個人経営の塾とフランチャイズの塾はどっちがおすすめ?

個人経営 フランチャイズ おすすめは?
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学習塾を検討する際に保護者の方が悩むのは「個人経営の塾が良いのか、あるいは大手会社のフランチャイズが良いのか」についてです。
両者ともにメリットとデメリットがありますが、目的に合わせて適切に選択する事が重要です。
本記事では個人経営の学習塾とフランチャイズの学習塾のどちらがお勧めなのか、具体的な理由を交えて解説します。
なお本記事で紹介している情報はあくまでも傾向です。
最終的な判断は保護者の方で行っていただくようお願いいたします。
学習塾を選ぶ目安としてご活用いただければ幸いです。

個人経営の学習塾は面倒見の良さがメリットとなる

頼れる若手社員個人経営の学習塾はフランチャイズの学習塾と比べ、決定的に知名度が劣っています。
そのため、個人経営の学習塾ではフランチャイズ学習塾にはない工夫によって魅力をアピールしています。
例えば中学生に対しては高校進学後も学習面の相談に乗るという学習塾が存在します。
経営している方の考え方により内容は変わってきますが、全体的な傾向としては教育熱心で子ども想いな方が経営している事が多いです。
そのためフランチャイズ経営の学習塾と比べ、サポートが手厚い事が特徴です。

また、同様の理由から講師の質が高い事も特徴として挙げられます。
どの講師を雇うかは塾長の判断に委ねられますが、学習塾で受け入れる事の出来る生徒の数には限りがあります。
個人経営の学習塾はフランチャイズ型の学習塾に比べて受け入れる生徒数が少ない傾向にあります(当然、個人経営の規模にもよりますが)。
少数精鋭の講師で高い結果を求めているからこそこのような事が出来るわけです。
多くの個人経営の学習塾は大手フランチャイズに潰されないよう、独自のサポート体制や質の高い講師を採用しているという事です。

設備の面では大抵の場合、劣っている場合も多くフランチャイズ学習塾と比べると不安が残る印象を受ける場合もありますが、良質な授業と面倒見の良さを全面に押し出している学習塾が多い印象を受けます。

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フランチャイズの学習塾は企業ならではの設備が売り

フランチャイズの学習塾は名前が知れているため、個人経営の学習塾と比べ安心して子どもを預ける事が可能です。
指導方法もマニュアル化が徹底されており、一定の水準が保証された授業を受ける事が出来ます。
タブレットを触る子供また、大手のフランチャイズ学習塾ではタブレット端末を活用して授業の内容を確認することが出来ます。
名前は伏せますが、某フランチャイズ学習塾ではタブレット端末を利用した講師間での引き継ぎを行ったり、コマ毎の振り返りシートを保護者のスマートフォンに送信したりといった取り組みが行われています。
最新の設備を整えていることはフランチャイズ学習塾ならではのメリットです。

また、フランチャイズの学習塾では豊富な講師生徒の受け入れキャパシティが確保されています。
マニュアル化された指導方法をとっているため安定した成果を挙げる事が出来ます。
そのため多くの講師を雇用することが可能で、また多数の生徒を受け入れることも出来ます。
このような説明を行うと「それでは講師の質はバラバラなのではないか、個人経営の学習塾に劣るのではないか」といった声が聞かれます。

フランチャイズとは言え、学習塾では知識を授け成績を上げる使命があります。
講師の雇用の際には採用テストを実施しているので講師の質に関してはある程度の水準が担保されています。
知識の量については問題ありませんが、基本的に指導の方針や指導力に関してはマニュアル通りの対応となるため講師によって当たり外れがある印象があります。
フランチャイズの学習塾でも大学で指導法を学び教職を志す講師が在籍している場合があるので教育を専攻している講師に巡り合う事が出来ると非常に心強いです。
不安な際は塾長に尋ねると良いでしょう。

また以下のリンクでは塾講師の質について述べています。
併せてご覧いただければ幸いです。

保護者の教育方針によってどちらが良いかの評価は分かれる

さて、個人経営の学習塾とフランチャイズ学習塾。
どちらがお勧めなのかについて本題に触れてみたいと思います。
子を褒める親こちらは保護者の方の教育に対する考え方により左右されます。
より深い学びをさせたい・偏差値の高い学校への進学を考えている場合はより熱心な指導を行い独自のサポート体制が整えられている個人経営の学習塾へ、勉強は平均より少し高い程度で良いので安定して成績を維持させたい・向上させたいというような場合ですと講師の質が一定水準以上で安定しているフランチャイズ学習塾を検討することがそれぞれ賢明です。

個人経営の塾には個人経営特有の良さがあり、フランチャイズ学習塾にはフランチャイズ特有の良さがあります。
どちらが優れている・劣っているという物ではないので保護者の方の教育方針によりお勧めする学習塾の形態は変わってきます。
具体的には保護者の方が教育熱心な方で、良い学習塾か見抜く眼があれば個人経営の学習塾を選択することでより高い成果を挙げることができます。
またフランチャイズ学習塾であっても安定した成績向上を図ることは出来ますし、良い講師が在籍している場合は進学コースをたどることも可能です。

なので「少数精鋭の講師陣できめ細かい指導やアフターサービスを求めている」という場合は個人経営の学習塾へ、そうでない場合とりわけ「経営が安定しており、講師の質に関しても一定水準さえ満たしていれば良い」という場合はフランチャイズ学習塾に入塾する事が一種の目安になってくるかと思われます。

