ただ大学に通うだけにならないように“通う意味”を考えよう

大学に通う意味を考えよう!
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予備校や塾に通う高校生は志望校合格に向けて、日夜勉強に励んでいることだと思います。

インターネット、ゲーム、友達と遊ぶなど様々な誘惑が多い中、勉強を続けるのは非常に難しいことです。

しかしそのような環境においてやっとの思いで志望校に入ったにも関わらず、「大学に通っている意味が分からない・・」と無為に大学生活を過ごしてしまう学生は非常に多いです。

中には大学を中退してしまう学生もいることでしょう。

黒板の前に立つ女子大生このような事態を避けるためには「大学に通う意味」を考えなければなりません。

「なぜ自分は大学に通っているのか?」「大学に通う理由って?」

このような疑問を自分に対してしっかりと問いかけることで、無意味に大学に通い続ける日々から脱却することができるのです。

またこの疑問を自分に問いかける必要があるのは大学生だけではありません。

現在、志望校合格に向けて勉強に勤しむ高校生にとっても非常に重要です。

勉強を続ける上で最も重要なのはモチベーションを維持すること。

そして高校において勉強をする最大の理由は大学に合格することです。

そのため大学に通う意味をしっかりと考えることで、勉強に対するモチベーションを維持することが可能となります。

このように志望校合格に向けて勉強に励む高校生にとっても、大学生にとっても大学に通う意味を考えることは必要不可欠です。

そこで当記事では大学に通う4つの意味をご紹介。

加えて4つのメリットも合わせて解説いたしますので、ぜひご参考ください。

なぜ大学に通った方が良い?その4つの意味をご紹介

通う意味①専門的な知識を身につけられる

山積みの本まず最初にご紹介する大学に通う意味は「専門的な知識が身につけられる」ということです。

中学・高校と比較して大学の授業内容は非常に専門的です。

大学では自分が学びたい授業を選択することができるので、自分が興味を持つ分野に対する知識を集中して学ぶことができます。

総合大学であれば分野が非常に幅広く、教育学・経済学・法学・理工学・農学・薬学など多岐に渡る分野の専門知識を身につけることができます。

通う意味②専門的な知識を義務的に学ぶことができる

次にご紹介する大学に通う意味は「専門的な知識を義務的に学ぶことができる」というものです。

先ほど「大学では専門的な知識を身につけられる」と説明しましたが、現在ではそのような知識は書籍やネットで公開されている論文でも身につけられる場合もあります。

しかし大学では知識を身につける、つまり授業を受けるにあたって試験に合格して単位を取得することが求められます。

単位を取得しなければ大学を卒業することができず、学生は義務的に専門知識を学ばなければなりません。

この点は新たな知識を吸収するにあたって非常に重要です。

大学で教えられる内容は非常に専門的であるため、義務的でないと「勉強したけどさっぱり分からないからもういいや」と諦めてしまうことが多いためです。

通う意味③各分野のプロフェッショナルに教えてもらえる

大学の講義次にご紹介する大学に通う意味は「各分野のプロフェッショナルに教えてもらえる」ということです。

繰り返しになりますが、大学で学ぶ内容は非常に専門的なものです。

よって、いかに専門的な知識を書籍やネットで得られるといっても、独学で理解することは非常に困難です。

しかし、大学では独学で学習をすることはありません。

その分野のプロフェッショナルである教授や准教授などから授業を受けられ、スムーズに理解することが可能となります。

そのため、専門的な内容であっても「さっぱり分からないからもういいや」と投げ出すことなく、学習を継続することができるのです。

通う意味④本当にやりたいことを見つけられる

最後にご紹介する大学に通う意味は「本当にやりたいことを見つけられる」というものです。

大学生と中高生の違いとしてこれまで説明したような「学習内容が専門的である」ということに加えて「自由に使える時間が多い」ということが挙げられます。

高校生まではあらかじめ指導カリキュラムが決まっており、朝から夕方まで画一的に授業が行われます。

しかし大学では自分で受けたい授業を決められるので、自分で自由に使える時間を確保することができます。

そして大学生はこの時間を利用してさまざまなことに挑戦することが可能です。

バイト、サークル、趣味など自分の興味のあることに時間を費やすことができるのです。

その中でこれまでとは異なる経験を身につけることができるでしょう。

そういった経験を基に価値観を広げて、自分が本当にやりたいことを見つけられるのです。

カフェ店員

「自分のやりたいことは何なのか?」「どんなことを仕事にしたいのか?」

社会に出る前に誰しもがこのような疑問を自分に問いかけることでしょう。

が、頭の中で考えてもなかなかその答えを見つけることはできません。

実際に自分でさまざまな経験をすることによって、考えが変わり見識が広がりその答えを見つけ出すことができるのです。

大学に通うことによって、社会に出る前にこのような経験をすることができるのは非常に大きな意味があると言えるでしょう。

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ピンと来ないあなたのために!大学に通う4つのメリット

これまで大学に通う4つの意味をご説明しました。

すでに専門的に学びたい内容がある学生や、社会に出る前に自分のやりたいことを真剣に考えたい学生にとって大学に通うことはとても意味がある、ということですね。

しかし、読者の中には「いまいちピンと来なかった」「特に専門的に学びたいことがないから自分には意味が無いかも・・・」と感じられた方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、上記で説明した大学に通う意味とは別に大学に通うメリットを4つご紹介します。

