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家庭教師の契約で【よくあるトラブル、質問】まとめ

家庭教師の契約で【よくあるトラブル、質問】まとめ

はじめは見ず知らずの関係だった二人が、近しい距離で学習指導を行う家庭教師。
それだけに、家庭教師には「こんなはずじゃなかった…」「思っていたのと違う…」といったトラブルが起こることもあります。
とりわけ、第三者による保証のない個人契約の家庭教師ではトラブルがよく起こりがちです。

親御さん・生徒さんから頂くよくあるトラブル

家庭教師をお願いしたお子さんや親御さん、また、依頼を受けた家庭教師や家庭教師の紹介会社が経験する、よくあるトラブルと質問をまとめてご紹介します。

1.遅刻や無断欠勤のトラブル

家庭教師に指導をお願いしていて非常に多いのが、「遅刻や無断欠勤をされてしまった」というトラブルです。
特に、学生の家庭教師や、個人の家庭教師と契約している場合によく起こります。
若く経験が浅い、もしくは第三者が介入していないためにプロ意識が低く、「少しくらい遅れてもよいだろう」という気持ちから発生してしまうようです。

個人の家庭教師は「仲介手数料がかからない」などのメリットもありますが、第三者が介入していないため、何かトラブルが起きてもご家庭としてもなかなか言い出しにくいかもしれません。
ですが、しっかりと言うべきことは言ったうえで良好な関係性を築いていきましょう。

2.長期休暇にまつわるトラブル

旅行や留学などのために家庭教師が突然、長期休暇をとり「長期間にわたって指導をしてくれない」というトラブルです。

家庭教師も人間ですから、「休み中は旅行したい」と思うのは本音かもしれません。
ですが、比較的早く替えがきく家庭教師派遣サービスと違い、個人の家庭教師の場合は代わりとなる講師がすぐには見つかりにくいものです。

また、なるべく同じ家庭教師に指導してもらいたいのが人情です。
お子さんや親御さんとしても「せっかく頼んだのに…」という気持ちになりかねません。
家庭教師が長期休暇をとる場合は、できるかぎり早めに代わりの講師を用意してもらうようにお願いしましょう。

3.謝礼など金銭関係のトラブル

個人の家庭教師の場合、知識不足で契約書作成の手続きをとらず、約束事が曖昧になる場合もあります。
そのため、謝礼費用などの支払いの際に双方が思っていた金額と合わず、「言った言わない」のトラブルに発展しがちです。

  • 授業料は単位時間あたりいくらなのか
  • 教材費は含まれているか
  • 交通費や食事代はどちらがもつのか
  • 税込みなのか、など

合意事項を事前に確認し、できれば契約書を作成して双方が了承したうえで指導を開始してもらいましょう。

4.経歴詐称のトラブル

講師の身元や経歴を保証する家庭教師紹介サービスと違い、個人の家庭教師の場合、経歴を偽る家庭教師もいるためトラブルの元となります。

これまでの指導歴や指導した生徒の合格実績、自身の学校歴などの真偽が明らかではないためです。
すると、たとえば「お子さんの志望校の出身者」を名乗る家庭教師を依頼したところ、実は全然違い、当てが外れることもあります。

もちろん、そうした経歴はあくまで経歴にすぎません。
指導態度がすこぶる熱心でお子さんとの相性も良く、学習態度や成績が実際に改善するほど指導の質が高ければ、気にすることはないかもしれません。
ただ、指導の質が明らかに低い、もしくは指導内容を理解していない場合には問題になってきます。

ご家庭でこうした情報の真偽を見抜くことは簡単ではありません。
お子さんが実際に指導を受けている様子をみて、「何かおかしいな…」と明らかな違和感をもち、しかもご家庭の意向や方針とそぐわないようであれば、家庭教師の交代を検討するとよいでしょう。

5.自宅内でのトラブル

専用の教室が設けられている学習塾とは違い、家庭教師がご自宅に上がる以上、何らかのトラブルが起こる可能性はつねにあります。
お子さんと二人きりになると、何らかの理由で揉めるなど、あらゆるトラブルが生じうるからです。

学習成績だけでなく、学習態度が引き金になることもあります。
メンタル面にプレッシャーがかかってくると、ふだん温和な家庭教師も感情的になることもあるでしょう。
講師の指導がだんだんエスカレートして、感情が高まり一線を超えてしまう…という事態も起こりかねません。
親御さんがなるべく近くにいれば問題は起こらないでしょうが、つねに付きっきりで監視するわけにもいきません。

