入塾前・入塾後の「個別相談・学習相談」ポイント

入塾前後の個別相談ポイント
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塾では随時、保護者や生徒との学習相談を実施しています。

面談には、入塾前に行われるもの、入塾後に定期的に、または随時に実施されるものがあります。
このとき、どんな相談をしたら良いのか分からないという例が多くあります。

この個別相談は、真に自分の子に合った塾を選び取り、無用なストレスを溜めさせないために重要な機能を果たします。
しかし、相談すべきことを誤ると、機能不全に終わります。

そこで今回は学習面談を有益なものとするために、相談すべきポイントについて詳しくみていきます。

入塾前面談の相談ポイント

面談する男女のイメージ入塾前の個別相談は、塾との相性を図る非常に大事なものです。
実際に塾に通わせることを検討している親は、志望校合格のためにうちの子は一体どうしたら良いのか、今のままで大丈夫なのか、ということに不安を抱いているケースが多いです。

となると、その塾に通わせて志望校に受かるのかが知りたいわけです。

たとえば高校受験のケースでは、大抵の塾では、中3生で入試直前でもない限り、ポジティブな返答をします。
それこそ、このまま塾に通わずにいるよりも、塾に通い始めて勉強習慣をつけたほうが確実に学力が上がり、志望校合格に近づきますよ、という内容です。

面談は大体、15~30分程度です。以上のような会話をしていると、すぐに終わってしまいます。
このような内容だと、通り一辺倒でどの塾で相談しても似たような結果になります。

つまり、その塾の本質的なところが見えづらいです。

具体的な質問が鍵

そこで、相談にあたっては、できる限り具体的な質問をして、具体的な回答を得る、という視点が大事になります。
この視点は入塾前の個別相談に限らず、入塾後に行われる面談においても、非常に重要なポイントになります。

成績表などの資料はあるだけ持っていく

まず、持参すべきものとして、成績表があります。
これは、学校の通知表に限らず、小テストや、外部の模試の成績も含みます。

そのうえで、何が弱点なのかを浮き彫りにします。
たとえば数学の評点が悪く、模試も悪いのであれば、それについて改善策を聞きます。

直近の達成可能な目標を聞く

ここも具体的な視点が重要で、次の学期には数学が3から4の評点になるようにする、模試での数学の点数を20点アップする、などです。

このように具体的な数字を出して口約してくれるところは、自信が窺えます。
さらに、既に通っている子の実績を聞くことも忘れないようにしましょう。

■達成できる根拠も忘れずに

根拠のない自信かもしれませんから、自分の子と似た状況で通い始めた子はいるか、その子がその後どうなったのか、聞くのが良いです。

そしてその子が数学の苦手を克服し、自分の子もいかせたいと思えるような高校に受かっているのであれば、その塾に決める可能性が高まります。

■具体的な改善策まで掘り下げる

溢れだす疑問掘り下げの視点も忘れてはなりません。
塾も商売ですから、営利重視でやっているところが少なくありません。
何が言いたいかというと、営業マンさながら、入塾相談に来たお客はできれば塾に入ってもらいたいわけです。
それが、塾の収益につながるからです。

そのため、具体的なビジョンもなく、単に数学の成績改善をアピールするかもしれません。
そこで、具体的に数学の点数をアップするために、どういった対策を取るつもりなのか、そこまで聞くことが望ましいです。

模試の成績を見ながら単元ごとに精査して、たとえば図形・確率が苦手だからそこを重点的に対策していく予定で、それをすれば模試の成績はだいぶ改善されます、など具体的な方法を示してくれるところは信頼できます。

自宅学習のサポート体制を聞く

タブレットを触る子供塾での授業時間は限られています。
仮に1コマ90分、週に1回通ったとします。
本当にそれだけの勉強で、目に見えて成果が出るでしょうか。

数学が50点だったのが、90点取れるようになるでしょうか。
答えはNOです。

塾は、あくまで学習のきっかけづくり、良い成績を得るためのツールに過ぎません。
要は、自己学習を効率的にするための、サポート役です。

うちの塾に通えば必ず成績がアップする、という話は、一見自信がありそうです。
しかし、塾に通えば必ず成績が上がることはありません。
たとえどれほど優れた講師がいる塾でもです。

