北海道の学生は「いつから」受験勉強をすればいい?

受験勉強はいつから?
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受験勉強は誰しもが一度は通る道、根気のいる長期戦です。
志望校に合格するためには、いつから受験勉強を始めればいいのでしょうか。
今回は受験勉強について、始める時期の目安と役立つ知識について記しています。

北海道の受験生の悩み「受験勉強はいつから始める?」

高校受験の対策勉強を始める時期は、筆者の中学生時代を思い返してみると、夏頃が多かったように思われます。
実際に学習塾で授業を行っていても、夏頃から生徒の皆さんは本腰を据え始める傾向にあります。

これには2つの理由があり、まず1つ目は「部活動の引退」によるものです。
3年生の夏になると皆さん部活動の最後の大会が終了します。
そこから気持ちを入れ替えて受験勉強へ勤しむという方が非常に多いです。
部活動で培った集中力を勉強に活かすことの出来る子も多く、夏からメキメキと学力を伸ばしてゆくというケースも少なく有りません。

次の理由が「学習塾の夏期講習」の影響によるものです。
夏期講習の期間は、塾生でなくても夏期講習のみ受講しに来るという中学生も居ます。
学習塾では全員が「学力を上げる」という目標のもとに集まって勉強しているので、自ずとお互いを高め合うようになります。
そのため自宅での勉強のモチベーションも格段に上がり、受験勉強のスタートダッシュを順調に決めるといった訳です。

受験勉強を始める時期について、早ければ早いほど良いという意見もあります。
しかしそれは「半分正解で半分不正解」とも言えることです。
受験勉強を始める時期が早ければ、その分だけ他の受験生と差がつけられるのは確かです。
しかし、そのパフォーマンスを受験当日まで長続きさせられるかと聞かれると微妙だと思われる方も多いのではないでしょうか。

たとえ4月から受験勉強を始めたとしても、1ヶ月あたりの勉強量が50しか知識を身につける事ができないのであればあまり効率的とは言えません。
受験当日までに550の知識量を身につけるということです。
8月から受験勉強をはじめ1ヶ月あたりの知識量が100の量になるよう集中して進める方が効率的です。
受験当日までに700もの知識量を身につけることが可能です。

高校受験は受験勉強を長くしすぎないという事についても考える必要があります。
本記事では気持ちが切り替えやすく、集中力も維持できる8月からの受験勉強を推奨します。
北海道は内地と比べ夏休みの期間が短いので、まとまった時間を有効に活用したいのであれば7月から受験勉強を始めるという選択も良いでしょう。
ともかく量より質です、短期集中型で頑張りましょう。

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学習塾へ通う必要はあるのか?

受験勉強を自分だけで進めていると不安を抱く方も多いことと思われます。
高校受験が人生初の受験という方がほとんどではないでしょうか。
中には学習塾に通うという選択をされる方もいますが、学習塾に通う必要はあるのかについてお話します。

結論から先に申し上げます「通えるなら通ったほうが良い」という事が本記事での立場です。
理由は後述するとして、ともかく通えるような余裕が無くても不安に思うことはないという事だけ気に留めていただければ大丈夫です。
学習塾に通ったほうが良い事に間違いはありませんが、通わないという選択をした受験生の皆さんにもおすすめの勉強法と受験勉強の考え方について記していますのでご覧いただければ幸いです。

夏期講習のみの受講でも効果アリ

学習塾に通う最大の意義は「客観的に自分の得意・苦手を知れる」事にあります。
その得手不得手を踏まえた上で講師の解説を受けるというのが学習塾での授業の流れです。
そのため切羽詰まった受験期に素早く正確に自分の現状を知れる学習塾は魅力的な存在です。
夏期講習では自分の得意・苦手を分析した上で、苦手を潰す短期集中型のカリキュラムが殆どです。
そのため、秋からは演習問題や発展問題を取り組む事が可能になります。
学習塾で使用したテキストは自分のものになるので、秋以降は夏期講習で取り扱わなかったページを取り組むのも良いでしょう。
学習塾のテキストは解説から実践問題まで満遍なく収録されているので自習にも活用できます。

友達と集まって勉強する機会があれば活用する

図書館友達と集まって勉強するチャンスがあれば積極的に参加しましょう。
その際に図書館など静かな場所で取り組むとなお良いです。
特に志望校が同じ友達と受験勉強を行うとお互いを励まし合う事が可能で、サボりがちな受験勉強のたるみを予防することが出来ます。
また、誰かの家や街のフードコートではなく図書館を利用するという点も大切な意味を持っています。
静かにしなければいけな場所に勉強場所を限ることで、無駄なおしゃべりを防ぐことが出来ます。
休憩時間以外は出来る限り有意義な時間にしたいものです。
その場所に飽きたら公民館や学校の自習スペースなどに場所を移すなどの対策も取りやすいことも特徴です。

 一人で戦い抜くという事は控えたほうが良い

上記二点の真髄に迫ろうと思います。
共通点は「集団で勉強している」という事です。
学習塾では同じ志を持った仲間が同じ教室に集まり、友達と集まって勉強することに関しては言うまでもありません。
勉強は一人で行うよりも集団で行ったほうが良いという事をお伝えしておきます。

