函館商業高校

函館商業高校の特徴

北海道函館商業高等学校は、1886年に開校した函館商業学校を前身とする公立の高等学校です。

全日制課程と定時制課程があり、全日制課程には国際経済科、情報処理科、流通ビジネス科、会計ビジネス科、定時制課程には事務情報科が設置されています。

「士魂商才」を校訓としており、商業人としての知識・技能の習得と人間としての在り方・生き方を大切にしています。

函館商業高校の主な進学先・就職先

卒業生の約半数が大学への進学を希望します。ほかにも短期大学や専門学校への進学も少なくありません。

大学の主な進学先は、公立はこだて未来大学や小樽商科大学などの国公立大学、函館大学や札幌学院大学などの私立大学です。

2022年度の進学実績は、国公立大学1名・私立大学33名・短期大学10名・看護学校や専門学校58名でした。

函館商業高校の入試難易度・倍率

偏差値は全ての学科が49で、道内で中位の難易度です。

2024年度の各学科の倍率は、
・流通ビジネス科の一般2.04倍・推薦1.06倍
・国際経済科の一般1.26倍・推薦1.23倍
・会計ビジネス科の一般1.64倍・推薦1.08倍
・情報処理科の一般1.93倍・推薦1.23倍
となりました。

募集人数は各学科40名（うち推薦枠50%程度）ずつで、定員が少ないことから志望者が多くなればそれだけ倍率が跳ね上がりやすくなっています。

函館商業高校に合格するために

入学試験には、一般入学試験・推薦入学試験の2つがあります。

一般入学試験では、国語・算数・理科・社会・英語の学力検査と個人調査書の内容により合否が判定されます。

過去問や予想問題に取り組むだけでなく、過去の定期テストや北海道学力コンクールの問題を改めて解き、基礎知識の定着に注力しましょう。

自宅学習のみで合格した受験生もたくさんいますが、塾に通ったり家庭教師をつけることでより詳細なアドバイスを受けることもできます。家庭内で相談して受験への取り組み方を決めていきましょう。

また、国際経済科のみ英語に1.5倍の傾斜配点があります。国際経済科を志望する方は、英語の勉強を特に重点的に行うとよいでしょう。

推薦入学試験では、個人面接と個人調査書の内容により合否が判定されます。

面接試験では、中学時代に部活動などに取り組んでいればアピールポイントになります。

また、函館商業高校の特色などを把握しておき、この学校でどんなことを学びたいか、どんな学校生活を送りたいかを話せるように自分の考えをまとめて、うまく話せるように練習しておきましょう。

函館商業高校の部活・クラブ活動

スポーツ系の部活

• 野球部
• サッカー部
• 陸上競技部
• ソフトテニス部（女子）
• 水泳部
• バスケットボール部（男女）
• バドミントン部（男女）
• 卓球部
• バレーボール部（女子）
• 女子サッカー同好会

文化系の部活

• 珠算部
• 簿記部
• ワープロ部
• パソコン部
• 商業研究部
• 吹奏楽部
• 合唱部
• 書道部
• 茶道部
• 写真部
• 漫画研究部
• ボランティア部

外局

• 新聞局
• 図書局
• 放送局

函館商業高校が輩出した有名人・著名人

• TERU（ロックバンドGLAYのボーカル）
• 永沢富士雄(元プロ野球選手)

函館商業高校へのアクセス方法