何が言いたいかというと、ここでもやはり具体的に、どのように自宅学習をサポートしてくれるのか、それを聞き出すことが必要です。

それについて明確な答えをしてこない塾は、避けたほうが無難です。

サポートの例

サポートには、以下のようなものが考えられます。

  • 自宅での学習中、分からない問題が出てきたら講師に電話・メールで質問可能
  • 次の授業までに勉強してくるべきノルマを設定している
  • いつでも塾に来て自習でき、さらに直接講師に質問もできる
  • 講義だけで足りないと思えたら、講師の側から時間外に生徒を呼ぶ

このような具体的なサポート体制が整っている塾は、生徒の学習を全面的にバックアップしてくれるため、最大限成績アップに利用できます。

授業の質の高さはもちろん重要です。
しかしそれ以上に、キメ細かなサポート体制が整っているかどうかが、非常に大切です。

■「自己学習について、どのようなサポートをしてくれますか?」

この質問を忘れずにするべきです。
親御さんのなかには、塾に通いさえすれば、そこで良い指導を受ければ、当然に成績が上がると考えていることがあります。

こういった親御さんは、えてして成績が上がらないと、塾の指導方法が悪いと考えます。

しかし大抵、その原因は自己学習の不足、非効率にあります。
ですから塾の役割は自己学習の補完という前提を理解したうえで、そのサポート体制を聞くことこそ、その塾の質を評価するために不可欠の事項です。

「授業を見学させてもらえますか?」

これも大事な質問です。
塾に行って話を聞く部屋から出て、実際に教室を見せてもらいます。
これは、入塾相談とは別の日でも構いません。

無料体験として自分の子に授業を受けさせても良いですが、もっと気軽に面談段階で授業を見学させてもらいます。
見学といっても、実際に教室に入る必要はなく、扉から窓越しに見守るだけで結構です。

先生よりも生徒の様子を見る

そのとき、先生の教え方はもちろんですが、生徒の授業態度をよく観察します。
成果の高い質の良い塾というのは、生徒が皆、真面目に先生の話を聞いているものです。

それが机でこっくりこっくり居眠りをしていたり、明らかにノートに落書きをしていたり、といった状況だと、自分の子にも無駄な時間になるリスクが高いです。

無料体験授業だと、先生や生徒が意識しますから、普段の様子が見られないことがあります。
しかし、面談の流れでちょっと見せてください、というのだと、抜き打ち的に自然な状態を観察できます。

自習室もチェック

また、授業だけではなくて自習室の様子も見ておくと良いです。
ここでも皆が黙々と学習に励み、傍に講師がいて時折質問に答えている、というのが良い状態です。

そうではなくて、自習室でずっとスマホをいじくっている子がいたり、友だちどうしでおしゃべりに興じていたり、といった雰囲気だと、やはり入塾が躊躇われます。

他のお母さんからの評判が良かったり、面談の印象が良かったりすると、今はたまたまおしゃべりしていただけ、などと評価が甘くなりがちです。
しかし、そういった前情報に惑わされず、冷静な目でジャッジしなければなりません。

「授業中にスマホをいじっている生徒に、どのような対応をしますか?」

スマートフォン完全個室のマンツーマンによる個別指導、というのでもない限り、塾では他の生徒の様子が大事です。
それこそ、先の授業見学の項目で指摘したように、授業中に居眠りをしていたり、スマホでゲームをしていたりするところでは、全体の士気が下がります。

通常、どこの塾でもこういった子は出てくるものです。
大事なのは、出てきたときにどのような対応をしているか、ということです。

自分の子どもも、部活動や自宅学習の頑張りにより、授業中に集中力を欠いてしまうことがあるかもしれません。
このときに、塾がどういった対応して改善するのか、というのは非常に大切です。

代表的な3つの対応

以下に代表的な3つの方法を挙げます。

  1. 注意をする
  2. 放置して生徒自ら気づくのを待つ
  3. 授業後に生徒と面談する時間を設ける

■①注意をするのリスク

怒られるイメージ①の注意をする、というのは最も簡単なポピュラーな方法です。
多くの塾では、講師が気づいた場合には、この方法を取ります。

ただ、ひとえに注意といっても態様は様々です。
「○○君、スマホいじってちゃダメだよ」とソフトな口調で注意をする塾がある一方で、スマホを没収したり、強い口調で叱りつけたりするケースもあります。

親御さんのなかには、真面目に授業を聞かないなら、高い月謝を払う意味がない、どんどん叱って欲しい、と思う方がいます。
しかし、それによって逆にいつも怒られるからあの塾には行きたくない、とモチベーションが下がるリスクもあります。

