コロナで休校中の子供に「お料理」を教える3つのメリット

料理を教えるメリット
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男女問わず家事をすることは一般的になりました。
そのため家庭でも将来を見据えた家事教育が重要な時代です。
今回はその中でも特に料理に関してを特集しています。

昨今の【新型コロナウイルス】の流行により学校が休校となっている現在、ご家庭で役立つ技術を子供に教えられる機会だと考え、この記事を読んでポジティブに過ごしてほしいです。

つくって食べるという行為を通じて沢山の学ぶことがありますので子どもが小さいうちから料理に慣れ親しむということは大変有意義なアクティビティとなるでしょう。
本記事では子どもに料理を教える意義と注意したい点、それから家事教育の基本的な考え方をご紹介します。

これからは男女問わず料理ができる時代に

本記事では「子どもの将来を考えた家庭教育のヒントを提供する」という点にフォーカスして記してあります。
もはや一般的となった共働きですが、これからの時代は益々スタンダードになることが予想されます。
女性の社会地位が向上したことや給与水準が低いことで男女問わず世の中で活躍する社会が目前に控えています。
そのため男の子でも一通りの家事が出来ないといけなくなりますし、女の子も従来どおり家事をマスターしておく必要性があります。

料理を学ぶことが出来るのは子どもの巣立ちまで

料理をする子供今ではお料理教室やレシピ書籍などがありますが、かつては母親が子どもにレシピを伝えるという方法で料理が受け継がれてきました。
そのため子どもが家を出るまでに料理の方法を教えておかないと、独立した際に大変困る状況となってしまいました。
技術や情報が進歩した現代でも根本的なものは同じで、生活に必要な技術は全て家庭で教える必要があります。
包丁の使い方から調味料の役割まで。
知らないと恥をかくばかりか、食生活も豊かになりません。

そのため料理に限らず子どもが親元にいる間はなるべく多くの生活知識を教えてあげることをお勧めします。
加えて家庭の味を子どもに受け継がせるという意味でも料理を教えてあげる意義は大いにあります。

意外と想像しづらい事かもしれませんが、子どもが独り立ちした際に料理を知らないと中々手を付けることはありません。
調理道具に何を使っていいか分からない、ガスレンジとIHヒーターの見分けもつかないという場合が多いので出来る限り子どもが側にいるうちに生活に必要な技術は身に着けさせておきたいところです。
つまり家事教育の実質的なタイムリミットは子どもの独立までという事になります。

料理は習熟度を見極めて段階的に

成長のイメージではどの成長段階から料理を教えれば良いのでしょうか。
基本的には「子どもが興味を示した時期から」で良いでしょう。
子どもの身体の発達段階に応じて出来る作業から手伝わせると、子どもは家庭という社会に愛着を抱くことが可能です。
小学校低学年の頃でしたら手先が器用になり始める時期ですので、ハンバーグの種をこねさせたり飾り付けなどを担当してもらうと宜しいです。
中学年以降は筋力が増したり要領よく作業を進めることが出来るため、包丁作業や山芋をおろす作業を任せても良いでしょう。
また火の使い方を教えるのも中学年以降であると安心できます。
中学生からは子ども自身で料理作業の全てを教えても良い年頃です。
中学生になると身体の機能は一通り発達し終えているため大人と変わらない作業が出来る段階まで達しています。
ただし個人差はありますので、子どもにあった段階を踏ませるようにすると良いでしょう。

加えて補助調理器具としてレンジでチンするだけの商品が100円均一で手に入ります。
最も代表的なものとしてはスパゲッティを茹でる器具が挙げられます。
スパゲッティを茹でるためには大口の深鍋が必要な上に水も大量に消費します。
スパゲッティをレンジで茹でる器具では麺を横倒しにして水を規定量注いだら後はチンするだけで麺が茹で上がるという便利商品です。
子どもに包丁を扱わせるには幼すぎるという場合や、障がいを持っている子の場合はこのようなカンタン作業のお手伝いからスタートすると良いでしょう。
またその他にもラーメンを茹でたりゆで卵の黄身の具合を調節する便利グッズがあり、保護者の方も便利に使うことが出来るアイテムであるため、100円ショップに一度足を運んでみることをお勧めします。

