家庭教師で成績が伸びる生徒の特徴と、伸びない子の特徴

家庭教師で成績が伸びる生徒の特徴と、伸びない子の特徴

成績アップしたい!受験で絶対合格したい!
そう思って家庭教師を始める生徒は多いでしょう。ところが、家庭教師を依頼してみて勉強を始めてみたものの、「成績が伸びる生徒」「そうでない生徒」がいます。

今回は家庭教師で成績が伸びる生徒の特徴と、伸びない子の特徴について触れた後、ではどのようにすれば家庭教師の効果が最大限得られるのかについて紹介したいと思います。

家庭教師で成績が伸びる生徒の特徴は?

始めに家庭教師を利用することで成績を伸ばす生徒について。このような生徒には次のような特徴があることが多いようです。

絶対に成績アップしたいと自らが考えている生徒

始めに覚えていてほしいことが、保護者の方でいくら家庭教師を生徒につけたとしても、それが一方的である場合は、生徒の成績は伸びないと考えておいた方が良いでしょう。生徒自身に「今の成績を何とか挽回したい」「志望校に絶対合格したい」という強い気持ちがないと、生徒は前向きに意欲的に勉強することはないでしょう。

中高生といえどもまだまだ子供である彼らの考え方は非常にシンプルです。
それは、興味のないことに対しては、いくら周りからあれこれ言っても無視することが多く、逆に興味があるものに対しては、積極的にさまざまなことを吸収するようになります。

まずは学習に対して興味を抱かせてモチベーションを高めなければ、生徒の学力は決して伸びることはないのです。

家庭教師との相性が良く、勉強が好きである

家庭教師と相性がとてもいいと感じている生徒は、ときに大きく成績を伸ばすことがあります。
家庭教師の「指導内容」が大切なことはもちろんですが、それよりも実は「誰に教えてもらうか」ということは、最も大切なことと言えるのです。

すべての生徒さんがそうとは限りませんが、ベテランのプロ家庭教師よりも、大学生のアルバイト家庭教師のほうが生徒の成績が伸びることがあるということでもお分かりいただけるかと思います。これはなぜかというと、生徒が大学生の家庭教師をとても信頼していて、先生の話をしっかり聞くようになるからなのです。

生徒と家庭教師との関係が良ければ、生徒は、家庭教師の先生を喜ばせたい、先生に褒めてもらいたいと思い、勉強するようになることがあります。その結果、勉強自体も好きになり、成績が上がるのです。

家庭教師と生徒で勉強の計画を立てられる

家庭教師が来るのは、おおむね週に1~2回です。普段の勉強は生徒が自分で行う家庭学習が中心となります。つまり、家庭教師が訪れる日以外の時間を有効に活用することが、とても重要になるのです。

一番良くないのが、普段の家庭学習で何を勉強すれば良いか分からなくて、家庭教師のある時にしか勉強をしないことです。

それを防ぐためには、生徒自身が家庭教師の時間以外の学習計画を立てられるか、もしくは家庭教師の先生に勉強の計画を立ててもらうと、家庭学習がグッとスムーズに行えるようになります。

良い家庭教師は、プランを立てながら指導もしてくれますが、保護者からも、普段の学習計画を作ってくれるよう家庭教師の先生へお願いしておくと良いかもしれません。

家庭教師からの宿題にしっかり取り組んでいる

家庭教師からの宿題は、しっかりと取り組む必要があります。保護者も時折宿題が終わったかどうか声をかけて上げると良いでしょう。保護者がいつも気にかけていることを伝えることや、いつも気にかけてもらっていると生徒が感じていることは、成績アップのためにはとても大切なことです。

保護者がいつも子供の成績を気にかけている

勉強は全て家庭教師に任せきりで子供の成績に興味がない保護者の生徒は、成績がなかなか伸びにくい傾向にあります。

どんな子供でも親が喜ぶのは嬉しいもの。両親が喜ぶ姿を見たくて勉強を頑張るという子供は多いです。仕事や家事で忙しくても、保護者は子供の学習内容や成績に興味をもち、常に気にかけていることが大切です。

家庭教師を利用しても成績が伸びない生徒の特徴は?