トラブルの種類が何であれ、そのような事態が起こり得ることを予め想定し、そうした問題が起きない、起こさないような講師を選ぶことは大前提です。
そのうえで、お子さんにも授業を受ける際の最低限の礼儀やマナーはもちろん、家庭教師を全面的に信頼して継続学習に励むことの大切さを諭す必要があります。

ご自宅でトラブルが起きないようにするためには、カフェなど第三者の目が介在する自宅外の場所で指導を行ってもらうのもひとつの手段です。

6.お子さんの成績に関するトラブル

家庭教師を依頼したのにもかかわらず、「テストや模試の成績が結局上がっていない…」というのはド真ん中のトラブルです。
このケースは、家庭教師が明らかに問題を抱えているのか、単に期待過剰なのか、慎重な判断が求められます。

もしかすると、親御さんとしては家庭教師をつけた以上、すぐさま効果が出て学習成績はぐんぐんアップ!とお考えかもしれません。
たしかに小学生などまだ幼いうちは、すぐに効果が出ることもあります。
ただ、中高生くらいになると学習の難易度も跳ね上がるため、学年や学力にもよりますが、すぐさま結果に結びつくとは限りません。

一応の目安は「3ヶ月」とされていますが、教科や科目によっては一筋縄でいかないこともあります。
それは、数学や英語など「基礎力」がモノを言う教科の場合です。

計算力や語彙力の伸びは3ヶ月程度では授業の進度に追いつかず、すぐに大きな成果には結びつかないでしょう。
また、受けるテストの種類によっても違い、定期テストと異なる実力模試ではお子さんの学力の変化が反映されるのはだいぶ先です。

学習成績以外に効果を測るわかりやすい指標はお子さんの学習態度です。
家庭教師を始めてから明らかに「勉強が楽しくなった!」「指導の時間が待ち遠しい!」といった変化が現れているのであれば、結果が伴っていなくとも焦る必要はありません。

逆に、何ヶ月経っても集中している様子がみられず、結果も伴っていないようであれば、家庭教師の交代を検討することもやむを得ません。

以上、これらのトラブルを心配することなく、家庭教師の授業を受けるには【オンライン家庭教師】という選択肢も大変おすすめです。
オンライでの授業なので直接対面することなく、しっかりとマンツーマン指導が受けられることで昨今 人気を集めています。

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親御さん・生徒さんから頂くよくある質問

上述のトラブル事例のほか、家庭教師にまつわるさまざまな常識や前提を知っておくことはトラブル回避に役立ちます。
以下では、親御さん・生徒さんからよくある質問をQ&A形式でまとめました。

Q. お越しいただいた家庭教師の先生には、お茶やお菓子などを出すべきでしょうか?

A. 家庭教師とご家庭とのコミュニケーションはとても大切です。
必ずという決まりはありませんが、マナーとして感謝の気持ちでもてなしましょう。

Q. 指導後の面談ではどのようなことを家庭教師の先生と話せばよいでしょうか?通っている学校の悩みや、志望校のことなどを相談してもよいのでしょうか?

A. 学習指導に関係ある事項は、積極的に情報を共有することで目標達成に近づきます。
抱えている悩みや進路決定は大いに関係があるため、お子さん本人の了解を得たうえで相談しましょう。

Q. 家庭教師の先生と相性が合わなかったり、結果が出なかったときにクーリングオフすることはできるのでしょうか?

A. 派遣契約ではクーリングオフ制度の適用がありますが、 月謝制の家庭教師の場合、クーリングオフ制度の対象外となる場合があります。
ただし、契約書にクーリングオフに関する記載があれば、その内容に従ってクーリングオフを行使できるため、締結前に契約書をよく読んでおきましょう。