ソフトな態様での注意だと、やはり強制力がありませんから、注意をされてもまたスマホをいじりだす、ということが考えられます。

■②放置するのリスク

②の放置するスタンスは、注意さえしないわけですから、延々とスマホだけをいじって授業が終わる危険があります。
確かに自覚のある子であれば、たまたま部活でひどく疲弊していたときに眠ってしまっただけで、次からはちゃんと自己管理をして臨むようになるかもしれません。

こういったタイプの子は、プライドが高いので下手に注意をしないほうが良いです。
ただ、自覚のない子で、まだ自制心の欠ける面があると、上述のようにいつまでも気づかないリスクがあります。

■③生徒と面談がベスト

③の授業後に生徒としっかり向き合って、なぜ授業をちゃんと聞かないのか、やる気がない原因はなんなのかを追究します。

講師側の負担は大きいですが、こちらのほうが生徒がやる気のでない根本原因に辿り着けるかもしれず、だとすれば勉強の壁を克服して非常に大きなメリットを得られる可能性が高まります。

集団指導型では難しい

ただ、③の方法は、大規模な集団指導型の塾では厳しいです。
生徒の側からチューターに相談できる体制を整えている塾は多いですが、やる気のない生徒が自ら相談に行くことはそもそも期待できません。

講師側からのアプローチは、やはり個別指導型で目が行き届く規模の塾のほうが期待できます。
そもそも大規模な塾は、やる気のある生徒がより専門的な受験ノウハウを得るために通うことが大半です。

勉強のやる気のない生徒の面倒を見て、それぞれのモチベーションを上げていくためのフォローまではその範囲に含まれません。

③のような生徒一人ひとりへのキメ細かな対応を期待するのであれば、個別指導型の塾のほうが良いです。

個別指導で③の対応をしないのが問題

つまり個別相談を受ける際に、問題になってくるのは、個別指導型でキメ細かいサポートを売りにしているのに、本項目の質問に対して①か②の答えをするところです。

大手の大規模な塾であれば、①or②の返答でも仕方ありません。
専門相談員によるサポートを丁寧に説明してくれれば上等です。

しかし個別指導型の塾であるのに、しっかりと講師自身が生徒と向き合って、その真意を聞き、勉強のモチベーションを上げるサポートをしてくれないのは問題です。

「教育方針を具体的に教えてください」

疑問が浮かぶ女性塾の教育方針について、具体的に明らかにしておくことも大切です。
集団指導なのか個別指導なのかは一目瞭然ですが、補習塾なのか進学塾なのかは聞かないと分からないことがあります。

確かに、今では補習塾と進学塾の区別は明確なものではなく、両方を兼ねているケースが多いです。
とはいえ、メインとしての位置づけはやはりありますから、これについて聞いておくことが必要です。

もしも志望校合格を一番に考えているならば、補習塾では物足りません。
一方で、入試対策よりもまずは学校の成績アップや、自立学習の習慣をつけたいということであれば、進学塾では目的との親和性に欠けます。

個別指導塾=補習塾は早計

補習塾と進学塾の区別の曖昧さについて指摘しましたが、もちろん、個別指導塾でも例外ではありません。
以前は、個別指導というと補習塾としての性格が強いと考えられていました。

しかし今では、個別指導でありながら進学塾として評価されているところが増えています。
たとえば、東京・神奈川・千葉・埼玉と首都圏を中心に多くの校舎を設置しているTOMASでは、以下のように回答しています。

「なぜ、TOMASは個別指導塾なのに難関校への進学実績が出せるのですか?」

→個別指導は一般的に「補習塾」とされていますが、TOMASは個別指導なのに難関校への高い合格実績を出し、「個別指導で進学塾」というほかに例のないコンセプトです。なぜ合格実績が出せるのか。その理由は、志望校の合格ラインから逆算した個人別カリキュラムと、完全1対1による授業形式にあります。