子どもの頃から料理を作る体験をする必要がある

考える子供子どものうちから料理を学ぶことによって数多くのメリットがあります。
詳しくは後述しますが、それ以外のメリットを挙げてみましょう。
大きなメリットでいうと、子どもの想像力が料理を覚える事で豊かになります。
意外に思われる方も居られるかもしれませんが、料理も一種の創作活動です。
材料や調味料の組み合わせで様々な料理を作り出すことができます。
創作料理のお店を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。
創作料理店で出されるような高度な料理でなくとも、調味料の配分を変えたり材料を追加することで子どもが味の変化に気づき、料理スキルを高めることが出来ます。
そのような中で子どものクリエイティビティを一層高めることが出来るという話です。

細かな事を言うと、幼いうちから料理に慣れ親しむ事で子どもの身体機能の発達を図ることができます。
特に調理器具は繊細な操作を必要とするものが多く、子どもの手先の発達に大きく貢献しています。
「うちの子は器用ではないから」と心配している保護者の方もできるだけ子どもにチャレンジさせてみる事をお勧めします。
トライ・アンド・エラーを繰り返すことによって子どもは成長した実感を得ることが出来、更には達成感を覚えることもできます。
そのため子どもの身体機能が成熟した頃にはメンタルの側面でも立派な子どもに育っているに違い有りません。

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子どもに料理を教える3つのメリット

それでは子どもに料理を教える具体的なメリットを紹介しましょう。
料理も立派な家庭教育の一部ですので、それに伴うメリットは沢山あります。
そのため以下のもの以外にも副産物的なメリットが有ることに留意して御覧ください。

①家事を覚えるきっかけになる

家事をする男性料理から家事を覚えることに興味を抱く子どもは多いです。
料理をするためには買い物や献立作り、また食器洗いも覚える必要があります。
買い物ですと冷蔵庫の整理やゴミ出しが、食器洗いを覚えると部屋の清掃や風呂掃除が、また献立作りは実際に考える行為ですので勉強の際の論理力育成に役立ちます。

加えて料理では指先の繊細なコントロールが必要とされます。
料理を覚えることで指先の機能を発達させる事が可能です。
大人である私たちは中々気づく機会がありませんが、子どもは小学校の中学年くらいまでは手先を器用に動かすことが出来ません。
そのため料理を通じて手先の運動を日常的に行うことでそれらのトレーニングにつなげることが出来るという事です。
器用に手先を動かすことが出来るとより高度な料理にチャレンジすることが可能で、他の家事にもその器用さを活かすことも出来ます。

家事は全てが繋がっていますので料理を皮切りに様々な家事仕事にチャレンジする皮切りとなりえます。
また逆説的に他の家事に興味をいだいても連鎖的に料理技術の取得に漕ぎ着ける事も可能です。
料理に興味をいだいた時は他の家事も習得させるチャンスだと考え、様々な仕事にチャレンジさせてみましょう。

②食育にもなる

野菜を食べるイメージ食べ物を取り扱う料理では食育の側面も含まれています。
食育は農林水産省や文部科学省も推進しており、知徳体の礎になるものです。
食べ物に関する教養や知識、感謝の気持ちを持つことによって心も身体も健康になろうという取り組みです。

この考えを家庭でも導入することが可能で、例えば生産者の気持ちを考えたり、フードロス問題を考えたり、更には自分で野菜を育てることにチャレンジしてみたりと、食事を身近に感じられるチャンスとなるのがこの食育の真髄です。
小学生はとりわけ感受性が豊かですので生産者の気持ちを考えることには長けています。
また心が発展途上のため、料理や野菜づくりを通じて生命の尊さを学ぶことも可能です。

食事は生命になくてはならない活動ですので、その食事について考える事のできる食育は必ず並行して行わなければならない事です。
また日常の場面で食育を行うことの出来る機会は限られていますので、調理のシーンは数少ない食べ物の大切さを教える場面となりうるでしょう。

※参考1:農林水産省「食育の推進」

※参考2:文部科学省「食育って何?」

③コミュニケーションが生まれる

母子子どもに料理を教える活動がコミュニケーション能力の育成に繋がります。
また子どもとのコミュニケーションを行うことによって家族の絆も生まれ、所属意識が定着するようになります。
特に多感な子どもは家庭を不快な場所にしてはなりません。
そのために家族仲を良い状態にしておくことは最優先で取り組むべきとも言えます。
料理を教える事で自然とコミュニケーションの場が生まれ、家族の仲もコミュニケーション能力の育成も同時に賄うことが出来るという事です。