集団で勉強するメリットとして一番強調したい点は「教え合いが出来る」という事です。
知識を自分のものにするためにはインプットだけを行うのではなくアウトプットも行う必要があります。
ここでお話するインプットとは「本を読むなどして知識を取り入れた状態」の事を、アウトプットとは「言葉にして誰かに話す」事を意味します。

インプットの段階ではまだ学んだことを整理するという段階にまでは至っていません。
知識の整理をすることが学習では大切で「インプットしたつもり・知識を整理したつもり」を避けるためにアウトプットを行うという事です。
言葉にして誰かに伝えることで強制的に知識の整理を行うことになります。
分かりやすく誰かに教えるには順序立てて説明を行わないといけないからです。
教え合いを通してあなたが学んだ知識は何倍も深くなります。

北海道の受験生に贈る!高校受験で役立つ教科別勉強法

受験生でも楽しみながら勉強する方法があります。
一見受験には役立たないと感じられる内容もありますが、各教科の基礎にある思考力をアップさせるトレーニングを厳選しました。
全てに共通するキーワードは「生活と関係する」です。

国語 〜新聞や読書で読解力アップ〜

新聞を取っている家庭では新聞を、新聞を取っていない家庭ではネットニュースを活用しましょう。
できれば同じニュースに対して2つ以上の出版社の記事を読むことをお勧めします。
その後、ニュースの概要と自分の感想をなるべく簡潔に分かりやすくまとめる作業を行います。
自分の身の回りで起こっていることをまとめる事で時事問題に強くなりますし、文章から必要な情報を抜き出す力もアップします。
読書でも同様の事を行うことで長文読解の対策や記述問題にも対応が可能です。
文章を読む中で出会った表現や漢字も学ぶことができ、一石二鳥です。

数学 〜日常のシーンで公式が使えないかチェック〜

毎日の生活の中で学んだ公式が使えないかを探してみると良いでしょう。
学校では単なる記号としか見れない数学ですが、身の回りの生活と結びつけることで面白くなります。
例えばお風呂場で2Lのペットボトルを満たす時間を計測し、それを基に浴槽を満たしたときの水の量を求める事。
さらに興味があれば水道料金の請求書からお風呂を1回沸かすときの水道料金を計算してみても良いでしょう。
これらは方程式をたてる事で求めることが可能です。
他にも日常生活で数学の公式を使う場面はたくさんあるので探してみて下さい。

英語 〜1日10分NHKを活用!スマホでリスニング対策〜

オーディオNHKオンデマンドの「ニュースで英語術」を使えば時事対策を行いながらリスニングのトレーニングが出来ます。
スマートフォンやパソコンから利用するサービスで、リスニング対策を行いながら英文読解の練習にも活用可能です。
ニュースで英語術の良い点は「映像があるので分かりやすい」「再生速度を遅く出来る」「難しい単語にはキャプションがついている」事です。
中学生レベルの英語力でも慣れるとスラスラと理解できるようになるので、毎日粘り強く挑戦してみて下さい。

※参考:https://www.nhk.or.jp/snsenglish/news/

社会 〜旅行先で観光しながら学ぼう〜

家族旅行に出かける時には、教科書で見た歴史的建造物や人物の記念館に訪れる事をお勧めします。
勉強の為にと肩肘張る必要はありません、あくまでも旅行として楽しむというスタンスで見学しましょう。
そのような観光地には大抵解説板があるので教科書に書いてある事以上の学びが得られます。
また関連する知識を得られる場合もあるので旅程に組み込むと意外な発見があるかもしれません。

理科 〜夏は自由研究の季節〜

磁石と虫眼鏡夏はまとまった時間が確保できる貴重な期間です。
そのため理科の自由研究を行うには最適な季節となります。
腰を据えて実験を行うことが重荷に感じるのであれば、理科に関する施設を見学する事も良いでしょう。
北海道であれば幌延深地層研究センターが興味深い施設です。
地層や原子力に対する理解を深めるだけでは無く、それらに対する意見を持つ機会にもなります。

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まとめ

北海道の受験生にとって役立つ情報を記しました。
受験勉強の計画から実際にどのような勉強方法を取れば良いのかまで、受験生活を通して御覧いただける内容となっています。
スマートフォンのブックマークに登録して、時々読み返すことをお勧めします。
受験生活で最も恐れるべき事は「孤独感」と「目標のブレ」です。
受験当日は個人戦ですが、受験勉強の際はお互いを高め合う為に集団で取り組むことをおすすめします。
孤独感を感じること無く、同じ目標を共有できるので受験生活を安心して戦い抜くことが可能です。

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この記事を監修した人

チーム個別指導塾
「大成会」代表
池端 祐次

2013年「合同会社大成会」を設立し、代表を務める。学習塾の運営、教育コンサルティングを主な事業内容とし、札幌市区のチーム個別指導塾「大成会」を運営する。「完璧にできなくても、ただ成りたいものに成れるだけの勉強はできて欲しい。」をモットーに、これまで数多くの生徒さんを志望校の合格へと導いてきた。


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公開日:2019年10月26日 更新日:2024年2月28日
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