天売高校

天売高校の特徴

北海道天売高校は、1954年に設立された定時制普通科の公立高校です。2学期制を採用しており、男女共学校です。
天売高校は、夜間定時制のため、日中島の地場産業に従事することで、学びながらも収入を得ることが出来ます。
修業年数は本来4年でありますが、早期の進学や就職を実現するために、3年で卒業することができる「3年修業制度」を導入しています。入学時に「4修コース」「3修一般コース」「3修進学コース」を選択できます。
行事や実習も充実していて、運動会や学校祭は、島民全体の行事となっており、生徒・職員・地域住民が一体となって行われています。
普通科高校でありながら、水産の授業が行われており、年間を通じて5種類の水産実習が行われている（カレイ燻製・タコ燻製・ウに缶詰・スモークサーモン・さけちっぷ・さけ缶）。
天売島は、オロロン鳥やウトウが舞う「海鳥の楽園」です。海鳥と人間が共存する世界的にも貴重な共生の島です。島の唯一の高等学校である天売高校は、生徒一人一人を大切にする少人数教育を実現しています。

天売高校の主な進学先・就職先

天売高校の卒業生はのほとんどは就職を希望しています。
在学中に従事していた地場産業をそのまま従事したり、家業の漁業や農業を継いだり、民間企業への就職など様々です。
卒業生は2018年度まで428名にのぼり、生徒の就業率は100％です。

天売高校の入試難易度・倍率

天売高校は難関校ではないので、きちんと中学校の授業を理解し、問題集が解けるようにして置く必要があります。
普段からしっかりと授業をうけて復習も怠ることなく、苦手教科を出来るだけなくすように勉強しましょう。

天売高校に合格するために

入試の難易度はそんなに高くないので、日ごろの学習をきちんとしていれば、十分合格範囲内に入ることが可能です。もし学校の授業だけでは分からない場合は家庭教師や塾を利用してみるのも一つの手です。
勉強をする環境を変えるだけで、新鮮な気持ちで集中して勉強することが出来るので、今まで集中力が続かなかった生徒でも塾や家庭教師で大きく変化する場合があります。
また、試験本番までに過去問や模試えお解いておくことで、問題の傾向や時間配分を掴むことが出来ます。
天売の地域が好きで、働きながら学びたい人や、歴史を学びたいという人は、面接でその思いを話す事が出来れば、合格できます。
ただ、注意すべき点は、身だしなみの清潔さや態度なども相手に悪い印象を与えてしまうと落ちる可能性も出てくるので、身なりは整えて、試験本番はまじめにうけましょう。

天売高校の部活・クラブ活動

■運動部

• バドミントン部

天売高校は、夜間定時制の高校なので、定時制通信制体育連盟の大会に出場しています。部員は全道大会、そして全国大会を目指して日々練習を重ねています。

天売高校が輩出した有名人・著名人

不明

天売高校へのアクセス方法

羽幌港からフェリー「おろろん2」に乗船（約90分）
高速船「さんらいなぁ2」に乗船（約60分）
天売港で下港後徒歩約20分