山花中学校

山花中学校の特徴

■釧路市立山花小中学校は、釧路市郊外の小鳥さえずる豊かな自然のもとにある小規模・小中併置校です。温かな地域の住民たちとともに農園栽培学習を教育活動の軸にすえ、「自主と創造をめざし、自然から学び、心豊かにたくましく生きる子どもの育成」を基本理念としています。

■その教育活動が認められ、2011年6月にユネスコスクールに認定されました。また、釧路市唯一の特認入学が認められている学校としても知られています。心身の健康増進、体力づくりと少人数の学習指導による学力の基礎基本の定着を図るとともに、のびのびと学校生活を送ってもらいたいとの保護者の希望がある場合、一定の条件のもとに生徒・児童を釧路市内全域から募集し、特別に通学を許可しています。全校生徒は2018年度では10名、教員数は8名と、手厚い指導が行われているのが特徴です。

山花中学校の主な進学先・就職先

該当データなし

山花中学校の部活・クラブ活動

該当データなし

山花中学校が輩出した有名人・著名人

該当データなし

山花中学校へのアクセス方法

■釧路市立山花中学校へのアクセスは、JR根室本線大楽毛駅から直線距離で8135m、道東自動車道　阿寒ICから東へ約9kmの場所にあります。

山花中学校に関する補足情報

■釧路市立山花中学校は2011年国のユネスコスクールに認定されました。ユネスコスクールとは、ユネスコ憲章に示されたユネスコの理念を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校に認められた称号です。山花小中学校では、「山花の恵」を活動テーマとして、ＥＳＤ（Education for Sustainable Developmentの略で「持続可能な開発のための教育」）の理念を循環型の栽培学習の中で実現することを目指しています。そのために、学校の恵まれた環境を生かした栽培学習の実践を通して、自然環境や食べ物に係わる課題を見つけ、それを解決しようとする力の育成を目標として活動しています。

■平成30年度には、環境、食育を柱に、1循環型の栽培学習に係わる活動、2栽培と自然環境に係わる教育、3作物に係わる学習を行いました。1循環型の栽培学習に係わる活動では、種や苗を購入することなく、肥料や農薬の購入を最小限に抑える、循環型の栽培学習に取り組みました。小麦と大豆の栽培を行い、作物を収穫するとともに、次年度に蒔く種も確保することをしました。2栽培と自然環境に係わる教育では、肥料についてはコンポストを活用したたい肥の作成、無農薬や低農薬の栽培のメリット、デメリットなど、多岐にわたる調べ活動を行い、次年度からの実践の足掛かりをつくりました。3作物に係わる学習では、これまでに栽培した大豆や小麦は、なぜ日本での自給率が低いままで留まっているのかという問題点について考察するとともに、栽培した大豆から豆腐と味噌、小麦を挽いてピザをつくり、日常的に食べている食品をつくる過程を学ぶことを行いました。