Q. 家庭教師の先生と相性やソリが合わないときはどうすればよいのでしょうか?

A. コミュニケーションを重ねて共通点を見出す一方、相性やソリは短期間で解決できるものではありません。
紹介会社に連絡し、家庭教師の交代を検討するのも一案です。

Q. 家庭教師をなるべく希望通りの先生にしたいです。手っ取り早く見つけるには、どのように探せばよいでしょうか?

A. 友人・知人からの紹介のほか、インターネットを用いた家庭教師紹介サービスやマッチングサイトが便利です。
目的や条件に合った家庭教師を希望地域内から検索できます。

Q. 家庭教師を受けたことはありますが、オンライン家庭教師は初めてです。オンライン家庭教師はどのようなところが違うのでしょうか?

A. 相手の表情や雰囲気が分かりづらくなるため、互いのコミュニケーションに多少齟齬が出やすくなります。
とはいえ、言葉でやり取りをする以上、学習指導の質にそれほど影響があるわけではありません。
どうしても気になる場合は初回のみ対面指導を行ってもらい、互いのパーソナリティや雰囲気を知ったあとで、オンライン指導に切り替える方法もあります。

Q. オンライン家庭教師を依頼するのですが、どのような先生を依頼すればよいのでしょうか?

A. 自宅にお呼びする家庭教師と違い、オンライン家庭教師はその場にいないので言葉の語調やニュアンス、感情や雰囲気などの要素がお子さんに伝わりづらくなる傾向があります。
物事を正確に伝える能力がより求められるため、コミュニケーション力の高い先生を選ぶことがカギになります。

Q. 無事、目指していた志望校の入試に合格を果たした際には、家庭教師の先生にお祝いを渡したほうがよいのでしょうか?

A. 精一杯の感謝の気持ちをもってお礼を伝えるなかで、必ずではありませんが、お祝いを渡すという手段も考えられるでしょう。

家庭教師の先生・家庭教師紹介会社から頂くよくある質問

以下では、家庭教師の先生や紹介会社からよくある質問をQ&A形式でまとめました。

Q. 家庭教師は初めてなのですが、生徒さんや親御さんとどのように接すればよいかわかりません。

A. 他人の家に上がり込む立場として、まずは「安心できる人間であること」を相手に伝える礼儀やマナーは欠かせません。
自己紹介をきっちり行い、指導力に不安がないことを十分アピールしましょう。
経験がないのは仕方がないことなので、初めてでもしっかり指導するという意気込みをみせましょう。

Q. 生徒の年齢が離れており、不安です。

A. 年齢差があるからといって生徒と横柄に接さず、礼儀正しく振る舞いましょう。
しっかりと準備したわかりやすく丁寧な授業を行い、まずは信頼されることです。
回数を重ねるごとに心理的距離を縮め、学校の先生や親御さんとは違う、頼れるフレンドリーな存在になることを目指しましょう。

Q. 家庭教師として生徒さんのご自宅にお伺いするときに気をつけるべきこと、注意すべきことがあれば教えてください。

A. 挨拶など最低限の礼儀やマナーがなっていないと失礼にあたります。
自分の用事を優先して指導時間に遅刻したり、指導を早く切り上げたりすることはもってのほかなので公私混同しないようにしましょう。

Q. 毎回の授業前にどんな準備をしていけばよいでしょうか?

A. 滞りなく指導を行えるよう、授業内容をしっかり準備・予習して授業に望みましょう。
また、年間計画のチェックや、生徒からの質問の想定、授業終了後にどんな宿題を出せばよいかなど、イメージトレーニングをしておきましょう。

Q. こちらが一生懸命教えていてもどこか集中していない様子です。勉強をより楽しんでもらい、自発的に学習に取り組んでもらうためには、どうすればよいでしょうか?

A. 授業の質自体に問題はないのかもしれませんが、目的意識がはっきり定まっていない可能性があります。
何のために勉強しているのか、毎回の授業前に学習の目的を確認させましょう。
あるいは、生徒と打ち解けていないのが問題かもしれません。
いきなり授業を始めずに学校の会話や世間話、雑談をはさむなどして、心のつながりをもつようにしましょう。

Q. 塾の講師はやったことがありますが、家庭教師は初めての経験です。どのようなところに気をつけたらよいでしょうか?

A. 複数の生徒を相手にする塾講師と違い、家庭教師は完全マンツーマンのため、指導する生徒としっかり向き合う必要があります。
紋切り型の授業ではなく、得意教科や苦手教科、性格や好み、長所や短所などを十分理解したうえで、授業内容をカスタマイズしなければいけません。
生徒に合った宿題や学習目標を臨機応変に提示する必要があります。