また、昨今のコロナ事情によって家で過ごす時間が長くなり、ストレスが溜まったりイライラしてしまうことが問題化してきています。
ですが、お子さんとのコミュニケーションを図る時間が増えたと前向きに捉えて、楽しく接してあげると良いでしょう。

子どもとのコミュニケーションが近年では特に重要だと言われています。
共働き世帯の増加や人間関係の希薄化によっていわゆる「コミュ障」と呼ばれる子どもが増えてきたことも事実です。
出来る限りコミュニケーションの機会を増やすためには子どもと触れ合うことの出来る時間を作ることが大切です。
とは言え忙しい事も事実ですので家事を行いながらコミュニケーションを図る機会を確保することが適切と言えるでしょう。

料理を教えるという活動を通して、ごはん作りと子どもとのコミュニケーションを両立させることが出来ます。
保護者の方がひとりで調理するより少し効率は低下してしまうかもしれませんが、子どもの教育の機会を得ていると考えるとそれほど問題ではないでしょう。

料理を教えるという活動を通じて子どもに郷土料理や調味料の豆知識などを教え込む事も良いでしょう。
子どもにとっては新しい知の発見になりますし、保護者にとっても子どもが料理を覚える事で家事が楽になる等の側面もあります。

子どもに料理を教える際の注意点

これからは子どもに料理を教える際に注意したい点についてお話します。
台所は子どもにとって危険なものが沢山ありますし、火も扱うので注意が必要です。
そのため以下に書いてあることには特に気を配って料理を教える必要があります。
極端な恐怖体験は子どもにとってもよくありませんし、保護者の方が望んでいることでも有りません。

清潔にすることの大切さ

まずはお料理をする前の【手洗い】です。
コロナ対策の第一歩にもあるように、ばい菌・ウイルスを洗い流すための手洗いはとても大切です。
料理という一連の流れの中にも手洗いが大切なことを教えつつ、正しい洗い方を教えてあげることができます。

親御さん共に、意外と今まで適当に手を洗っていたという人も多いのではないでしょうか?
これを機に、正しい手洗いを子供と一緒に覚えましょう!

安全な調理器具を選択する

包丁を扱う子供保護者の皆さんが普段使用している包丁をそのまま子どもに渡すという事は流石に出来ないでしょう。
子どもは人生経験が未熟なため一度トラウマを感じてしまうとそれを克服する術もなく、生涯に渡って苦手意識を抱くようになります。
そのため子どもには子ども用の安全な調理器具を与えましょう。
今は通販などで子ども用の包丁セットなどが格安で手に入ります。
また子ども専用の調理器具を揃えてあげる事で、子どももその調理器具に愛着を抱くことが出来ます。
結果として道具を大切にする態度を養うことにも繋がりますし、道具を使いたいからと料理を覚えることに積極的な態度を示すことにもなります。

子どもの手にあった刃渡りで鋭くない包丁やグリップ部分が持ちやすいように大きくなっているフライ返し等、子どもにとっても保護者の方にとっても安心することが出来る調理器具が店舗やネット通販では数多く取り揃えられているため、一度ご覧になってみると良いでしょう。

包丁を選ぶ際には「刃が付けられているタイプ」「刃が付けられていないタイプ」の2種類があることにも留意しておきましょう。
刃が付けられているタイプの子ども用包丁は肉を切ることも可能な包丁です。
大人用の包丁との大きな違いは刃の先端が丸く加工されている事。
刃先が丸まっているお陰で子どもが怪我をしなくて済むほか、落としたときも大人用包丁と比較すると安全です。
ただし子ども用とは言え立派な包丁ですので取り扱いには注意する必要があります。

対する刃が付けられていないタイプの包丁は子どもが刃に触れても怪我をしないように加工されています。
流石に肉を切ることは不可能ですが、前後に動かすことで硬い食品であれば大抵のものを切ることが可能です。
中には刃にギザギザの加工が施されているものもあり、成長段階に応じてグレードアップしても良いかもしれません。

どちらの包丁を選択するにせよ、振り回したり人に向けないように注意しておくことや、手を猫の手のようにして添えるといった基本的な取り扱い方法はしっかりと教えておかなければなりません。
子ども用の包丁とは言え、凶器であることには変わり有りません。

手伝いすぎない

注意子どもに一通りの作業を教えたらそれ以上は手伝いすぎないように注意しましょう。
子どもに料理を教える真の目標は「子どもが一人で料理をすることが出来るようになる」事です。
そのため保護者の方が手を貸しすぎると「ヘルプありきの料理」が定着してしまいます。
そうなっては料理を教える意味がありませんので必要最低限の知識を教えた後は後ろでそっと見守ってあげる必要があります。

