札幌啓北商業高校は真駒内の南側に位置しており、通学には、多くの場合が、地下鉄真駒内駅から出ている専用のスクールバスなどで通うか、札幌駅から出ているバスなどでの通学となります。
2005年度(平成17年度)より会計・情報・国際の3コースを併設して未来商学科へ学科転換しました。そして、2017年度(平成29年度)より文部科学省指定のSPH(スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール)に認定となり、今まさに勢いに乗っている高校となります。歴史も大変長く、80年近くの歴史を持つ学校で、常に時代の変化にあわせて柔軟に教育方針を変化させている学校です。
札幌啓北商業高校は進学・就職共に強く、ここ数年の卒業生の多くが大学・短大・専門学校などへ進学している生徒が多く、中でも商業高校などの生徒を対象とした「専門高校生枠」を設けている大学(小樽商科大学など)があり、そのような道を選ぶ生徒も多くなっております。ほかにも北海学園大・北星学園大・札幌大・中央大・明治大学など、商業高校で取得した資格を重視する入試制度(推薦・一般)を行っている大学があり、啓北商業高校を指定校とする推薦入試制度を設けている大学が多数あります。就職を選ぶ生徒も多くが銀行や公務員、有名企業など様々です。
札幌啓北商業高校の試験方法は一般入試と推薦入試があります。2017年度のデータでは偏差値は49で、倍率が一般入試の場合で1.5、推薦入試で1.0となります。一般入試と推薦入試の割合ですが、平成30年のデータでは推薦50%一般50%となっておりますが、推薦入試の合格者が120人に満たない場合は、その分一般入試の募集人数が増えるしくみとなっております。一般入試では5教科の筆記試験が行われ、推薦入試では面接試験となります。
札幌啓北商業高校に合格するためには、一般入試と推薦入試の二通りがあり、平成30年のデータでは推薦50%一般50%の割合となっております。推薦入試における要件は、未来商学科のコースに興味・関心があり、進路実現に向けて意欲的に勉学に取り組む生徒や、部活動や生徒会活動に取り組んでおり、学業との両立を図りながらそれらを継続する意志のある生徒となっておりますので、前者に関しては、啓北商業高校での授業に深い関心がある生徒、後者は各種活動における積極性を持つ生徒をそれぞれ求めています。試験方法は個人審査書と面接試験となりますが、油断はぜずに誠意をもって臨みましょう。普段から生活態度や立ち振る舞いやしゃべりかた、口ぐせなどには気を付けましょう。それでも不安であれば、家族や学校の先生にお願いして、模擬面接を行って貰うと良いでしょう。そうすると、自身の見直すべき部分が見えてくるはずです。
一般入試による受験の難易度は、市内の他の高校と比べるとさほど高くはありませんが、こちらも決して油断は禁物です。小学校から今に至るまでに習ってきた事をちゃんと復習して、基本となる5教科全てを見直しましょう。苦手な科目があれば今のうちに繰り返し学習して克服しておきましょう。
通っている学校の先生や、啓北商業高校のオフィシャルホームページなどからこまめに啓北商業高校の情報収集も行うように心掛けると良いでしょう。同じランクを志望する生徒とも学力を競い合うのも効果がありますので、是非実践してみましょう。
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池端 祐次
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