志望校合格へ内申点アップ!

中学の【内申点】をアップさせて志望校の合格を狙おう!

中学生の皆さんは一年生の頃から内申点を意識して学校生活を送られているのではないでしょうか。
内申点とはいわゆる平常点です。
試験本番の点数に普段の学校生活での態度や定期試験の成績を入学試験の点数に加算するという具合です。
お住まいの地域によって内申点の算出方法は変わりますが本記事では北海道・札幌市の中学校を前提に進めていきます。

北海道の内申点の仕組み

制服を着た女子高生まずは内申点について知っておく必要があります。
現在は中学1年生の評定も内申点に算入される事になっています。
計算方法は「当該年度の評定の合計×2」で求められます。
ただし三年生の成績は掛ける数が3となりますので注意して下さい。

現在二年生であれば一年生の最終評定の合計を2で掛けた数で、三年生であれば一年生、二年生でつけられた最終評定の合計をそれぞれ二倍することで現在の内申持ち点を求めることが可能です。
内申点は三者面談の場で先生から伝えられる場合が殆どです。

また内申点の数値は315が最高です。
仮に三年間の評定がオール1であったとしても18+18+27=63点の内申点は必ず与えられます。
内申点の合計によってランクが存在します。
ランクは高い方からAから低い方はMまで割り振られておりオール5だとAランク(内申点315〜296点)オール4だとDランク(内申点255〜236点)オール3だとGランク(内申点195〜176点)となります。
ランクは20点ごとに区切られており合否の判定に大きく影響します。

内申ランクについての考え方を解説します。

北海道の高校受験では内申点と当日の点数を同等に評価する枠が70%を占め、残りの30%は内申点重視の評価がされる枠と当日の点数が重視される枠がそれぞれ15%ずつ設けられています。
合否判定は内申点と当日のテスト点数を基に決定されますが、内申ランクは内申点のおおよその区切りを表します。

例えば内申点と当日の点数が同等に評価される枠の対象が内申ランクがA~Cの方かつ当日のテストで250点以上を取った方としましょう。
内申ランクD以下の受験生は当日点この場合Cランクの下限である内申256点とDランクの上限である内申255点では扱いが全く異なってきます。
内申点256点のCランク受験生は当日のテストと内申点が同等に評価されますが、内申点255点のDランク受験生は合否判定に関して当日の試験の点数が大きなウエイトを占めるようになります(当日点重視のケース)。

上記の場合、当日に高点数を取れるのであれば内申点Dランクの生徒が有利になります。
逆に本番に弱いと感じている受験生にとっては内申点Cランクの方が安心することが出来ると言えるでしょう。
内申点が1点違うだけで評価の比率が異なってきますので可能な限り内申点は多く取るように普段から勉強を頑張って少しでも良い評価を取ることの出来るように努めましょう。

内申点をあげるコツ

内申点について学習したところで、次はどのように高い内申点を得るのかについてを知りましょう。
先述の通り内申点は通知表の成績を基に決定されます。
そのため基本的な方針としては通知表の成績を上げる事になります。
以下に内申点(評定)が決まるメカニズムと、どのように内申点を稼げば良いのかを記しています。

内申点はどのように決定されるのか?お手伝いは効果的か

3本の指平成29年改訂の新学習指導要領(教師・保護者向けの冊子。指導する内容や評価の方法が記載されている)によると、評価の観点は「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」の3つです。
これらを得られるように授業に臨めば評定が上がります。
よく「先生の手伝い・雑用を引き受けて内申点を稼ぐ」という話がありますが、これは内申点に直接関係する話ではありません。
あくまでも先述の三観点をベースに評定を決定するのでお手伝いをしたからと言って内申点が確保できるという事は基本的にはありません。
期待できるものとしては「先生からの印象がよくなる事」のみです。
ただし、先生側からすると印象の良い生徒は傾向的に良い評価をつけたがるので一概に効果がない話だとは言い切れません。
間接的に影響する可能性がある、あくまでも「最後のひと押し」のように考えていただければ間違い有りません。

「知識・技能」について

知識と技能について少し掘り下げて考えてみようと思います。
言葉の通り知識とは教科の知識、技能はそれらを使う能力の事です。
英語を例にすると「知識」とは文法や読解など頭を使うもの、「技能」は聞く・話すというような身体を使うものです。
これらの評価を上げるためには授業で取り扱われた文法をしっかりと身につけて、英語で表現する事が必要です。
三観点の中では最も分かりやすい観点ですが、同時に最も差が出る観点でもあります。

思考力・判断力・表現力について

思考力・判断力・表現力は少しイメージがしづらいでしょうか。
思考力は考える力、判断力は決める力、表現力は伝える力と言い換えていただければ分かりやすいのではないでしょうか。

