湧別中学校

湧別中学校の特徴

■湧別中学校の最大の特長は地元湧別高等学校との中高一貫教育です。

■2005年度より、湧別高等学校は地元にある湧別町立上湧別中学校・湧別町立湧別中学校・湧別町立湖陵中学校の3つの中学校からの中高一貫教育を行っています。学校の校舎は同じ敷地内ではなくそれぞれ別の場所にある連携型の中高一貫校となっており、STC（Scool To Career）プログラムによるキャリア教育が行われています。

■中学高校の6年間で、自分の生き方やあり方、将来の自分について考え、異学年との交流も行い生徒ひとりひとりの人間性を深めています。その取り組みの1つが湧別高校の生徒が湧別中学校を訪問し、高校のPRを行う「カタリバ」と呼ばれるイベントです。湧別中学校の生徒がグループごとに分かれ、各グループに湧別高校の生徒が自分の自己紹介に始まり、学校についてや高校生活のことなどを伝える活動を行っています。

■STC教育の実施にあたっては湧別地区中高一貫教育推進委員会の運営補助も受けており、部活動などでも町のサポートが受けられるため、町全体として湧別の子どもたちの教育を行っています。2018年度の生徒数は90名で、1年生28名、2年生37名、3年生25名となっています。少ない生徒数のため部活動の数も少なくはありますが、生徒たちは部活動に参加して文武両道に励んでいます。

湧別中学校の主な進学先・就職先

■ほとんどの生徒が高校進学をしています。主に中高一貫となっている湧別高等学校に進学しており、ほかに遠軽高等学校など地元の学校に進学しています。

湧別中学校の部活・クラブ活動

• 野球部
• バレーボール部
• バスケットボール部
• 吹奏楽部

湧別中学校が輩出した有名人・著名人

不明

湧別中学校へのアクセス方法

■女満別空港から
連絡バス(女満別−北見駅)「女満別空港」バス停から「北見駅」バス停（約50分）
JR石北本線「北見駅」から「遠軽駅」（約1時間23分）
「遠軽ターミナル」バス停から「湧別4号線」バス停（約35分）
「湧別4号線」バス停から徒歩約3分

湧別中学校に関する補足情報

■「作．ＡＣ北海道」というランニングチームを招いて、ランニング講習会を例年行っています。湧別中学校の教室で生徒たちに向けてランニングの授業を行ったり、一緒に学校の外を走って練習に取り組んでいます。ランニングだけではなく、交流会も行うなど、生徒たちにとって楽しい思い出となる企画です。

■湧別中学校の陸上部はこれまでに男子1500メートル走、男子100メートル走、女子100メートル走、女子200メートル走、女子150メートル走など複数の種目において、オホーツク管内の地区大会で優秀な記録を出し、全道大会に出場しています。全道大会への出場を前に湧別の教育長への表敬訪問も行っています。生徒数が少ないながらも先生たちも熱心に部活動の指導に取り組み、生徒たちも日々部活動に励んでいます。

■部活動以外の場でも、湧別中学校の3年生が2018年に台湾で行われたパンパシフィック国際大会という、軟式野球の国際大会に北海道の選抜チーム「北海道SBC」のキャプテンとして出場しています。この大会で「北海道SBC」は見事優勝しており、キャプテンであった湧別中の生徒は大きくチーム優勝に貢献しました。

■湧別の町は南北に長く、町の栄えている地域も南北に分かれています。湧別中学校があるのは北のオホーツク海沿岸の北側の中心部側となり、周辺には湧別小学校や神社、郵便局などがあるほか、畑などが広がる静かな場所となっています。湧別中学校から道道を北に行くと湧別図書館があります。道道沿いや国道沿いに行けば、スーパーや銀行などがありますが商業施設はあまりなく、静かな環境となっています。