北海道釧路商業高校は、1953年に設立された全日制の公立高校です。学科は国際ビジネス科、情報処理科、流通経済科、会計科の4つに分かれています。校訓は「敬愛自尊」とし、将来のスペシャリストを目指し、専門知識や技能・技術を身につけさせるよう推進しているのが特色です。商業高校という事で、各学科での専門的な授業や、ビジネスの基礎基本を学ぶことができます。高校卒業後、即戦力で社会に立てるような生徒を育成しているのが釧路商業高校の特徴です。部活動も多彩で、数多くの運動部、文化部以外にも検定取得を目標に活動する商業系の部活もあり、一人ひとりの進路や目標に合わせた学校生活が送ることが出来ます。
釧路商業高校の卒業生は、ほとんどの人が就職を希望していて、進学を希望する生徒はわずかです。主な就職先は、イオン北海道株式会社、株式会社ハニーズ、ANAスカイビルサービス株式会社や三ツ輸運輸株式会社などの一般企業です。進学希望者の主な進学先は、釧路公立大学や名寄市立大学などの国公立大学や、札幌学院大学、北海商科大学などの私立大学です。他にも、釧路短期大学などの短大や、釧路専門学校や釧路市立高等看護学院などの専門・各種学校へ進学する生徒もいます。2018年度の大学合格者数は、国公立大学が3名、私立大学が6名です。
釧路商業高校の偏差値は4学科すべて43で、E~Fクラスに相当されます。2018年度一般入試での入試倍率は、会計科が0.7倍、国際ビジネス科が0.9倍、情報処理科が0.8倍、流通経済科が0.9倍と、全学科で定員割れとなっています。ですが、学科ごとに倍率もばらつきがあり、定員オーバーしている年も多いので、定員割れを狙うのは危険とみます。
釧路商業高校の入試内容は、一般入試と推薦入試の二種類あります。ほとんどの生徒が、一般入試での受験で入学しているのが印象的です。一般入試は学力検査(国語・数学・英語・理科・社会)と面接があります。学力検査の対策としては、まず全教科の基礎力向上から努めましょう。基本問題をバランスよく解ければ合格範囲内に入れる可能性はありますが、希望する学科の定員が超えることを考えて、応用力も身につけておくのが無難です。学力に不安のある人は塾や家庭教師などを利用して直前まで計画的に学習していきましょう。また、試験本番に向けて過去問や模試を受けておく事によって、本番を想定した問題の傾向や時間配分をつかむことができるのでおすすめです。
■運動部
■文化部
■商業系
■外局
松田紀子(バレーボール選手)、白幡圭史(スケート選手)、出島茂幸(スケート選手)、新濱立也(スケート選手)、竹林一城(実業家)
くしろバス イオン線 商業高校下車 徒歩1分
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