Q. 休憩中にどれくらい雑談はしたほうがよろしいのでしょうか?また、どんな雑談をすればよいのでしょうか?

A. 雑談は生徒の内面を知り、また気分転換の目的で行われるものです。
あくまで授業の充実が大切なので、度を越えたおしゃべりや盛り上がりすぎることは禁物です。
また、入りすぎた質問や会話もマナー違反です。
学校での出来事や年中行事、生徒の趣味など、当たり障りのない会話にとどめましょう。

Q. 生徒さんは普段の学習や宿題には根気よく真面目に取り組んでくれているのですが、いまいちテストの成績が悪く、結果に結びついていません。どう対処すればよいでしょうか?

A. まずは、生徒が指示した内容にきちんと取り組めているか、ひとつひとつ点検しましょう。
学習態度が熱心で勉強時間もとれているのであれば、方法論が間違っているかもしれません。
個々の学習目標に対して、本当にそのやり方で合っているのかどうか、対策は本当に十分かどうか、検討し直しましょう。

Q. 家庭教師を始めてみたいのですが、大学の講義やゼミ、部活動やサークル、他のアルバイトと両立することは可能でしょうか?

A. 家庭教師の指導に支障が出ない程度であれば、構いません。
ただ、学生の本分である講義やゼミはともかく、部活やサークル、他のアルバイトで家庭教師のパフォーマンスが落ちてはいけません。
時間やエネルギーの配分を見直しましょう。

Q. 指導する担当の生徒さんが、学習に対して全くやる気がない時はどうすればよいでしょうか?

A. 最もよくある悩みです。
生徒が学習目的を理解していなかったり、学習内容を退屈だと思っていたりすることの表れです。
実態をよく見ずにマニュアル通りに指導を進めるのではなく、生徒の学習の動機づけから始める必要があります。

人間は行動の先に良いことがあることを理解し、かつ、その行動が簡単で楽しいものなら、他人に言われなくても自らすすんで行うものです。
なので、まずは難易度をかなり下げることから始めましょう。
ゲームやクイズなどを用いるなど、楽しんで学ばせるのがおすすめです。
年齢や学年に応じた目的意識をつけさせ、小さな目標を達成したらご褒美をあげましょう。
できれば、親御さんにもご協力を頂きましょう。

とにかく学習習慣をつけさせれば、最初のうちは気がすすまなくても、徐々に問題を解けるようになる喜びが分かってきます。
次第に学習内容自体に興味が湧き、自発的に学習するようになるでしょう。

Q. 指導する担当の生徒さんが非常に優秀で、目指す志望校のレベルも高く、毎回の授業の準備が大変です。どのように準備すればよいでしょうか?

A. 大変でも相応の準備が必要です。
時間をかけて淀みなく説明できるよう繰り返し問題を解き、解くためのポイントやコツを抑えておきましょう。

それでも限界があり、どうしても無理な場合は仕方ありません。
他の家庭教師と交代すべく、紹介会社とご家庭にその旨を伝えましょう。

Q. 親御さんがいわゆる「モンスターペアレント」のときは、どう対処すればよいでしょうか?

A. まずは、相手の不満や要望をよく聞き、気持ちをできる限り汲みとって授業の改善に生かしましょう。
授業に対する準備不足・意識不足・経験不足や礼儀を欠いた対応などがあり、自分に落ち度があるのかもしれません。
言われたことを真摯に受け止め、反省しましょう。

あまりにも無理難題や理不尽な要求の多い「モンスターペアレント」だと感じたなら、内容の詳細を紹介会社に伝えて、第三者の客観的判断を仰ぎましょう。

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まとめ

家庭教師はその特性上、見ず知らずの関係だったお子さんと講師が間近で学習指導を行うため、思わぬトラブルが起こりがちです。トラブルを未然に避けるためには、家庭教師を依頼する前にトラブル事例をよく頭に入れたうえで、回避策や対応術を事前に知っておくことです。

また、トラブルは往々にして、介在する第三者がいない個人の家庭教師との契約で起こります。
メリットも多い個人の家庭教師ですが、そうしたデメリットも認識しておくことが大切です。

なるべくトラブルを避けたいとお考えの方は、講師の最低限の保証がある家庭教師紹介サービスの利用が無難です。普段の成績改善から受験対策までさまざまな目的・学年・レベルに対応しており、良質な講師となる登録者数も多くレパートリーも豊富です。

学習指導に関するさまざまな質問・疑問も受け付けているので、気軽に問い合わせてみるとよいでしょう。

公開日:2022年12月27日