一方で家庭教師を利用したにも関わらず、成績が変わらないという生徒もいます。実は、このことには理由があります。もしも成績が伸びなくて悩んでいるという生徒やその保護者がいたら、次のことに当てはまる点がないかどうか確認してみましょう。

生徒にやる気があまりない

家庭教師は、勉強を教えることはできますが、やる気のない生徒に対して、勉強へのモチベーションを生み出させるようなことは不可能です。いくら家庭教師の指導がわかりやすくても、生徒本人にやる気がなければ成績を上げることは難しいです。特に成績が悪いことを心配されて、一方的に何の相談もなく家庭教師をつけられた生徒の場合、モチベーションも低く、成績も低迷しやすいといえます。

生徒に合わない家庭教師に来てもらっている

家庭教師と生徒の相性が悪い場合も、成績アップは難しいでしょう。家庭教師の先生も生徒も人間なので、どうしても相性というものはあります。

特に家庭教師は完全マンツーマンなので生徒と家庭教師との距離が近く、このことは本来メリットと言えるのですが、家庭教師と生徒の相性が悪い場合は、致命的なデメリットになります。

もう一つの原因として挙げられるのが、家庭教師の能力そのものが低いということです。
家庭教師をする人には、学校の勉強や指導科目への深い理解が必要となります。正確に理解できていないことを教えることは難しいからです。

しかし、なかには曖昧な知識のまま授業をしている家庭教師もいるようです。もしも本当に良い家庭教師の授業を受けたいと思うなら、国内トップクラスの大学に通う大学生に家庭教師をお願いできればいいのですが、そうした難関大学に通う家庭教師は受講料が高額というデメリットもあります。

家庭教師のある日だけ勉強する

家庭教師を利用しても成績が上がらない生徒で、最もよくある原因として考えられることは、家庭教師に来てもらうだけで成績が上がると思っていることです。つまり、家庭教師のある日だけ勉強して、ほかの日は家庭学習をしない生徒が多いのです。

家庭教師を依頼したからといって、確実に成績が伸びるわけではありません。なぜなら、家庭教師の授業を受けられる時間は、週1~2回、60~90分程度と、時間が限られているからです。
普段勉強しない生徒にとっては、授業を受けるだけでも前進しているといえなくもないですが、授業以外の家庭学習は絶対に必要です。

では家庭教師には何を期待するのかというと、そうした家庭学習時間に自力で勉強しても理解できなかった問題について、わかりやすく解説してもらい、理解できるようにしてもらうことなのです。もしも本当に成績を上げたいと生徒が考えるなら、家庭教師の授業に加えて、習ったことを復習する時間や、学校の宿題をすることが絶対に必要なのです。

家庭教師よりも塾のほうが合っている

生徒によっては、家庭教師よりも塾のほうが合うということも考えられます。

家庭教師はマンツーマンで教えてもらえるため一見効率的に思えますが、複数の友達と一緒にいることが好きな生徒や、部活を頑張っているという生徒の中には、むしろ集団行動に慣れていて周りの友達と一緒に頑張れる塾のほうが、成績が伸びやすいということもあります。

特に保護者が子供の意見を聞かずに一方的に家庭教師を選んだ場合、実は塾の方がよかったかもしれない、ということが起こり得ます。

家庭教師で子供が伸びないとき、家庭でできる解決策は?

それでは、家庭教師を頼んでも成績が伸びない生徒を持つ家庭でできるサポートは何があるでしょうか。次に解決案を紹介します。どれも今日から実践できることばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

家庭教師には毎日何をすべきかを決めてもらい宿題を出してもらう

時に家庭教師が来た時にしか勉強をしない生徒の場合、やる気がないのではなく、家庭学習で何をすればいいのかわからないという場合もあります。

そうしたことを防ぐためには家庭教師に毎日のやるべきことを細かく決めてもらうと良いでしょう。具体的に何を勉強すれば良いかがわかると、生徒は迷うことなく学習できます。毎日の家庭学習の積み重ねで成績が伸びるようになります。

生徒の宿題ノートをチェックする

学校や家庭教師の宿題や予習復習など、家庭学習を生徒がノートにする際に、特にこれは小学生など小さなお子さんの保護者にお願いしたいことですが、確認するだけで良いので、ノートをチェックしてみてください。宿題をごまかしたり、間違って丸つけをしてしまわないようにするためです。きちんと丸つけができないと、本来復習すべき問題がそのままになってしまいます。

