北海道遠軽高校は1940年に設立された全日制普通科、定時制普通科の公立高校です。全日制には、文型コース、理型コース、教育型コースの3つのコースに分かれています。すべてに対しての「ホンモノ」を目指すのが遠軽高校のモットーです。「探求する」ことを中心に据えた学習活動、目標を「追求する」ために取り組む部活動、遠軽高校らしさを「表現する」学校行事、どれもぎっちりと中味が詰まっている高校だと、公式HPでも綴られています。 現校舎は3代目で、4階建てで階段は螺旋状になっているのが特徴的です。1代目は火事による焼失、2代目は老朽化による建て替えで今の校舎に至ります。文武両道を謳っており、部活動は伝統的に続いている「全員加入制度」が特徴的です。熱心な指導と活動で、スポーツではラグビー部が過去10回の全国大会出場、文化部では吹奏楽部が全日本吹奏楽コンクールに2018年まで9回出場など華々しい成績を残しています。夏・冬休み前後には頭髪検査があるなど、校則もしっかりしているとの口コミがあります。他には、挨拶が徹底されており、地域の方や部活動の遠征先での評判は高いようです。制服は学ランとセーラー服です。
卒業生のほとんどが進学を希望しています。主な進学先は北見工業大学、弘前大学、千歳科学技術大学などの国公立大学や札幌大学、旭川大学、日本大学、東海大学などの私立高校です。2018年度の私立大学合格者91人、国公立大学合格者13人を輩出しています。
普通科の偏差値は45で、あまり高くはありません。ランクはFに相当され、入試倍率は2018年度一般入試が0.9倍、推薦入試が1.0倍と、競争率としては比較的入りやすいといえます。
一般入試では、学力検査(国語・数学・英語・理科・社会)と面接、作文及び実技の試験があります。推薦入試では、面接、英語の聞き取りテスト、英語の問答及び実技、作文があります。一般入試では、合計200点~250点以上とれれば問題はないでしょう。各科目の主な試験内容は、中学で学んだ内容で構成されているので、総復習を行い、基本的な問題は解けるように試験当日までしっかり対策をしましょう。また、試験の雰囲気に慣れるために過去問を解いたり、模擬試験なども受けておくのがいいでしょう。面接試験においては、遠軽高校に入ってどのような学校生活を送りたいかなどを聞かれるので本番までに自分の考やえ、話す言葉を本番までに準備し、練習を繰り返し行いましょう。また、本番当日では待合室での振る舞いなども見られていることもあるので、振る舞いには注意しておきましょう。推薦入試では一般入試同様、面接の対策をしっかりしておくことが大切です。英語の聞き取りテストや実技試験があるので、リスニングの模擬テストなどで繰り返し練習し、実技試験では英語での簡単な受け答えができるようにしましょう。
■運動部
■文化部
日向寺亜依(女子ラグビー選手)、西村優希(元プロ野球選手)、長谷川真人(ラグビー選手)、SAITO(プロレスラー)、甲田益也子(モデル、歌手、俳優)、堀達也(元北海道知事)
■JRをご利用の方 JR石北本線 遠軽駅から徒歩約25分 ■バスをご利用の方 遠軽バスターミナル~遠軽高校 バス(遠軽町内循環線):約5分
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