新型コロナウイルスによる 北海道「小中高」の教育について

新型コロナウイルス北海道の教育について
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新型コロナウイルスに関するニュースが連日報道されています。
北海道で初の感染者が報じられた1月28日を皮切りに、雪まつりの開催以降も続々と道内での感染拡大が広まり、学校が臨時休校になる事態にまで発展しています。

当コラムでは主に、北海道の【小中高(特別支援学校等)の教育への影響】についてご紹介します。

北海道のコロナに関する主な流れ

道内の「教育」に関連する新型コロナウイルスの情報を時系列で確認しましょう。

1月27日:北海道教育委員会の通知
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について」を公開。
2月26日:臨時休業の要請(北海道知事)
北海道のコロナ感染拡大を危惧して、鈴木知事より学校の「臨時休業要請」を行う。
この時の休業期間は、2月27日~3月4日までの7日間とされていた。
翌3月5日は「感染症予防の日」として児童に感染症の正しい知識を身に着ける日にすることを発表していた。
2月28日:緊急事態宣言を発表
鈴木知事より、北海道全域に緊急事態宣言をし、感染拡大の防止を行う。
同日、「臨時休業の更なる要請」や「卒業式・入学者選抜の対応」などが発表される。
3月2日:臨時休校の要請(安倍首相)
安倍首相より、全国の小・中・高校・特別支援学校に対し、3/2~春休みまでの期間で臨時休校を求める考えを表明。※幼稚園や保育所、学童保育は対象外。
3月9日:分散登校の実施
道内での休校が長引く中、子どもの心身のケアと新学期に向けた準備のため、細心の注意を払った上での「分散登校」の実施について道教委より発表。
3月19日:緊急事態宣言を解除
鈴木知事より、北海道での爆発的な感染拡大は回避されたとして、緊急事態宣言の解除を発表した。
3月24日:教育活動の再開等について
道教委より「小・中・高・特別支援学校等の教育活動の再開等について」を公開。
4月12日:緊急共同宣言(北海道知事)
札幌市立の小中高校や近隣の高校などを4月14日から5月6日まで一斉休校とする。
4月30日:休校期間の延期
当初、5月6日までの臨時休業となっていましたが、5月7日~5月10日までの休校となる。
5月11日以降の対応については状況を見て通知するとのこと。
5月4日:休校期間の更なる延期
北海道教育委員会より、臨時休業の期間は「5月31日(日)までとすること」と通知がありました。「新型コロナウイルス感染症に対応した臨時休業の更なる要請について
5月13日:石狩以外、一部の休業要請解除(北海道知事)
石狩地方以外の地域で、床面積が1,000平方メートル以下の【学習塾】や商業施設・博物館などの休業要請が解除されました。
尚、パチンコ店・カラオケ・映画館・バー・ネットカフェなどの感染が懸念される地域は引き続き休業要請の対象となっています。
5月22日:学校の新しい生活様式
小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等の再開について、「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~『学校の新しい生活様式』~について」学校教育局長事務に連絡が行われました。
6月1日:道内の学校が再開
およそ1ヶ月半ぶりに道内の学校が再開しました。札幌では分散登校が行われています。学校により異なりますが12日まで学年ごとの登校日や時間をずらす分散登校を取り入れ、徐々に通常の登校に切り替えていくこととしています。

今後も新型コロナウイルスの「教育」に関するニュースが報じられた際には、上記のリストを更新して参ります。
詳しくは北海道教育委員会、文部科学省などのホームページをご参照ください。

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卒業式・入学式への影響は?

2020年5月1日:追記
学校の休校が長引く中、政府は【9月入学】の検討を進めています。
各都道府県の知事からも導入を求める声が上がっており、文科省や関係省庁が導入した場合の問題点などの洗い出しを進めています。
ただし政府高官は、正式に導入するとしても「来年9月からになる」としています。

3月といえば卒業式のシーズン。4月には入学式も控えています。
ちょうどこの時期に新型コロナウイルス感染が拡大してしまったため、緊急措置として国内の小・中・高校は休校になり、卒業式と入学式に影響が出てしまいました。

卒業式は一生に一度の思い出となる行事。
卒業生は教師・保護者・後輩への感謝の気持ちを胸に卒業証書を受け取り、その様子を見守りながら送り出すのが在校生たちの務めです。
そんな大切な日を母校で執り行うことができない事は大変残念なことですが、さすがIT時代とも言うべきかWeb配信を利用した【オンライン卒業式】を実施している学校もありました。

▼令和元年度 N高等学校 オンライン卒業式

こういったインターネットの活用は大変素晴らしいことです。

一方、4月に控える入学式はというと、まだまだ感染拡大が収束したと言えない状況の中、実施の可否を決め兼ねている学校が多いようですが、すでに【入学式の中止】を決めた学校も続々と現れています。

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今、生徒さんがやるべきこと

北海道では緊急事態宣言が解除されたことで、徐々に「もう大丈夫だろう」という考えが生まれ、道行く人の多くにマスクをせず気軽に外出している人が増えてきているように思えます。

コロナウイルス拡大防止のため学校が休校になったのは、子供に感染して広まるケースが多いことが理由のひとつにあるため、完全収束といえる状況が来るまでは生徒さんも保護者も決して油断してはいけません。

3月24日に教育活動の再開について道教委により休校が解除され始めていますが、塾や予備校でも運営側と保護者さまのご理解のもと、通う際には消毒やマスクの着用を徹底することが求められます。

当コラムを投稿している札幌の学習塾「大成会」も、今後の動向も加味しながら柔軟に対応しつつ万全を期して運営を行っております。

また、現在、無料体験授業を行っております。

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この記事を監修した人

チーム個別指導塾
「大成会」代表
池端 祐次

2013年「合同会社大成会」を設立し、代表を務める。学習塾の運営、教育コンサルティングを主な事業内容とし、札幌市区のチーム個別指導塾「大成会」を運営する。「完璧にできなくても、ただ成りたいものに成れるだけの勉強はできて欲しい。」をモットーに、これまで数多くの生徒さんを志望校の合格へと導いてきた。

「大成会 西18丁目教室」
教室長
日野浦 大河

2017年北海道教育大学卒、中学・高校の社会科教員免許保持。現在は2023年8月にオープンした「大成会 西18丁目教室」の教室長を勤める。家庭教師時代の経験から、成績の伸びを決める一番大きなものは生徒さん自身のやる気であると痛感し、そのやる気を刺激する方法を日々模索している。


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公開日:2020年3月26日 更新日:2024年2月28日   
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