この回答で、TOMASは補習塾ではなく、メインとして進学に力を入れる方針であることが分かります。
志望校合格を第一に考える家庭に最適です。

さらに個人別に授業内容(カリキュラム)を設定して、マンツーマン指導が行われます。

カリキュラムについては、どの生徒も共通のものではなく、個人の志望校に応じた設定がなされます。
志望校合格に照らして、自分に真に必要な授業内容が構成されます。

個別指導といっても、一人の先生が2、3人の生徒を同時に見る例があります。
TOMASはそうではないわけです。
他の子と同時では嫌だ、と考える人に合っています。

このように、教育方針を明らかにすることで、自分のニーズに合っているかどうかをやはり明確に判断できます。

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入塾後面談の相談ポイント

入塾後にも、もちろん面談は行われます。
このときにも、相談しておくべき内容があります。

「うちの子の授業で何か印象に残ったことはありますか?」

その塾が真摯に子どもと向き合ってくれているのかを判断するために、この質問をします。
一人ひとりの生徒の顔と名前、属性を把握して成長をサポートするために力を尽くしている塾であれば、印象的なことの1つや2つは必ず出てきます。

親からしても初耳なわが子の発見があります。
仮にこの質問について返答に窮したり、「他の子より特に熱心に授業を受けている」などありきたりな回答しか返ってこない場合には要注意です。

「志望校合格へ向け、今後、具体的にどのような指導をしていきますか?」

必勝ダルマと勉強の様子まず塾に通いだしてから、あるいは前回の面談からどれくらい状況に変化があったかを把握します。
たとえば英語の評点を3→4にするのが達成できたのか、達成できているなら次はどうするのか、5にするために具体的にどのような対策をしていくのかを質問します。

これは、入塾時に具体的な目標を聞いていることが前提になります。
英語の定期テストで20点アップ、2年生の最初までに評点を4にする、ということをあらかじめ約束していなければなりません。

ただ、塾側にも事情があります。
達成できていたら良いですが、口約を果たしていなかった場合、なぜ果たせなかったのかを聞き出します。

これで納得できればその塾に通い続けます。
もし答えが言い訳がましい、今後の対策についても結果が出るのか信用できない、といったときには、塾をやめるという選択肢が強まってきます。

さらなる結果を出すために、あるいは、なぜ結果が出せないのか、その課題を具体的に示してくれるかがポイントです。

「講習はうちの子に具体的にどんなメリットがありますか?」

一般的に、個別相談は長期休暇の前になされます。
そのため、夏期講習や冬期講習などの勧誘がなされるケースが多いです。

塾も収入を得る必要がありますから、場合によっては特に必要がない生徒にも勧めるケースがあります。

そのため、勧められたから申し込む、というのではなく、そこでうちの子に具体的にどんなメリットがあるのか、ということを聞いておく必要があります。

たとえば、夏期講習で英語を徹底的に対策することで、夏休み明けの定期テストで平均+20点を目指す、それで5が見えてくる、など具体的に目標を示し、そのために夏期講習で弱点を克服することが有効、といった内容です。

特に夏期講習など長期期間中は、弱点を克服する良い機会です。
苦手科目も長い休みを上手く使うことで得意科目となりえます。

そのため、教科そのもの、あるいは、教科のなかの特定単元について、その弱点を乗り越えるために徹底して指導する、といった姿勢を示してくれる塾は、講習を申し込むのにも安心です。

塾外のこともなんでも相談OK

オーケーを出すビジネスマン基本的に、相談内容に制限はありません。
塾の呼びかけで行われる定期相談の他、生徒の側から希望して随時に面談が行われます。

このとき、生徒を同席させたり、内容によってはさせなかったりも可能です。
子どもの前ではしづらい相談もあります。
そういったときは、随時の面談を希望して、かつ、保護者のみで面談して欲しいことを伝えます。

塾での勉強に限ったことでなくても構いません。
学校での友達関係や、担任の先生との不和など、何か子どもについて困っていることがあったらなんでも相談して大丈夫です。

もちろん、それで問題が解決するとは限りません。
しかし、サポートになるケースは非常に多いです。
塾とは、ひとつの目標が共有されています。

目先の目標では、定期テストの得点アップかもしれません。
ただし全体としては、志望校合格であることが大半です。

塾外の問題も志望校合格に影響しうる

そして志望校に合格するためには、塾外での問題も解決しておくことが望ましいです。
学校生活が上手くいっていないと、ストレスが溜まって自宅学習に支障を及ぼす危険があるからです。

塾の個別相談が良いサポートになる例

特に小学生や中学生、高校生の頃は、色々な問題が発生するものです。
いじめはよく聞かれますが、他にもセンシティブな問題は多いです。

■恋愛問題

ハートを渡す女子高生たとえば、恋愛の問題もあります。
男子にしろ女子にしろ、恋人ができて、その彼氏、ないし彼女と同じ高校にいくために力を合わせてポジティブな方向にいけば御の字です。