特に中学生以降は保護者の方に直接アドバイスを求めてくる場合もあるので、そのような場合は快く応じて子どもが安心して調理できる環境づくりに徹しましょう。
子どもが一通りの調理作業を覚えてレシピのレパートリーが増えていれば、台所を任せてみても良いかもしれません。

また似たような話で、子どもの気分が乗らない時に強制することも控えるようにしましょう。
子どもの反抗期は幼少期のいわゆる「イヤイヤ期」と思春期の「第二反抗期」があります。
イヤイヤ期を脱すると次は自我が芽生え自分の思うようにしたいという気持ちに切り替わります。
この時期に料理を覚えたいと考えるようになりますが、この時期の子どもは強制されると途端にやる気を無くします。
自分で物事を組み立てて、実行に移し、達成感を得るという発達段階にありますので、他人から押さえつけられると極端な拒絶反応を示すことになります。
保護者としてもそれは悲しい事態ですので、子どもの自発性は極力尊重してあげることを忘れないで下さい。

献立を組み立てる事にもチャレンジする

こんだて料理を教えるというとどうしても調理の方法に目が行ってしまいがちですが、料理をすることに関することであれば積極的に参加させると良いです。
その代表的な例としては献立の作成で、夕飯のメニューを決めることから買い出し、レシピの検索など様々な事にチャレンジさせてみて下さい。

現在はクックパッドやクラシルなど便利な献立アプリがありますから、保護者の方や子どものスマートフォンにインストールさせておくと「これを作りたい」と提案してくれる事もあります。
当然家計の事情もあるでしょうから「それは今度にしよう」など子どもの希望通りにさせてあげる事は難しい場面もありますが、可能な限り応えてあげると子どもの自尊心の育成にも役に立ちます。

子どもが献立を組み立てて、買い出しを行い、一人前の料理を作ることが出来たら思い切り褒めてあげると良いです。
子どもは達成感を覚え「また料理を作りたい」と思うようになります。
そうすることで家事への参画意識も芽生え、料理のみならず他の家事へも積極的になり一石二鳥です。
料理を家事学習への第一歩としても大変有意義なものですが、料理に興味を示さない場合は洗濯や掃除機がけなどの家事手伝いから調理へ移行する方法も有効です。
また年齢の低いうちは家事の手伝いに積極的である特徴もあるので、子どもが興味を示したものは安全な環境を整えた上で、どんどん手伝わせると良いでしょう。
比較的年齢が上がってくると反抗期に移行し、家事へ消極的になる期間もありますので、可能な限り子どもの希望を叶えてあげるアプローチで臨むと物事がうまく進みます。

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さいごに:日常は教育の機会で溢れている

今回は子どもに料理を教えるという事を取り上げて解説してきましたが、日常の場面には子どもが学ぶ機会が沢山あります。
料理の場合は「献立を考える(=企画)」「料理を作る(=実行)」「家族の反応を見て味を変えてみる(=改善)」など社会人になっても通用するような技術が身につきます。
当然料理も覚えている訳ですから、美味しいご飯を作ることも可能です。
子どもの学ぶ機会を日常的に設けてあげることで子どもは様々な事を普段から吸収するようになります。

新型コロナウイルスの影響でご自宅にいる時間が長くなった分、こういった将来役立つ技術を子供に教えてあげましょう。

将来子どもに恋人が出来たのであれば、家庭の味を振る舞って喜ばれるかもしれませんし、気に入ればその味が代々受け継がれる事になります。
そのような場合、保護者としても嬉しいですよね。
子どもが料理を覚えることで、保護者の方の人生も少しだけ豊かになります。
本記事をご覧の皆さん、今晩から料理を教えてみてはいかがでしょうか。

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この記事を監修した人

チーム個別指導塾
「大成会」代表
池端 祐次

2013年「合同会社大成会」を設立し、代表を務める。学習塾の運営、教育コンサルティングを主な事業内容とし、札幌市区のチーム個別指導塾「大成会」を運営する。「完璧にできなくても、ただ成りたいものに成れるだけの勉強はできて欲しい。」をモットーに、これまで数多くの生徒さんを志望校の合格へと導いてきた。


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公開日:2020年5月1日 更新日:2024年2月28日  
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