札幌光星高校

札幌光星高校の特徴

札幌光星高校はカトリック教育修道会・マリア会を母体とする私立高等学校です。

元は男子校でしたが、2008年度から男女共学を実施、2013年度には全コース・全学年が共学に移行しました。

コースは2つに分かれており、東大や京大などの最難関国立大・医学部医学科など難関学部を目指すステラコースと、難関国公立大・難関私立大を目指すマリスコースが設置されています。

特待制度については、入学試験の得点が5教科500点満点中420点以上であればA特待、A特待の認定に準じる得点であればB特待となり、入学手続金や学費免除の対象となります。

運動系・文化系ともに部活動が盛んです。以前はステラコースの生徒は一部加入不可の部がありましたが、現在はステラコース・マリスコース共に全ての部活動に加入できるようになっています。

制服にもこだわりがあり、女子は「コムサ・デ・モード・スクールレーベル」を採用したシンプルなブレザースタイル。男子はフランス・サンシール士官学校の制服をモデルにした7つボタンの詰襟を着用します。

札幌光星高校の主な進学先・就職先

卒業生のほとんどが大学への進学を希望します。

主な進学先は、北海道大・京都大・一橋大・神戸大といった難関国公立大学、早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・青山学院大などの私立大学です。

2022年の現役生合格実績は、国公立大学136名・私立大学804名・短期大学9名でした。
2023年の現役生合格実績は、国公立大学124名、私立大学505名、短期大学8名でした。（6ヵ年コースを除く）

以下の項目名を押すと、各大学の現役合格者数をご覧いただけます。
※道内・道外・6ヵ年コースを含む合格者数です

札幌光星高校の入試難易度・倍率

コース別の入試倍率は公式発表されていませんが、2024年2月発表の全コース合わせた倍率は5.2倍と、非常に高い倍率となりました。

ステラコースの偏差値は71で、札幌南高校や札幌西高校・札幌北高校と並び道内トップクラスの難易度です。合格するためには偏差値68～74を目指す必要があります。

マリスコースの偏差値は62で、こちらも難易度は高いと言えるでしょう。合格のためには偏差値59～65程度が必要です。

一般入試においては、以下の点数が合格の目安です。

ステラコース：420点
マリスコース：330点　
※5教科・500点満点

ただし、得点はあくまでも目安であり、問題の難易度や平均点によって変動する点には注意が必要です。

札幌光星高校に合格するために

入学試験には、一般入学試験と専願入学試験の2種類があります。

一般入学試験では、国語・算数・理科・社会・英語（各50分・100点満点）の筆記試験が行われます。

過去問や予想問題に取り組むことはもちろん大切ですが、過去の定期テストや北海道学力コンクールの問題を改めて解いてみることで自分の弱点がわかり、基礎知識の定着にも繋がります。ぜひ活用してください。

自宅学習のみで合格した受験生もたくさんいますが、塾に通ったり家庭教師をつけることでより詳細なアドバイスを受けることもできます。家庭内で相談して受験への取り組み方を決めていきましょう。

なお、ステラコースを受験し不合格であっても、マリスコースの合格ラインに達していればマリスコースへの合格となります。

専願入学試験は、現在推薦入学試験という名称だったものも含めて統合されており、専願1～3の3種類に分かれます。出願可能なコースは全てマリスコースです。

専願1は以前までの特別推薦に相当し、出願資格に学習点296点（Aランク）以上・英検準2級以上の取得を定める厳しいものである代わりに、A特待認定を受けられるというものです。

専願2は以前までの一般推薦に相当し、学習点276点（Bランク）以上を出願要件としており、B特待認定を受けられます。

専願3は以前までの単願に相当し、学習点246点（Dランクの真ん中よりやや上・オール4程度）または3年生の5教科5段階評定の合計が20以上であれば出願可能です。

いずれも国語・数学・英語の3教科の筆記試験が課せられますが、一般入学試験よりも科目が少ないため、自分が苦手とする科目により多くの時間をかけることができます。過去問や予想問題を繰り返し解いて、苦手意識を克服しましょう。

また、専願1・2では面接もあります。自己分析を行うなどの事前の面接対策をしっかりと行いましょう。

大成会塾長のコメント

大成会塾長
池端 祐次

札幌光星中学高等学校は中高一貫校ですが、高校からの入学も可能となっています。
アースサイエンス・ライフサイエンスと理科の授業が二つに分かれている事・テストは100点満点中20点ほどが平常点が反映されるのが特徴。

高校受験時にはステラコースがあり、東大、京大、国公立大医学部などの難関大学合格を目指すコースです。少人数のクラス運営によって、一人ひとりにきめ細やかな学習指導を可能とする環境を整えています。また、「英会話」を必修科目に設定するなど、幅広い知識の習得にも配慮しています。さらに毎日の放課後講習や長期休みの講習を実施し、ハイレベルな受験指導を展開しています。大学入試共通テスト対策はもちろん、難関国公立大学の二次試験まで十分に対応したカリキュラムを組んでいます。

一貫コースと合わせ、多い時には180名ほどの国公立大学合格者を出し、実績ある高校です。

大成会では光星中学高等学校の校内での定期試験対策には重要視して特に力をいれています。光星中学高等学校に通う生徒さんは、大成会での定期試験対策を体験してみてはいかがでしょうか。
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