恋をした時に読む話」

ハートを持つ手受験生たちを応援する言葉がつまったドラマ

持田あき原作の漫画をドラマ化した作品。

中学・高校時代は優等生だった主人公・春見順子は、東大を受験して失敗したことから転落人生へ。
就職も婚活うまくいかず、4流の予備校講師になってしまいます。

あるとき、底辺高校に通う由利匡平の父親から、息子の東大合格のための指導を頼まれることに。
匡平は髪の毛をピンク色に染めた不良高校生でしたが、順子は匡平にかつての自分の姿と重ね合わせ、「私みたいなつまんない大人になったら絶対にダメ!」と言ってしまいます。

順子の誠実で人間味ある姿に触発され、自分や予備校を侮辱する父親を見返すため、匡平は東京大学受験を決意し、順子に指導を申し出るのでした。
こうして順子と匡平の二人三脚での東大受験が始まりました。

物語は二人の受験奮闘記だけでなく、並行して順子をめぐる恋愛ドラマも進みます。

順子の幼馴染の雅志、順子の高校の同級生で現在は匡平の担任である一真、そして順子とともに東大を目指すピンク頭の不良高校生・匡平。
3人の中で順子の心を射止めるのはいったい誰になるのでしょうか?最終話まで目が離せません。

原作が少女漫画というだけあって、ラブコメが主軸のストーリー。
登場人物それぞれの心情をていねいに表現していて、特に順子に心を寄せる、雅志、一真、匡平の3人は、それぞれに異なる魅力があり、とても好感が持てる人物として描かれています。
そんなタイプの異なるイケメンたちを見るのも楽しいのですが、ここでは受験ドラマとしての魅力に注目をしていきたいと思います。

ドラマの中で匡平は、東大受験までの戦略や作戦、いつまでに何をマスターすればよいかといったタイムラインなど、順子によって緻密に作られた計画に沿って受験勉強をこなすことになります。
実際にこのドラマのような方法が、受験勉強の戦略として妥当なのかどうかはともかく、先ほど紹介した「ビリギャル」と同じく、受験までの一年間を疑似体験することができます。

底辺高校の、おそらく底辺偏差値だったであろう匡平が、メキメキ成績を上げて成長していく様子を見ると、自分も一緒に頑張ろう、という気持ちが湧き、励みになるに違いありません。

一方、優等生からの転落、大人になってからはしくじりの連続。冴えないアラサーの順子には、たくさんの挫折や、それにまつわる辛い思いがあります。
日々淡々と生きてはいるけれど、大人になったことで諦めたものや手放したもの、だからこそ輝いて見えるものをたくさん知っているのです。
そんな順子から時折発せられる言葉は、とても真実をついていて、的確に人の心を貫きます。

このドラマの中には、受験生の心に響くようなセリフが多くちりばめられていますので、見つけた時はぜひ、大切に心にとどめてみてはいかがでしょうか。

「フォレスト・ガンプ/一期一会」

映画イメージ主人公フォレストとともにめぐる現代アメリカ史

最後に、洋画の名作を紹介したいと思います。

やや古い映画になりますが、多くの見どころがあり、若い感性でぜひ観てもらいたい作品です。

フォレスト・ガンプ/一期一会」は、人より知能指数は劣っているけれど、走るのがとても速く、純真な心を持つ「フォレスト」の半生を、アメリカの1950 年代から 80年代の歴史を重ね合わせながら描かれた、ヒューマンドラマです。

この映画には、フォレストをとりまく二人の女性が登場します。

一人はフォレストのお母さん。
人よりも知能が低く体が弱いフォレストに、「人生はチョコレートの箱のようなもの。食べてみるまで中身はわからない。」と、優しくその生き方を示します。
素直なフォレストは、その言葉を胸に、自身に降りかかる数奇な出来事に対しても、決して否定せず、ありのままを誠実に受け入れるのです。

こうしたフォレストの生きざまは、誠実であることのすばらしさを、愉快に教えてくれます。

もう一人は、幼馴染のジェニー。
フォレストが、光だとすれば、ジェニーは、アメリカの陰の歴史をオーバーラップさせて描かれているとも見えます。

そんな「陰」であるジェニーにも、フォレストは、会えばいつでも誠実に、まっすぐに接するのです。
別々の人生を生きてきた二人の人生は、ある一瞬だけ、重なることができます。

しかしそのような幸せな時間は長くは続かず、ジェニーは、当時のアメリカが抱える最大の病苦の中へと、消えていきます。

この映画の中でめぐるフォレストやジェニーの半生を通じて、「アメリカ」そのものを見るような錯覚に陥ります。
1950年代から80年代の日本からすれば、「アメリカ」は憧れの自由と繁栄の国。
まぶしく光り輝いていた大国ですが、その光の中で置き去りにされていた、数々の問題や苦悩について、私たちはあまり理解していなかったことに気づかされます。

ただし、この映画の中では、そうした陰の部分も、もちろん光の部分も、フラットに淡々と物語が進行してゆきますので、全体を通じて湿っぽくなりすぎず、クールでコミカルな印象です。

フォレストの人生の中で偶然交差する出来事の中には、あの有名ミュージシャンや、あの大物政治家、さらにはあの歴史的大事件や、現代のIT業界をけん引するあの企業の欠片を見つけることができ、その隠れたエピソードと実際の現代アメリカ史の突合せをすることも楽しい作業です。(ただし、この作品はフィクションとして描かれています)

この映画を観た後はきっと、アメリカの歴史についてもっと知りたくなるに違いありません。

札幌の塾なら大成会
札幌の塾なら大成会

まとめ ~どうせ観るなら勉強になる映画を!~

勉強になる映画は沢山ありますが、今回ご紹介したものはどれも評価が高くて面白く観られる映画になっています。

最近では、映画館やレンタルビデオ店へ足を運ばなくても、アマゾンプライムやネットフリックスなどの、サブスクリプションサービスに加入していれば、家にいながら気が向いたときに、気軽に映画やドラマを楽しむことができます。

勉強で息が詰まってきたら、ぜひ今回ご紹介した映画を観てみてください。

また良い作品があれば追記していきたいと思います。

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この記事を監修した人

チーム個別指導塾
「大成会」代表:池端 祐次

2013年「合同会社大成会」を設立し、代表を務める。学習塾の運営、教育コンサルティングを主な事業内容とし、札幌市区のチーム個別指導塾「大成会」を運営する。「完璧にできなくても、ただ成りたいものに成れるだけの勉強はできて欲しい。」をモットーに、これまで数多くの生徒さんを志望校の合格へと導いてきた。


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公開日:2021年6月10日
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