ぜひこれらも参考に大学に通う意味を考えてみてください。

メリット①多様な人間関係を築ける

乾杯まず最初にご紹介する大学に通うメリットは「多様な人間関係を築ける」ということです。

大学生には多くの自由な時間があり、趣味・バイト・サークルなどに費やすことができます。

よって、大学以外の場でも人と会うことができ多様な人間関係を築くことができるのです。

多様な人間と話すことは自分の価値観が広がり、非常にためになることは先述した通りですね。

そのため多様な人間関係を築けることは大学に通う大きなメリットと言えるでしょう。

メリット②就職活動に役立つ

就職活動次にご紹介するメリットは「就職活動に役立つ」ということです。

批判が上がることもありますが、日本の会社は就職活動をする際に学歴を重要視することが多いです。

募集要項に「四年制大学を卒業していること」と明記している会社も多く存在します。

また、医師や薬剤師など大学で資格を取らないとなることができない職業もあります。

折角やりたいことや就職したい企業が決まったのに、大学に通っていないばかりに応募できないというのは非常に勿体無い話ですよね。

このように大学に通うことは就職活動に大いに役立つのです。

メリット③肩書きを利用できる

次にご紹介するメリットは「肩書きを利用できる」ということです。

インターン、留学など大学生でないと参加できない貴重な機会もまた数多く存在します。

また「若いうちに起業したい!」と志が高い人にとっても大学生の肩書きは非常に有効です。

学生中に起業したというだけで大きく注目を集めることができますし、大学の支援を受けられるケースもあるためです。

メリット④年収を上げられる

最後にご紹介するメリットは「年収を上げられる」ということです。

文部科学省が発表した「家計負担の現状と教育投資の水準」を参考にしてみましょう。

この調査の中では学歴別の生涯賃金の比較が男女それぞれに行われており、以下に引用します。

男性の場合

中卒・・・約220,000,000円
高卒・・・約250,000,000円
高専・短大卒・・・約250,000,000円
大学・大学院卒・・・約300,000,000円

女性の場合

中卒・・・約150,000,000円
高卒・・・約200,000,000円
高専・短大卒・・・約210,000,000円
大学・大学院卒・・・約250,000,000円

このように大学に通い、また卒業することは年収を上げることに繋がります。

もちろん年収は当人の努力によるところも大きいですが、傾向として年収が上がるということは大学に通うメリットと言えるでしょう。

「今は特にやりたいことは無いけど、お金持ちにはなりたい」という考えの人は大学に通うべきと言えますね。

また、以下の記事では有名大学に浪人するメリットについてご紹介しています。

浪人してでも大学に入学し、通うことに「意味」があるのです。

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まとめ

以上、大学に通う意味と大学に通うメリットをご紹介しました。

大学に通う最たる意味は、大学でしか学べない知識を身につけたり授業を受けたりすることに間違いはありません。

しかし、高校生のうちに「自分はこの分野を徹底的に研究したい!」といった志を持つ学生は非常に稀な存在でしょう。

そのような学生以外にとって重要なことは「多くの時間を自由に使える」ということですね。

大学生活は「モラトリアム期間」と呼ばれるほど、自分のやりたいことをじっくり考えたりいろんなことに挑戦したりすることができます。

社会に出る前にこのような時間を持つことができるのは非常に有意義であると言えるでしょう。

現在志望校合格に向けて勉強しているけれど、なかなかモチベーションが維持できない・・・と悩んでいる高校生はぜひ参考にしてみてください。

また現在大学に通っていてなんとなく毎日を過ごしてしまっている学生は、今回ご紹介した内容を基に自身の大学生活を見直してみてはいかがでしょうか。

社会人になるとなかなか自分のことをゆっくり振り返る時間はありません。

そのため今現在なんとなく過ごしてしまっている毎日が継続されてしまい、歳を取ってから振り返ってみると自分の人生はなんだったのだろう・・・と後悔してしまう可能性があるのです。

このように大学生に通う意味をしっかりと考え、大学生活を送ることは今後の自分の人生を左右する非常に重要なものなのです。

このような重要なことに対して当記事がその参考になれば幸いです。

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この記事を監修した人

チーム個別指導塾
「大成会」代表
池端 祐次

2013年「合同会社大成会」を設立し、代表を務める。学習塾の運営、教育コンサルティングを主な事業内容とし、札幌市区のチーム個別指導塾「大成会」を運営する。「完璧にできなくても、ただ成りたいものに成れるだけの勉強はできて欲しい。」をモットーに、これまで数多くの生徒さんを志望校の合格へと導いてきた。


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公開日:2019年9月6日 更新日:2024年2月28日
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