志望校を選ぶ
併願する私立高校は何を基準に選べば良いですか?と質問される事があります。
「通いやすい」も選ぶ理由だと思いますが、私は指定校推薦枠などの進路実績をみるようにします。卒業後にどの様な進路を作れるだろうか。学校側がどのように進学のバックアップをしてくれるだろうか。という事を一番に考えます。
私立高校の指定校推薦枠のメリットを考えれば、私立高校にかかる学費以上の価値があるのではないかと思うのです。
ひとつ例をあげると、札幌市豊平区の北海高校には道内私立大学で一番手と評判の高い北海学園大学への109名(文系87名・理系22名)の併設校推薦枠があります。※2014年度現在
推薦が決まると他の大学への受験は出来ないのが一般的に多いのですが、北海高校はFC(フリーチョイス)システムと呼ばれる北海高校独自の制度を導入し、推薦をもらったまま国公立大学や道外の私立大学にも挑戦出来るように対応しています。
さらに北海学園大学以外にも、北星学園大・北海道医療大・北海道薬科大・酪農学園大など道内の大学はもとより、成蹊大・成城大・中央大・東京薬科大・東京歯科大・立教大・東洋大・法政大・神奈川大・神戸女学院大・同志社大・南山大など、全国に約125校の指定校推薦枠があり、自分の将来を見据えた大学進学への道筋をしっかり作れる高校ではないでしょうか。
また同じ札幌市豊平区にある北海道尚志学園(元北海道工業高校)では、北海道工業大学への指定校推薦100名の枠があるのをご存知の方も多いと思いますが、薬剤師への道となる北海道薬科大学へも30名もの指定校推薦枠があるのです。
北海道薬科大学は薬剤師国家試験で97.2%と高い合格実績を誇り、薬局・病院・製薬企業など、就職先もやはり安定しているようです。
選ぶ高校によって出会う人や将来の職業の選択肢も変わるかもしれません。
私たち学習塾大成会では子供達が高校を選ぶにあたり最大限のアドバイスをしていこうと思っております。