室蘭栄高校

室蘭栄高校の特徴

北海道室蘭栄高等学校は1917年開校の公立高等学校で、全日制と定時制があります。

全日制には普通科と理数科があり、理数教育に熱心な学校です。

「ものづくりひとづくりサイエンス」を研究開発のスローガンに掲げ、2008年度からは北海道教育委員会より「医進類型指定校」、また2009年度から2020年度まで文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けていました。

2023年度の国公立大学の現役合格率は67.8%と高く、進路指導にとても熱心な学校です。

室蘭栄高校の主な進学先・就職先

卒業生のほとんどが大学への進学を希望します。

主な進学先は、北海道大学や東北大学などの難関国公立大学、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学などの私立大学です。

2023年度の現役生合格実績は、国公立大学161名・私立大学232名でした。

室蘭栄高校の入試難易度・倍率

普通科の偏差値は60で、道内で上位の難易度です。

理数科の偏差値は67で、道内でも最上位の難易度と言えます。

2024年の倍率は普通科1.03倍・理数科1.04倍でした。

募集人数は普通科120名、理数科80名です。

2022年には理数科の一般入学試験倍率が1.9倍になっているので、直近の倍率が高くないからといって油断は禁物です。

室蘭栄高校に合格するために

普通科は一般入学試験、理数科は一般に加え推薦入学試験の2つの方式で試験が行われます。

一般入学試験では、国語・算数・理科・社会・英語の学力検査と面接が行われます。

過去問や予想問題に取り組むことはもちろん大切ですが、過去の定期テストや北海道学力コンクールの問題を改めて解いてみることで自分の弱点がわかり、基礎知識の定着にも繋がります。ぜひ活用してください。

自宅学習のみで合格した受験生もたくさんいますが、塾に通ったり家庭教師をつけることでより詳細なアドバイスを受けることもできます。家庭内で相談して受験への取り組み方を決めていきましょう。

理数科でのみ実施される推薦入学試験では、面接と作文の2つの試験が行われます。

面接試験では、中学時代に部活動などに取り組んでいればアピールポイントになります。

また、室蘭栄高校の特色などを把握しておき、この学校でどんなことを学びたいか、どんな学校生活を送りたいかを話せるように自分の考えをまとめて、うまく話せるように練習しておきましょう。

一般・推薦入試ともに、入試倍率が1倍以上になる可能性が十分に考えられるので、決して油断せず、最善の準備と対策を心がけておけば、合格圏内に入ることができます。

室蘭栄高校の部活・クラブ活動

スポーツ系の部活

• バレーボール部
• バスケットボール部
• ハンドボール部
• バドミントン部
• 剣道部
• 弓道部
• 卓球部
• 硬式テニス部
• ソフトテニス部
• 硬式野球部
• サッカー部
• 陸上競技部
• 山岳部

文化系の部活

• 合唱部
• 美術部
• 写真部
• 書道部
• 茶道部
• 将棋部
• 化学部
• 生物部
• 国際交流部

室蘭栄高校が輩出した有名人・著名人

• 湯川盛夫（外交官）
• 岩泉舞（漫画家）
• 安田顕（タレント）

室蘭栄高校へのアクセス方法

東室蘭駅より徒歩8分