陸別中学校

陸別中学校の特徴

■陸別中学校がある陸別町は、道東十勝の最北部にあり、1月の最低気温は平均氷点下23.2度にもなる日本で一番寒いまちです。こうした厳しい気候を逆手にとり、「日本一寒い町」「峻烈な四季のまち」というキャッチフレーズのもと、ほぼ毎日のように寒さを話題にした情報発信を行っています。「どうせならあと－5度」など、日本一寒い町ならではのユニークな発言が、冬場には話題を呼んでいるようです。人口は2500人程度にもかかわらず1年を通じて、天体観測・オーロラ・天文台・鉄道・ラリーなどのイベントが盛んです。

■そんな中にある陸別町立陸別中学校の教育目標は、「主体的に学習する生徒」「強健な心身でやりぬく生徒」「協力し節度がある生徒」とされています。校舎は冬の豪雪に負けないように耐雪設備は万全で、寒さにも雪にも強い構造になっています。生徒数は全校で40人ほどですが、生徒は寒さに負けず、仲良く元気に過ごしています。

陸別中学校の主な進学先・就職先

■陸別町内には高校がないため、近隣の北海道足寄高等学校へ進学する生徒が多いです。

陸別中学校の部活・クラブ活動

■陸別町立陸別中学校の部活動は、以下のようなものがあります。

• 野球
• サッカー
• バレーボール
• 卓球
• バドミントン
• スキー
• 吹奏楽
• その他音楽部

陸別中学校が輩出した有名人・著名人

該当データなし

陸別中学校へのアクセス方法

■道央自動車道、道東自動車道足寄ICを下車、国道242号線を進み右折してラコーム通り（北海道道51号線）を1kmほど進んだ場所にあります。最寄りのバス停は、十勝バス　陸別バス停、下車後1.2km　徒歩約16分の場所にあります。

陸別中学校に関する補足情報

■陸別中学校の物理室には、陸別町上陸別で国内で初めて撮影されたオーロラのカラー写真があります。陸別町は一枚のこの写真をきっかけに世界中から注目が集まり、地球科学の研究者が訪れるようになりました。今ではさまざまな研究機関がここでオーロラや大気の観測を行っています。陸別町は、日本一の光学望遠鏡を備えた天文台を建て、その周辺に観光客や天文ファン用の宿泊施設まで用意しているだけではなく、観測研究にも理解が深く、大学や国立環境研究所などの研究機関にも非常に積極的に協力しています。そのかいあってか、人口2,500人の陸別町民の中で南極観測隊経験者が2人もいるとのことです。陸別町では、このような経緯からオーロラ、地球温暖化、南極観測などに関心が高く、科学教育にも非常に熱心です。子供たちと研究者を繋ぐ取り組みにも力を入れていて、中学校では土曜授業に研究者を招き、出前授業を行なっているほどです。