【塾の種類】北海道の集団指導と個別指導はどう違うの?

【塾の種類】北海道の集団指導と個別指導はどう違うの?

塾には、大成会にように集団指導を行っているところと、個別指導を行っているところがあります。
どちらに通ったほうがいいのか迷っている生徒・親御さんも多いことでしょう。

集団指導のイメージ

しかし、悩んだり迷ったりする必要はありません。
集団指導は一般の学校でも行っている方法で、歴史も実績もあります。
つまり「教わる」「教える」の両方が優れているのは、集団指導です

では、個別指導が劣った指導法なのかというと、もちろんそうではありません。

個別指導のイメージ

特定の児童・生徒には個別指導のほうが優れていることがあります

それは勉強が遅れている子供です。

したがって個別指導で実力がついたら集団指導に移る
…といったように、集団指導の塾と、個人指導の塾を上手に使いわけるとよいでしょう。

今回のコラムでは、この北海道での集団指導と個別指導の違いについて詳しく解説します。

大成会は集団指導を採用

大成会の授業風景

大成会は集団指導を採用しています。

大成会は教育理念として「子供に『一生懸命やる気持ち』を持たせる」を掲げていますが、これを実現するには集団指導のほうが優れていると考えているからです。

『ゲームもしたくない、マンガも読みたくない、アニメもみたくない。ただただ、勉強がしたい』という子供は滅多にいません。
したがって子供たちに「一生懸命勉強をやる気持ち」を持たせることは簡単なことではありません

しかし学校では、ほとんどの子供たちが一生懸命勉強をしています。
なぜでしょうか。

それは、友達仲間ライバルたちがいると、やる気が湧いてくるからです。

ライバルと切磋琢磨する生徒たち

子供は集団のなかにいると、同じになりたい、違う存在になりたい、勝ちたい、追いつきたいという気持ちが湧いてきます。
これが子供たちを勉強に向かわせるのです。

集団になかにいたほうが勉強のやる気が増えるのは子供だけではありません。
大人の研究者も、必ず集団のなかにいます。

宇宙の研究も海底の探索も地球温暖化の調査も、世界的なチームをつくって実施しています。
そのほうが合理的かつ効率的に勉強が進むからです。
無人島にこもって研究を続ける一流の科学者はいません。

集団指導のメリット

集団指導のメリット

集団指導のメリットを紹介する前に、「吹きこぼれ」という言葉を紹介します。

「吹きこぼれ」をつくらない

落ち込んでいる生徒

とてもよくない言葉ですが、勉強ができない子供のことを「落ちこぼれ」と呼ぶことがあります。

教育には2つの大きな目的があって、そのひとつは「落ちこぼれ」と呼ばれる子供たちをつくらないことです。
授業がわからない子供には簡単な言葉で勉強を教え、授業を嫌う子供には面白授業を展開して興味を引く必要があります。

そして教育のもうひとつの重要な目的は、優秀な人材を育成することです。
子供たちの知的欲求を刺激して、次々新しい知識を与えていく必要があります。

しかし、今の学校教育では、勉強ができる子供に、より高度な勉強を教えることは事実上できません。
それは「ものすごく勉強ができる生徒」をつくってしまうと、その子だけ浮いてしまうからです。

そのような学習環境のため、成績のよい生徒のなかには、疎外感物足りなさを感じる人もいます。
この状態の子供のことを「吹きこぼれ」といいます。「浮きこぼれ」と呼ぶこともあります。

集団指導の塾は、吹きこぼれの子供をつくらないことができます
勉強ができる子供だけを集めて、どんどん新しい知識を教えていき、翌年習うことを先取りして指導することもできます。

人生に欠かせないスキル「競争心」を養うことができる

猛勉強する生徒

集団指導で教わる児童・生徒は、同級生がどれくらい理解しているかがわかります。

テストの結果が出ればすぐに優劣がつきますし、授業中に講師の質問に答えられるかどうかでも理解度がわかります。

自分より優秀な人が存在することを知れば、人は競争心を養うことができます。
競争心は小学校、中学校、高校、大学のどのステージでも必要ですし、社会に出ても必要です。

優秀な人に教わることができる

もちろん、個別指導の講師にも優秀な人はいます。
しかし集団指導を行っている塾のほうが、優秀な講師をより多く集めることができます

それは一般的に、集団指導の講師のほうが高い給料を得ることができるからです。
優秀な塾講師に限らず、優秀な人材は給料の高い職場を求めます。

そして集団指導の講師には、かなり高度なスキルが要求されます。
多くの子供の成績を上げることのほうが、1人の子供の成績を上げるより難しいからです。

つまり集団指導の講師は、授業を行うたびに鍛えられていくのです。
テレビで活躍している塾や予備校の講師は、ほとんどが集団指導の経験者です。

やりたくない勉強に取り組むことができる

勉強する手

どれほど勉強ができる子供でも、苦手な科目はあります。
例えば『数学を1時間やらないでいいのなら、英語を2時間やってもいい』という生徒もいます。

しかし集団指導の塾に入れば、そういった子供も数学を勉強しなければなりません。

勉強の醍醐味とは、得意科目を伸ばし、苦手科目を克服することです。
しかし多くの子供たちは、前者は得意でも、後者は苦手です。

集団指導の授業では、「その時間はその教科」しか教えません。
その教科を得意にしている子供も、苦手にしている子供も、その時間はその教科を学ぶしかありません。
集団指導なら、苦手科目を自動的に学ぶことができます

