周期表 語呂合わせの暗記法

【元素記号】の暗記法!周期表は語呂合わせで覚えよう

国立大の文系学部を志望している受験生は、センター試験(2021年から大学入学共通テスト)の「理科をどうしよう」と悩んでいるのではないでしょうか。
北大文系学部も小樽商大も、センター試験で理科を2科目選ばなければなりません。

そのうちのひとつに、化学を選んでみてはいかがでしょうか。

なぜなら、化学の壁は周期表を暗記することでブレークスルー(課題を打ち破る)できるからです。

周期表とは元素を原子番号順に並べたもので、以下の表です。

周期表

「これを全部覚えなければならないのか」と驚かないでください。
語呂合わせで簡単に覚えることができます。

HHeLiBe…」を「水兵、リーベ…」と覚えていけばいいのです。

九九を覚えれば算数がするする解けるようになるように、化学は周期表の暗記で最初の一歩を踏み出すことができます。

まずは元素記号120まで

周期表は一気に暗記することはできません。
また、文系学部の入試の化学の試験では、出る原子も限られています。

まずは、元素番号12020の元素記号を覚えましょう。

周期表の以下の部分です。

周期表20まで

 この部分の語呂合わせは古くから言い伝えられていて、以下のとおりです。

水兵、リーベ、僕の船、七曲がり、シップスクラークか

この奇妙な日本語は、元素記号120を、次のように順に並べてつくったものです。

HeLiBeBCNOFNeNaMgAlSiPSClArKCa

リーベはドイツ語で愛という意味です。
したがってこの奇妙な日本語は「水兵が僕の船を愛して、7カ所曲っているシップスでもクラークかな」といった意味になります。
まったく意味のない日本語ですが、何度か「水兵、リーベ、僕の船、七曲がり、シップスクラークか」を音読すれば、20個を一気に覚えることができます。

21Sc、スカンジウム)から29CU、銅)まで

続いて21Sc、スカンジウム)から29CU、銅)までを覚えましょう。

周期表は以下の部分です。

周期表21から29まで

 次のような語呂合わせを考えてみました。

好かん千葉、苦労して漫画、徹子にどうぞ

このたどたどしい日本語は、元素記号を次のように並べています。

スカんTiVCrしてマンガ、鉄CoNi銅ぞ

このたどたどしい日本語は、「徹子さんを千葉県に連れてきたものの、『好かん』といわれてしまったので、苦労して手に入れた漫画を読んでもらって機嫌を直してもらおう」というストーリーです。

30Zn、亜鉛)から36Kr、クリプトン)まで

続いて30Zn、亜鉛)から36Kr、クリプトン)までを覚えましょう。
周期表は以下の部分です。

周期表30から36まで

ここで語呂合わせのコツを紹介します。

亜鉛は「会えん(あえない)」とすることができますし、Znを「全然」は「全部」とすることもできます。

ガリウムは「がりがり君」や、北海道らしく「ガリンコ号」にすることができます。

臭素の「臭い」も面白い語呂合わせになりそうです。

クリプトンは「クリントンさん」でもいいですし「クラプトンさん」でもいいでしょう。

こうした要素を踏まえて、次のような語呂合わせを考えてみました。

全部ガラクタ、下品なセレブの臭いかクリントン

この変わった日本語は、元素記号を次のように並べています。

Zn部Gaラクタ、GeヒんなSeレブの臭いかKrントン

この変わった日本語のストーリーは汚い内容になってしまいました。

「クリントンさんが下品なセレブ臭を発するようになって、全部がガラクタのようだ」という内容です。

縦の列でも覚える【1族編】

周期表では、縦の並びも意味があります。
縦の並びは元素の「族」を表しています。
最も左に位置する「1」を覚えてみましょう。

周期表のこの部分になります。

周期表1族

リチウムは「律儀」や「リッチ(お金持ち)」など、使い勝手がよさそうです。
ナトリウムも「納豆」や「納得」として使えそうです。
カリウムは「カリカリ」や「仮」になります。
フランシウムは「フランス」にできますし、「フラダンス」でも面白いロゴができそうです。

次のような語呂合わせをつくってみました。

水商売でリッチな父さん、カルビをせしめてフランスへ

元素記号を並べてみます。

水商売でLiTiナトうさん、KRbセシめてフラんすへ

ナトリウムの「なと」を「な父」として使っているところがポイントです。

ストーリーは「水商売でリッチになった父さんが、今度はカルビ肉だけをせしめてフランスに渡って儲けようとしている」といった内容になります。

縦の列でも覚える【2族編】

続いて「2」を覚えてみましょう。
周期表のこの部分になります。

周期表2族

先ほどフランスが出てきましたので、ベリリウムを同じEU(欧州連合)のドイツの「ベルリン」にしてみてもいいでしょう。
ここではベリを英語のvery「非常に」として使ってみます。

カルシウムはそのまま使えそうです。

しかも次はストロンチウムがあり、これは「ストロング」にできます。
カルシウムを合わせると、骨を丈夫にして強くなる、といったストーリーをつくれそうです。

バリウムも「バリバリ行こう!」といったような、強い言葉に変換できそうです。

そしてラジウムは、北海道の名所、長万部町の二股ラジウム温泉として使えそうです。

次のような語呂合わせをつくってみました。

ベリー(非常に)マジで、カルシウムでストロング、バタンキュー前にラジウム温泉へ

元素記号を並べてみます。

ベリーMgで、カルシウムでストロング、Baタンキュー前にラジウム温泉へ

Mgを「マ(M)」と「ジ(g)」にわけているところがポイントです。

ストーリーは「非情に真面目に、カルシウムはストロングになるには重要な成分だが、疲れてバタンキューしてしまう前に、ラジウム温泉に入りましょう」といった内容になります。

面白い並び

「水兵リーベ」は伝統的な語呂合わせですが、周期表の語呂合わせは自分でも簡単につくることができます。
うまくストーリーをつくることができれば頭にスゥーと入ってきますが、強引なストーリーもインパクトがあってかえって覚えることができます。

英文字をローマ字読みしたり、日本語表記を単語にこじつけたりするのがコツです。

語呂合わせの他にも周期表は覚えやすい部分があります。
例えば次の部分は一瞬で覚えることができるのではないでしょうか。

周期表 金銀銅

オリンピックメダルが並びました。
金が一番上で、銅が一番下になっているとさらに覚えやすいのですが「ぜいたく」はいえませんね。

そしてこちらは、EU(欧州連合)とアメリカが縦に並んでいます。
「欧米」と覚えることができます。

周期表 欧米

まとめ~圧倒的に覚えたほうが楽

受験勉強を効率よく進めるには、覚えることと理解することを明確にわけたほうがいいでしょう。
多くの受験生は、理解が必要な勉強を好みます。
「なるほど、こういう理屈になっているのか」と一度理解してしまえば、長らく忘れないからです。

しかし、覚える勉強を嫌う人は多いでしょう。
時間をかけて覚えたのにすぐに忘れてしまうと、激しい徒労感に襲われます。

化学は覚えることが多い科目ですが、覚えるきっかけをつかめば、意外にするすると頭のなかに入ってきます。
そのきっかけのひとつが周期表です。

語呂合わせで周期表を覚えてしまえば、問題を解くたびに思い出さなければならない苦痛がなくなります。

化学は生命や産業に関わる興味深い学問なので、周期表の壁さえ超えてしまえば好きな科目になるかもしれません。

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