保護者がノートをチェックすることで、子供がごまかせないことを認識させることや、丸つけを確認して効果的に勉強させることが大切です。

生徒が復習する際にサポートをする

どんなに一流の家庭教師が一流の授業をしてくれたとしても、復習をしなければ時間が経てば忘れてしまいます。家庭教師の授業の後、数日のうちに少しの時間で良いので復習をするように声かけをしてあげてください。生徒が小学生の場合は、保護者が復習のサポートをしてあげると記憶が定着され効果的です。

家庭内で勉強タイムを決める

子供部屋で生徒が勉強しているときに、テレビの音や賑やかな話し声がリビングから聞こえてくると、勉強に集中できなくなってしまう子供もいるでしょう。特に小学生にとっては、子供部屋で一人勉強することは難しいかもしれません。

そんな時にはリビングで家族揃って勉強タイムを取り入れてみてはどうでしょうか。勉強タイムは、決められた時間、家族みんなで勉強や読書、作業などを行う時間です。そうすることで、子供がしっかり勉強しているかを見ることができるだけでなく、無理なく学習習慣も作ることができます。

家族で楽しい時間を過ごすことで、勉強へのモチベーションも上がってくることでしょう。少しでも日々の生活に勉強タイムを取り入れてみることをお勧めします。

それでも成績が伸びない時は、家庭教師を変える・やめるという方法も

家庭教師と何となく相性が良くないと感じたり、またはどうしても合わないと生徒が感じる場合は、家庭教師を変更することも考えてみましょう。家庭教師センターから派遣された家庭教師であれば無料で変更を受け付けてくれるところがほとんどです。

大学生や社会人の先生にも良い先生はいますが、もしも質の高い指導を希望するのであればプロ家庭教師にお願いすることも一つの方法です。

場合によっては塾に切り替えてみることも考える

ひょっとして、そもそも家庭教師に教えてもらうという方法が合っていないかもしれないと感じた生徒は、塾に切り替えてみることも検討してみましょう。塾であれば学校の友達と一緒に勉強することができ、お互いに切磋琢磨しながら学力を伸ばすことができます。

家庭教師を活用してさらに成績を伸ばすためのポイント

家庭教師を活用して、さらに効果的に成績アップを目指すにはどうしたら良いのでしょうか。

それには、家庭教師に見てもらう際の「授業の受け方」がとても重要だといえます。

学習のプロセスには大きく分けて「予習」「授業」「復習」があり、この中で最も重要なのが「授業」です。自主学習が「視覚」からの情報だけに限られることが多い反面、「授業」はそれに加えて家庭教師が話す言葉の音声といった「聴覚」から得る情報も多く、学習内容を定着させるのに最も適しているフェーズといえます。この、授業の受け方を学習に最適化して最大限活用することが、成績を効率的に伸ばすためには不可欠と言えるのです。

それでは、学習効果を最大化するための授業の受け方とはどのようなものなのでしょうか?

授業は必ず集中して受ける

基本中の基本でありながら、実際に授業時間中ずっと集中できるという生徒は案外多くないのかもしれません。新たに学習する範囲や難易度が高い内容を授業で学ぶことが多いため、その時に集中できなければ、内容が全く定着できなくて時間を無駄にしてしまいます。

個人差はありますが人間の集中できる時間は、15分・45分・90分の法則があると言われています。

  • 15分:最も集中できる
  • 45分:一般的な集中力
  • 90分:集中力の限界

そこで、授業を集中して受けるために気をつけておきたいことが環境を整えることです。家庭教師は自宅に来てもらうことが多く、学習環境が普段の生活とほとんど変わりません。そのため、塾や学校と比べると緊張感が失われてしまうこともあるようです。

以下の記事も参考にしてみてください。

習ったことは授業中に覚えてしまう

二つ目のポイントは、授業中に習ったことを可能な限り覚えてしまうことを心がけることです。これは暗記にかける時間をできる限り減らすことを目的にしています。

何でも完璧に暗記するためには、何度も何度も繰り返して行うため、非常に長い時間がかかってしまいます。この暗記作業を効率的に行うために重要なのが、「授業で習ったらその場で覚えることを心がける」ということです。

