北星学園女子中学校

北星学園女子中学校の特徴

北星学園女子中学校は、キリスト教の教えを教育の土台とし、「色々な分野で役立つ“知識･義務･責任”」を身につけ、「他者を理解する“こころの教育”」を大切にする教育を行なっています。創立者サラ.Ｃ.スミスの願いがこもった言葉、“Shine like stars in a dark world”（暗い世にあって星のように輝きなさい）これを大切にしてきました。

アメリカ人宣教師サラ・C・スミスは、1887年1月、札幌市北1条西6丁目に女学校を開設しました。スミスは日本女性の自立を願って教育活動を始め、「英語教育」とキリスト教の精神に基づく「こころの教育」を軸に、北海道の女子教育の道を拓きました。

■建学の精神と目標「Shine like stars～しなやかに生きる～」

• やさしさ…受け入れる心・穏やかな心・公正、公平な心、思いやりの心・素直な心
• かしこさ…創造力・表現力・探求力・実行力・想像力
• たくましさ…自主性・柔軟性・積極性・寛容性・計画性

北星学園女子中学校は、130年以上にわたり、スミスの教育理念を受け継ぎ女子教育を担ってきました。また、個人の人格を重んじ、平和の尊さを大切にした教育を行っており、1995年には「平和宣言」を発表しました。

■心の教育、主なキリスト教活動
北星学園女子中学校は、学年ごとに聖書からテーマとなる「聖句」を決め、その言葉を心にとどめて生活することを意識しています。
その他にも主なキリスト教活動として礼拝・献金活動・聖書・聖書輪読・イースター礼拝・花の日礼拝・クリスマス礼拝・緑の教室などの活動を行っております。

北星学園女子中学校の主な進学先・就職先

北星学園女子中学校は、中高一貫校なので高校へはそのまま上がれます。その後の進路は、受験がない分緊張感に少し欠けることもあるかと思いますが、最近は難関大学の合格も多くなりました。就職する生徒は毎年1人か2人であとは進学をしています。

北星学園女子中学校の部活・クラブ活動

北星学園女子中学校には以下のような部活動があります。
■運動部

• バドミントン部
• バスケットボール部
• チアダンス部
• 新体操部
• テニス部
• バレーボール部
• サッカー部（中高合同）

■文化部

• 美術部
• 英語部
• 演劇部
• 校友会
• ライラック会
• ハンドベルクワイア（中高合同）
• 聖歌隊（中高合同）

北星学園女子中学校が輩出した有名人・著名人

• 森理恵（アナウンサー）
• 石山愛子（アナウンサー）
• 大塚有理子（プロゴルファー）
• 白木美貴子（俳優・歌手）

北星学園女子中学校へのアクセス方法

地下鉄：東西線「西18丁目駅」下車、2番出口より徒歩8分

市電：「西15丁目」下車、徒歩10分、「西線6条」下車、徒歩8分

バス：中央バス（高速バス）小樽〜道立近代美術館前停留所　約55分
　　　JRバス　南幌〜大谷地バスターミナル　約60分
　　　JRバス　長沼〜大谷地バスターミナル　約60分
　　　中央バス　栗山〜札幌駅バスターミナル　約1時間15分→地下鉄乗換　約10分

北星学園女子中学校に関する補足情報

北星学園女子中学校は、おっとりした学生が多く、校風が良い意味でゆるく、自由なのでのびのびと過ごせます。伝統の制服は、セーラーに星が2つあり、市内でも可愛いと評判です。制服に憧れて選ぶ人も多いようです。施設は、敷地は短大の移転した後の校舎を使っているので、ゆったりしています。伝統ある校舎も一部改築していて、環境としては他の学校と遜色ありません。大きな講堂では礼拝もあり、購買部もあります。また、チャペルがあり、結婚式を挙げる卒業生もいるとのことです。校庭はとても広く明るく綺麗にされています。体育館は3つあり、図書館は広く充実しています。

学習環境は、生徒の学力に合ったコース選択が可能で、夏休みや土曜日に時間割りを決めた補習や受験指導をしてくれます。また教員がとても熱心で、放課後などにわからないところを何度でも教えてくれたり、添削もしてもらえるので、塾に行かなくても大丈夫なほどです。公立の学校にはない暖かさがあります。