料金プランは学習塾により異なってきますので、お住まいの地域の実情を保護者の方で判断していただくようお願いします。
大手フランチャイズの学習塾では教科数や授業日数によりますが、個別指導の場合、2教科+週2日で25,000円ほどの授業料が設定されています。
お住まいの自治体によっては学習塾の助成金が出る場合もありますので合わせてご確認をお願いいたします。

次項では良い学習塾を見分けるコツを紹介します。

安心して預けられる学習塾を見分けるコツ

授業の質が安定しており、安心して子どもを預けられる学習塾の選び方について3つ述べます。
こちらに関しても目安程度に留めて頂き、最終的には保護者の方が教室内の雰囲気や塾長の人柄を最終的な判断材料にしていただければ良いかと思います。
現在は個別指導が主流ですので、個別指導に的を絞ってお話します。

個人経営・フランチャイズに共通して言えることですが、講師の数や教室の面積に対して生徒がオーバーフローしていないかは見ておきたいポイントです。
よく「XX人の生徒が在籍しています!」とアピールしている学習塾がありますが、講師数によっては問題です。
教室内を見渡したときに、明らかに教室面積が足りていない・講師が足りておらず一人の講師に対して規定数以上の生徒がついているなどの状態が見られる場合は再検討の余地があります。

筆者は個別指導の学習塾で英語を教えていた経験がありますが、スペースが足りず動きづらい・担当の生徒数が多すぎて手が回らなくなる等は実際にありました。
保護者の方にはもちろん、何より実際に足を運んで授業を受けに来ている子どもに申し訳ない気持ちでした。
その後キャパシティ問題は改善され、子どもの成績も今まで以上に上げることが出来ましたが、講師が余裕を持って指導にあたっているかどうかは見逃せないポイントです。
教室を見て回るのが困難な場合は「講師一人に対して何人の子どもがつくのか」と質問し、一人の講師に対して定員以上の子どもが割り当てられる場合はあるのか質問すると良いでしょう。
そこで定員以上の子どもがつく場合もあると回答された場合は見送った方が無難です。

ネイティブスピーカーまた、教室に入ったときに講師が挨拶をするのかについても見ておきたいポイントです。
講師の自律であるのか、あるいは学習塾内での決まりなのか、どちらにせよ人間性がある・決まりを守る事ができると取ることができます。
前者は言うまでもありませんが、後者の場合は学習塾のマネジメントの観点からも安心できます。
決まり事やルールを講師間で共有し、実践しているということですから。
直接関係はありませんが、この事から勤勉である・真面目であると取ることもできます。

最後に、信頼できる塾長についても話さなければなりません。
塾長を通して良い学習塾を見分けるポイントは1つ「学習計画」に尽きます。
語調が弱々しくても筋の通った学習プランを提示してくれる方もおられますし、逆に堂々とした態度に好感が持てるものの全く見当違いな計画を出して来られる方もおられます。
立ちふるまいも大切ですが、教育への熱意を読み取るには学習計画を見ると一目瞭然です。

「お子さんは英語の成績は良く、数学の成績はあまり良くないので、出来るだけ数学指導に評判のある講師を割り当てるようにします」等、子どもの情報をしっかりと解析し、適切な指導計画を立ててくれる塾長であれば問題ありません。
講師の得手不得手についても把握しているからこそ、具体的な提案が可能です。
逆に「数学が苦手なようなので数学の授業を多くしましょうか」のみの提案だと少し不安が残ります。
大切なのは授業の質であり、数ではありません。
授業の質について語ってくれない場合は、こちらから在籍講師についての質問を行うと良いです。
講師の指導力を把握している・自信を持っている学習塾であれば、嬉しそうに語ってくれますが、そうでない場合は適当に流されます。
そこで説得力のある回答を得ることができれば問題ないでしょう。

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まとめ

結論を申しますと、個人経営の学習塾とフランチャイズ学習塾を検討する際に大切なのは「子ども・教育に対する熱意や使命感が汲み取ることが出来る学習塾であるか」です。
個人経営の学習塾は地域で存続するためにフランチャイズ以上の取り組みを行っている学習塾も少なくありません。
逆にフランチャイズ学習塾は一定の知名度を有しているので安定性では個人経営の学習塾よりも優れています。

ご自身の子どもに対して熱心に学習指導を行ってくれる個人経営の学習塾に出会うことが出来れば最も心強いですが、指導力に優れている講師が在籍しておればフランチャイズ学習塾でも高い成績を残すことが可能です。
良い講師について見極める材料として有効なのは「教育を専攻している・していた」「教員免許取得に向け学んでいる・所有している」などが客観的な材料になります。
更に問い詰めるのであれば塾長の所感を聞いて判断すると良いでしょう。
指導力に優れていたり好感が持てたりする講師は、塾内でも目立った存在となるため塾長からしても自信を持って勧めることができます。

最後に、札幌市内で塾・予備校をお探しの方へ、以下の記事も参考にご覧になってみてください。

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この記事を監修した人

チーム個別指導塾
「大成会」代表
池端 祐次

2013年「合同会社大成会」を設立し、代表を務める。学習塾の運営、教育コンサルティングを主な事業内容とし、札幌市区のチーム個別指導塾「大成会」を運営する。「完璧にできなくても、ただ成りたいものに成れるだけの勉強はできて欲しい。」をモットーに、これまで数多くの生徒さんを志望校の合格へと導いてきた。


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公開日:2019年9月19日 更新日:2024年2月28日
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