しかし、実際には良い方向にいくばかりではありません。
付き合っている人があまり勉強できない場合、同じ高校にいく、というのが一方にとっては随分と学力レベルを下げた選択になるリスクがあります。

親からしたら、なんでそんな高校に?せっかく塾に通わせて地域の一番の高校にだっていけるのに、とフラストレーションが溜まります。

このような思いを子どもにぶつけても、恋愛に夢中になっている心には届かず、親子関係が悪くなる場合がかなりあります。

その子のモチベーションを上げる言葉が分かる

こういったときに、塾の先生のような第三者的立場にいる人に相談できると大きいです。
今はその人が一番イケメンだと思っているかもしれないけれど、レベルの高いあの高校にいったら、将来、早稲田や慶應にいくようなもっと優秀でお洒落なイケメンがたくさんいるよ、などその生徒の属性に見合った魅力的な言葉を並べてくれるかもしれません。

有名なビリギャルも、塾の先生から慶應大学はお洒落なイケメンがたくさんいる、嵐の櫻井翔も通っている、などその子に照らしてモチベーションの上がる言葉を投げかけて、慶應を第一志望としました。

慶應の模試で結果が悪く、明治は良い判定だったときに、ビリギャルのお母さんは、明治でもいいじゃない山下君がいるし、とやはりその子がイケメン好きだということで、気持ちが楽になる発言をしています。

このように、塾の講師は第三者的立場から、その子に第一志望の高校を目指してもらうべく、真に響くモチベーションの上がる材料をたくさん持っているものです。

塾の先生が良い言葉を使ってくれたら、それを親も真似して使えば、道を踏み外しそうになっても今度は相談なくして軌道修正できる可能性が高まります。

それを踏まえれば、塾の講師と第一目標に共通認識を持っている親には、個別相談が大きなメリットになります。

■いじめ問題

いじめの問題でもそうです。
現在、いじめられている子にも、あの第一志望の高校にいけば、あの頭の悪いいじめっ子たちはいない、だから今苦しくても塾に来て頑張って、と塾講師の立場から言葉をかけられます。

最悪のケースで、いきなり学校にも行かなくなってしまった、という場合でも、塾講師なら、学校に通えなくても塾に通って、高卒認定試験を受ける道もある、とまた違った視点をもたらすことができます。

親の立場だと、腕を引っ張ってでも学校に連れて行く、となりがちですが、そういう力ずくの対応では事態は悪化してしまいやすいです。

塾の講師は親よりも経験が豊富

このように、一見して塾での勉強となんら関係ないと思える内容でも、その子にとって問題となっているのであれば、積極的に塾の先生に相談したほうが良いです。

家族間では解決が難しくても、塾の先生がアプローチすることで、解決できるケースが少なくないからです。
特に塾の講師は色々なタイプの子どもと接しています。

そのため、経験則から最適な対応を判断しやすい環境があります。
親は、子どもに兄弟がいたとしてもその人数には限りがあります。

お兄ちゃんやお姉ちゃんの場合はこうだったから、と経験値が一人か二人なので少なすぎるわけです。
それだと、弟や妹に同じアプローチで上手くいかなったときに、どうすれば良いか分からなくなってしまいます。

そもそも、そんな事態に陥るのは初めて、ということのほうが多いです。
こういった点からも、様々な子と接して経験豊富な塾の先生に相談するのは、非常に有意義です。

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学習相談のポイントについてまとめ

入塾前・入塾後ともに個別相談が行われます。
どんな相談をするかによって、その塾と自分の子との相性を確かめたり、目標達成のための施策をより明確にできたりします。

重要なのは、できるだけ具体的な質問をすることです。
抽象論で終わってしまっては、望む結果を手にできません。

相談内容に制約はありません。
勉強とは一見関係がないと思える塾外の問題も、なんでも相談すべきです。
塾講師の視点から、良いサポートが得られることも少なくありません。

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この記事を監修した人

チーム個別指導塾
「大成会」代表
池端 祐次

2013年「合同会社大成会」を設立し、代表を務める。学習塾の運営、教育コンサルティングを主な事業内容とし、札幌市区のチーム個別指導塾「大成会」を運営する。「完璧にできなくても、ただ成りたいものに成れるだけの勉強はできて欲しい。」をモットーに、これまで数多くの生徒さんを志望校の合格へと導いてきた。


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公開日:2020年2月18日 更新日:2024年2月28日
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