学ぶ速さが身につく

個別指導では子供自身のペースで学ぶことができますが、そのことが「あだ」になってしまうことがあります。
それは、「正しい勉強のペース」を知っている児童・生徒はあまりいないからです。

学校の教室風景

例えば、学校には必ず、この知識をいつまでに教える・覚える、というペースが存在します。
学校のペースは、子供たちが「少し大変だな」と感じるくらいに設定されています。

この「少し」というのがとても大切で、大いに大変だと「もう勉強に追いつけない」とあきらめてしまいます。
しかし覚えることがまったく大変でないと、覚える気力が湧きません。
だから優秀な講師は、子供たちが『え、それはわからない。どうしよう。ちゃんと先生の話を聞かなきゃ』と思えるように授業を進めています。

そして、勉強の出来・不出来はテストで測定されます。
テストは必ず時間が決められています。
時間内に回答できなかった場合、理解していないとみなされて低い評価がつけられます。

集団指導を受ければ、自然と正しい勉強のペースが身につきます

集団指導のデメリット

集団指導のデメリット

集団指導のデメリットは、勉強についていけない子供をつくってしまうことです。
勉強ができる子供のニーズに応えようとすれば、講師は授業の内容を高度化させる必要があります。
すると基礎学力がない子供は、講師の説明を聴いていても理解できないでしょう。

また、集団指導では、一定時間が過ぎるとその教科を終えて、次の教科に移ります。
例えば、「1日2時間、数学1時間、英語1時間」と決まっていたら、子供たちもそれに合わせて勉強しなければなりません。

ですが、勉強では「ノリ」が大切です。
ある子供が「数学ゾーン」に入って「問題が次々解けていくのが楽しい」と思っていたら、2時間でも3時間でも続けさせるのが理想です。
しかし集団指導では、数学にノッテいる子供がいても、1時間が経過したら英語を勉強させなければなりません。

そのため集団指導では、基礎学力を身につけるコースや、特定強化を徹底的に学ぶコースをつくったりして対応しています。

個別指導のメリット

個人指導のメリット

続いて、個別指導のメリットをみていきましょう。

「とにかく勉強全般が苦手」という子供に向いている

親身になって教える個別指導の講師

個別指導のメリットは、子供のペースに合わせることができることです。
これは、勉強全般が苦手な子供にとても有効なアプローチです。

特定の科目を苦手とするのではなく、「とにかく勉強全般が苦手」という子供には、寄り添って教える必要があります

個別指導の講師はときに、授業中に勉強以外の話題をふって、子供を飽きさせないようにします。
「とにかく勉強全般が苦手」という子供は、机の前に座っていることすら我慢できないからです。

個別指導なら、講師が「トモダチ」になることで、勉強の楽しさや意義を少しずつ教えていくことができます。
これは集団指導では難しいアプローチです。

信長から家康まで一気に学ぶことも可能

個別指導なら、子供がやりたい勉強を教えることができます。

織田信長の銅像

例えば学校の放課後に個別指導の塾に通っている子供がいたとします。
その子がある日の学校の社会科で、織田信長を学び、戦国時代に強く惹かれたとします。
その子は学校の授業が終わった後も、織田信長がなぜ滅んだのか知りたくて仕方ありません。

その子が知的興奮を抱えたまま個別指導の塾に駆け込めば、講師から明智光秀や豊臣秀吉のことを学ぶことができます。
さらに一気に徳川家康まで知ることができれば、光秀も秀吉も家康も、信長の指導を受けて成長したことがわかります。

このように、個別指導なら、子供の強みを伸ばすことができます

個別指導のデメリット

個人指導のデメリット

個別指導のデメリットを考えていきましょう。

競争にさらされないとどんどん小さなゴールになってしまう

「自分ができるのはここまで」と、自分で自分のゴールを決めたがる子供は少なくありません。

目標・ゴール設定のイメージ

子供は、自分の可能性になかなか気がつきません。
そして、努力して成果が得られないと、努力しても意味がないと思ってしまいます。

個別指導における「子供ペース」が、子供自身が決めたゴールに合わせたものだと、子供はそれ以上成長できなくなります。
これが競争にさらされないことの恐さです。

競争を知れば、他人の成功をみて、努力が報われることがあることを理解できます。
集団指導なら「あの子があそこまでできたのだから、自分もできる」と、ゴールをどんどん大きくすることができますが、個別指導では難しいでしょう。

家庭教師ほどの「つきっきり」感はない

個別指導の塾のなかには、講師1人対生徒1人ではなく、1対3や1対5のこともあります。
例えば1対5の個別指導の場合、子供たちの自習をサポートしているだけになることもあります。

個別指導は、完全1対1の家庭教師とは異なります。
したがって個別指導は、家庭教師と集団指導の中間にある教え方、と理解しておいてください。

まとめ~基礎学力がついたら集団指導の「大海」に飛び込もう

「みんなと一緒に勉強するのが嫌だ」「競争したくない」そのように考えている児童・生徒に、塾のよさを知らせるために個別指導を受けさせるのは、よい方法です。
しかし、子供が個別指導で基礎学力を身につけたら、保護者はぜひ、「次は集団指導の塾に挑戦してみてはどうか」と背中を押してあげてください。

そして「頭がよくなりたい」「上の学校に行きたい」と意欲満々の子供には、最初から集団指導の塾がよいでしょう。
集団指導のなかで「もまれる」ことで、子供のなかで眠っている可能性が目を覚ますでしょう。

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