もちろん、その場で全てを覚えることは、どんなに頭の良い人でも難しいかもしれません。ですが大切なことはあくまでも「その場で出来るだけ覚えてしまう」という意識なのです。この意識を持ち、授業中に内容を少しでも覚えることができれば、家庭学習での暗記にかける時間がグッと少なくすることができ、その分効率的に学習ができるようになります。

疑問点はその場で質問する

三つ目のポイントは、分からないことを放置しないことです。
ひょっとしたら授業で初めて習うことは難しいことを扱っていることも多く、理解できない部分があるかもしれません。それは仕方のないことですが、そのような時に重要なことは、分からないことを放置しないことです。

疑問点を一つでもそのままにしておくと、後になって疑問点に関する問題が全て解けなくなるという危険性もあります。
授業中は、少しでも疑問点が生まれたら、すぐに家庭教師の先生に質問をして、完全に理解するまで不明点を解消するようにしましょう。塾とは異なり家庭教師であれば、大人数では遠慮してしまって質問しにくいという生徒であっても、簡単にその場で質問できる環境があります。

オンライン家庭教師で気をつけるべきポイント

最近では、オンライン家庭教師を選択肢として考える人も増えているようです。オンライン家庭教師では、通常の対面指導と同じ点や異なる点がそれぞれにあります。オンライン指導だからこそ気をつけるべき点もありますので、ぜひここでチェックしてみてください。

オンライン家庭教師「大成会Net」

オンライン家庭教師に必要な機材は必ず用意すること

オンライン家庭教師を利用する際には、従来の家庭教師を依頼する場合とは別に新たに必要になるものがあります。そうしたものは必ず用意するようにしましょう。

PCや快適にやり取りできるだけのネット環境は必須となります。特にネット環境が整っていないと、映像が途中で止まるなどの影響が出てしまい、家庭教師にしっかりと指導をしてもらえなくなる危険性がありますので注意しましょう。

積極的にコミュニケーション取るよう意識する

家庭教師を依頼するメリットとして、生徒と先生との距離の近さが挙げられます。

通常の大人数で行われる塾の授業では、先生と生徒との距離は決して近いとはいえません。授業中に分からない点があっても、なかなか質問しにくい場合があります。一方、家庭教師であれば、自宅でのマンツーマン指導で先生と生徒との距離が近く、分からない部分は簡単に質問できる環境が整っています。

しかしながら距離が近すぎることで起こり得るトラブルも全くないとは言い切れません。
その点、オンライン家庭教師であれば自宅でのマンツーマン指導でありながら、ZOOMなどのアプリを使った画面越しでの指導スタイルになるため、適度な距離を保ちつつ集中して勉強に取り組むことができるというメリットがあります。

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名門・難関校への高い合格実績を誇る学習塾「大成会」が運営するオンライン家庭教師です。

家庭教師の先生に指導を依頼するのであれば、しっかりと成績を上げたいと誰もが思うのではないでしょうか。家庭教師に来てもらっているにも関わらず成績が伸びないという生徒やその保護者の方は、ここで紹介したいくつかのポイントを確認して、改善できる点は改善するようにしてみてください。

また、家庭教師から良い授業の受け方をできている生徒は、必ず近いうちに成績が上がる可能性がありますので、ぜひ、このまま家庭教師からの指導と家庭学習とを続けるようにしてください。
家庭教師で生徒の成績を伸ばすには、良い家庭教師を選ぶことと、家庭でのサポート体制も大切です。家庭教師の授業時間外の学習がとても大切なことからも、保護者のみなさんはぜひ、お子様の成績を伸ばすためにも、できる限りの学習のサポートを心がけるようにしてください。

この記事を監修した人

チーム個別指導塾
「大成会」代表:池端 祐次

2013年「合同会社大成会」を設立し、代表を務める。学習塾の運営、教育コンサルティングを主な事業内容とし、札幌市区のチーム個別指導塾「大成会」を運営する。「完璧にできなくても、ただ成りたいものに成れるだけの勉強はできて欲しい。」をモットーに、これまで数多くの生徒さんを志望校の合格へと導いてきた。

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公開日:2022年12月4日