北海道室蘭工業高等学校は1941年開校の歴史ある公立工業高等学校です。同じ市内にある室蘭工業大学との関係が深く、教育実習生受け入れや教職員同士の勉強会など高大交流は盛んに行われています。
設置されている学科は、地球環境を考えて道路・橋等を造る技術を学ぶ「環境土木科」、生活に必要な電気について学ぶ「電気科」、住宅・ビル等の建築技術を学ぶ「建築科」、ものづくりのスペシャリストを目指す「電子機械科」、情報の技術を学ぶ「情報技術科」の5つです。
卒業生の多くが就職を希望します。主な就職先は道内の民間企業です。
偏差値は45で、道内で中位の難易度です。2018年の倍率は電子機械科 1.08、電気科 0.96、情報技術科 1.00、建築科 0.97、環境土木科 1.00でした。
募集人数は各学科40名ずつです。
一般入試においては以下の点数が合格の目安です。
各学科:151点
※5教科・300点満点”
一般入学試験・推薦入学試験の2つの方式で試験が行われます。
一般入学試験では、国語・算数・理科・社会・英語の学力検査と、面接、作文および実技の2つの試験が行われます。
過去問や予想問題に取り組むことはもちろん大切ですが、過去の定期テストや北海道学力コンクールの問題を改めて解いてみることで自分の弱点がわかり、基礎知識の定着にも繋がります。ぜひ活用してください。
自宅学習のみで合格した受験生もたくさんいますが、塾に通ったり家庭教師をつけることでより詳細なアドバイスを受けることもできます。家庭内で相談して受験への取り組み方を決めていきましょう。
推薦入学試験では、面接、英語の聞き取りテスト・問答・実技・作文、自己アピール文の作文の3つの試験が行われます。
英語の聞き取りや問答はできるまでに時間がかかるので、一般入学試験の対策と合わせて、日頃からリスニングの練習をする等、英語に触れる時間を取りましょう。自己アピール文の提出は任意ですが、提出した方が印象に残る場合が多いので、作文の練習もしておきましょう。
■スポーツ系の部活
ボクシング部、硬式野球部、陸上部、サッカー部、バドミントン部、テニス部、ソフトテニス部、ハンドボール部、バレーボール部、バスケットボール部、卓球部、柔道部、剣道部、DANCE同好会、応援団
■文科系の部活
メカトロニクス部、計算技術部、美術部、工業技術研究会、パソコン同好会、図書局、新聞局、放送局、吹奏楽曲、ボランティア局
櫻井淳(道都大学名誉総長。勲二等瑞宝章受章者)、山田進(工学者、苫小牧工業高等専門学校教授)
■バスをご利用の場合
道南バス「工業高校前」下車後すぐ
■徒歩の場合
東室蘭駅より20分
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