国語の記述式問題を例に考えてみましょう。
まずは文章を読み、問題に対する答えを考えます。
これが思考力です。
次にたどり着いた解答が正しいのか、もっと適切な解答は無いかなどを検討します。
こちらが判断力。
最終的には解答を用紙に記入する流れとなりますが、正しい日本語で、要点を抑えながらも簡潔な解答を行います。
こちらが表現力です。
問題を考え、正しいかどうかを判断し、最終的には自分の言葉で表現できているのかが重要となります。
つまりは「自分の意見を発信しているか」がこの観点での重要なポイントとなります。
自分の言葉で表現することが出来ない限りはこの観点を制することはできません。
最初はうまく行かないかもしれませんが積極的に話したり書いたりしてみましょう。

主体的に学習に取り組む態度について

授業のイメージこちらは三観点の中で唯一、テストの点数とは関係の無い部分です。
内申点を稼ぎたいのであればこちらから取り組むと良いでしょう。
主体的に学習に取り組む態度という観点で見られているのは「授業に積極的に取り組んでいるか」この一点のみです。
分かったことを発言しようとしているか、提出物を毎回してきているかなどを評価されています。
授業中にわからないことがあれば積極的に質問をすることも効果的でしょう。
あなたが分からないと思っている事は、他の生徒も分からないと感じているケースが殆どです。
授業を止めるのは少し遠慮してしまうかもしれませんが積極的に質問してみましょう。
それでも気が重すぎると感じるのであれば授業が終わってから個別に先生を尋ねるといった対応でも問題有りません。

以上が通知表の評定に直接関係する評価の三観点です。
既にお気づきの方も居られると思いますが、上記の三観点は共通点が多いです。
例えば「発言をする」事を考えてみると、自分の持っている知識を適切な言葉で表現する技能を使用しますし、主体的な態度があるからこそ発言が可能だという具合です。
結局はひとつの対策を行うとその他の対策も行うことが出来るということです。

手を挙げるヒントとしては、これからの時代は積極的に発表するという事が評価されるという事をお伝えしておきます。
これは高校や大学に進学しても、ましてや社会に出てからも変わりません。
学校で指導される内容や方法はその時代で社会が求めている事を基に組み立てられています。
今の時代は「意見を主張する」という事に重きが置かれており、社会では自分の意見を自分の言葉で発信していくことの出来る日本人を育成しようとしています。
これらを達成するためには問題を様々な視点から見つめ、よく考え、結論を説明できるように習慣をつけましょう。

内申点に自信がない人向けの対策方法

これまでは内申点を得るためのコツについてお話してきましたが、読んでいる方の中には既にある程度内申点が確定している方もおられるでしょう。
そのようなケースではどの様に対応すればよいのでしょうか。
今回は2種類のアプローチを紹介します。

当日の点数に賭ける

北海道では内申点と当日の点数のどちらにもウエイトを置かない枠が70%あります。
残りの30%は内申点重視の枠と当日点重視の枠が半分づつ割り当てられています。
この当日のテスト点数重視枠で勝負する方法では高校の選択肢が広がるというメリットがあります。
少しでも希望の高校や偏差値の高い高校を狙うことが出来るので「少しだけ内申点が低い」という場合だと検討しても良いでしょう。

ただし、当日に風邪をひいてしまったり緊張で調子が出ないように注意する必要があります。
学習塾や学校で紹介される模試を多めに受けておく、試験前はいつも以上に体調管理に気を遣うなど試験当日に向けた調整はしっかりと行うようにして下さい。

内申点重視ではない高校を選択する

分かれ道可能であれば本来の志望校を受験することが望ましいですが、内申点に自信がないのであれば内申点を重視しない高校に変更することも視野に入れましょう。
内申点と当日の点数の基本的な比率は各高校で定めることとしているので受験情報誌や担任の先生を参考にして決定するとスムーズです。

内申点を重視しないという観点からは私立高校も選択肢に入るでしょう。
私立だと授業料が高額になるのがネックではありますが、専願にすると試験で優遇される、入学後も学校の設備が新しく綺麗であるなどのメリットもあります。

どちらにせよ当日のテストの比重が高くなっているので体調管理や当日までの勉強はしっかりと行いましょう。

まとめ

内申点は受験生にとって避けることは出来ない要素です。
高校によってその比重は異なり、より内申点重視・当日点重視の枠も存在します。
北海道では内申点のランク制度が取り入れられており、内申点が一点違うだけで入試の難易度も異なります。

そのため出来るだけ多くの内申点を確保するためには評定を上げる必要があるのですが、その観点は学習指導要領に記されている「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」の三観点です。
なお学習指導要領は平成29年公示のものが現行です。

\この記事をみんなにシェア!/