函館ラ・サ－ル中学校

函館ラ・サ－ル中学校の特徴

函館ラ・サ－ル中学校のある函館ラ・サール学園は、1960年にカトリック・ラ・サール修道会によって、函館市日吉町に設立されました。
名称は、聖ジャン・バプティスト・ド・ラ・サールに由来します。

教育方針は

• キリスト教の広く豊かな隣人愛の精神を養います。
• 新時代の人間として、世界に対する広く正しい認識を養います。
• 知・心・体の調和の取れた、社会に役立つ人間を育てます。
• 一人一人の能力を最大限に伸ばします。

とされています。

特色としては、バランスの取れた教育内容で、「学力」と「心」を育てていることで、カトリックのミッションスクールという特色を活かした倫理宗教の科目や、国際性を重視した英語教育など、「知」・「心」・「体」の育成に積極的に取り組んでいます。

ファミリー・スピリット（家族的精神）という、父や兄のように教師と信頼関係を築き、生徒に行動上の自覚を促し学園の名を重んずる態度を育んでいます。

また、生徒一人一人の人格のよりよい発達を支援するため、教師と生徒との人間的なふれあいを重視しています。
それだけでなく、地域とのふれあいから社会性を身につけ、世界の仲間たちとの交流を通して国際性を自分のものにし、自らが学ぶことのモチベーション・学ぶ意志を獲得していきます。

年間行事の中でも学園祭や海外研修旅行などそれらを通して生徒たちの心に大切な思い出と仲間たちとの友情を育み、相互理解を深めることによって自分の存在を確立させるものへつながっていきます。

函館ラ・サ－ル中学校の主な進学先・就職先

函館ラ・サ－ル中学校は中高一貫校なのでほとんどの生徒が函館ラ・サ－ル高校へ内部進学します。
数名は外部受験する人もいますが、転学先も悪いところではありません。

その後の進路は、大学受験を前提としていますが、近年トップ校の現役合格者が減少してきており、浪人が当たり前のような雰囲気になってきているようです。医学部へ進学する人も多いです。

函館ラ・サ－ル中学校の部活・クラブ活動

函館ラ・サ－ル中学校は以下のような部活動があります。

■運動部

• 剣道部
• テニス部
• サッカー部
• 柔道部
• 水泳部
• 体操部
• 卓球部
• バスケットボール部
• バレーボール部
• 野球部
• ラグビー部
• 陸上部

■文化部

• 棋道部
• グリークラブ
• 茶道部
• 写真部
• 吹奏楽部
• 放送部
• 理科部

函館ラ・サ－ル中学校が輩出した有名人・著名人

• あがた森魚（ミュージシャン）
• のむらしんぼ（漫画家）
• 伊藤隆太（アナウンサー）
• 加藤成史（アナウンサー）
• 高佐一慈（お笑い芸人・THE GEESE）
• 今野敏（小説家）
• 植竹公和（放送作家）
• 大隈和英（衆議院議員）
• 高井 崇志（衆議院議員）

函館ラ・サ－ル中学校へのアクセス方法

函館ラ・サ－ル中学校へのアクセスは、函館駅より、車で約20分

函館バス6,14,59系統「学園前」下車徒歩3分、市電「湯の川」下車徒歩12分の場所にあります。

また、函館空港より、車で約15分、

函館バス:とびっこ系統「学園前」下車徒歩3分の場所にあります。

函館ラ・サ－ル中学校に関する補足情報

函館ラ・サ－ル中学校は、自由な校風と学習施設が整っている学校です。
道内はもちろん、全国から受験して生徒が集まってくるだけでなく、ハーフ、クォーターの生徒もいます。

寮があるので、地元生でなければ寮に入ることになります。
地元というのは基本的に函館のみで、北海道であれば江差以北からは寮生になります。

規律正しく比較的家庭環境のよい生徒たちが多く、有名な家柄の生徒もいます。
そうした生徒たちが寮で一緒に過ごすことになります。

寮では土曜日を除いた毎日、2時間程度「義務自習」という学習時間が確保されますので、よほどのことがなければしっかりと勉強する習慣がつきます。

また、校庭は広く、体育館は2棟あります。
充実の施設の中でも特に図書館は蔵書もたくさんあり、放課後勉強をすることもできます。
寮も建替えになり、新しくなりました。

制服は、紺のブレザーにグレーのスラックスの、品のあるスタイルで、指定鞄があります。
エンブレムとグリーンのネクタイがポイントになっており、高校生になると私服になります。