鴛泊中学校の特徴
■鴛泊中学校がある利尻富士町は、日本海上にある利尻島の東部に位置しています。地勢は険しく、山と海にはさまれた海岸に集落が点在しており、北部の鴛泊、南部の鬼脇が主要な集落となっています。漁業や観光が町の主な産業で、夏になると町の名前の由来にもなった利尻富士登山を楽しむ人々を含め、多くの観光客が訪れます。島の主要産業の漁業は、かつてニシン漁が中心となり栄えていましたが、資源枯渇により衰退し、現在は利尻昆布の養殖やウニなどの近海漁業が中心となっています。
■気候は、海に囲まれているため夏冬の気温の格差は小さく、夏は30度未満、冬は最低でも-10度程度と、北海道よりも過ごしやすい気候です。しかしながら海上の島のため風が強く、年平均風速は5m以上になります。
利尻富士町立鴛泊中学校は、その利尻富士町の北部、鴛泊漁港を中心とした集落に住む住人の子供たちが通っています。制服は、男子は学生服、女子はセーラー服です。現在の全校生徒は48名です。
鴛泊中学校の主な進学先・就職先
■利尻富士町立鴛泊中学校は、地元の利尻高等学校へ進学する生徒が多いです。
鴛泊中学校の部活・クラブ活動
■利尻富士町立鴛泊中学校は次のような部活動があります。バドミントン部、吹奏楽部。
鴛泊中学校が輩出した有名人・著名人
該当データなし
鴛泊中学校へのアクセス方法
■利尻富士町立鴛泊中学校へのアクセスは、飛行機では、 利尻空港 から約4.3km 徒歩で約56分の場所にあります。利尻島鴛泊港から約1.3km 徒歩で約17分、最寄りのバス停は 鴛泊栄町停 約435m 徒歩で約5分、道道108号線沿いにあります。
鴛泊中学校に関する補足情報
■利尻富士町立鴛泊中学校では、校外学習の一環で、1年生20名を対象に職業学習を兼ねた「森林・林業体験学習」に参加します。利尻森林事務所森林官(木育マイスター)が講師をしてくれます。プログラムは、以下の通りです。
- 森林官の仕事紹介
- 木材と私たちのつながりについて
- 利尻島の森林の現状と将来について
- 森林整備について
■以上の説明を受け、第2部は体験学習として校内敷地に植栽されているアカエゾマツの枝打ち・除伐・森林調査体験をします。第3部は木育についての取組紹介、第4部はグループごとに体験学習の感想や、利尻島の森林についての今後の予想、将来を担う自分たちが出来ることについてまとめ、発表します。
■また3年生の修学旅行では、旅行先で町のPRのための「利尻富士町観光大使」として働くという、町にとって大切なミッションがあり、生徒達にとっても、自分たちにできることや町の魅力・仕事について考えさせられる重要なイベントがあります。この大切なイベントのために、修学旅行へ行く前には中学校で「ジュニア観光大使」 の委嘱式が行われ、利尻富士町観光協会会長より、委嘱状やPR用品、幟(のぼり)などが渡されます。その後、会長からPRの具体的な事柄や観光大使としての心構えなど激励の挨拶をされると、自然と生徒たちに、町の観光を背負っているという責任感が生まれます。
利尻富士町立鴛泊中学校の周辺マップ
鴛泊中学校の口コミ
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