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高校生におすすめのタブレット学習教材7選を比較【2025年】無料アプリも

発達障害におすすめのタブレット学習7選を比較!選び方も解説

高校生の学習方法は、紙教材や塾だけでなくタブレット教材を活用したスタイルも増えてきています。

自前のスマホやタブレット、パソコンで利用できる教材も多いため、部活や塾などで忙しい高校生にも非常におすすめです。

一方で、タブレット学習サービスは種類が多く、選び方に迷ってしまう場合も多いですよね。

そこで本記事では、高校生におすすめのタブレット学習教材サービスを7つ厳選し、対応科目や料金、教材の難易度などを比較してご紹介します。

また、無料で使える学習アプリやタブレットを利用する際の注意点も解説するので、ぜひ参考にしてみて下さい。

目次

高校生におすすめのタブレット学習教材ランキング

高校生におすすめのタブレット学習教材ランキング
タブレット学習教材受講料/月額使用端末・料金対応教科特徴
進研ゼミ高校講座6,690円〜自前のタブレット、スマホ、パソコン8教科21科目・紙教材とデジタル学習
・1〜8科目まで好きな科目の受講可能
スマイルゼミ17,380円〜専用タブレット/10,978円7教科・高校3年間分の学習をタブレット1台で可能
Z会高校生コース7,410円〜・専用タブレット:39,600円またはiPad3教科 or 5教科・難関大学向けコースが充実
スタディサプリ高校講座1,815円〜自前のタブレット、スマホ、パソコン6教科19科目・全学年の動画が見放題
・料金が安い
すらら8,228円〜自前のタブレット、パソコン(スマホ不可)3教科 or 6教科・無学年方式
・すららコーチによるサポート
ディアロオンライン9,350円〜自前のタブレット、スマホ、パソコン1〜3教科(4教科以上も対応可能)・月4回の個別指導サポートあり
・「atama+」と併用
河合塾ONE3,939円〜自前のスマホ、タブレット、パソコン5教科・AIおすすめ学習機能
・トレーナーによるサポート

進研ゼミ高校講座は紙テキストとデジタル学習でテスト対策から入試対策まで対応

進研ゼミ高校講座は紙テキストとデジタル学習でテスト対策から入試対策まで対応
使用端末自身のタブレット、スマホ、パソコン
対応教科8教科21科目
教材の難易度テスト対策から入試試験対策まで幅広い
料金/12ヶ月一括払い6,690円〜
入会金無料
紙教材の送料無料
学習サポート体制・模試結果への個別アドバイス
・進路に合わせたカリキュラムの提案
無料体験・資料請求無料資料請求あり

進研ゼミ高校講座は大きく「高2講座」と「大学受験講座」の2種類があり、どちらも紙テキストとデジタル学習を組み合わせたハイブリッド型で学べます。

専用タブレットの購入は不要で、手持ちのタブレットやパソコン、スマホで始められます

それぞれの講座の特徴は以下の通りです。

講座高2講座大学受験講座
紙教材・志望大レベル別対策
・高校別対策
・テスト対策
・模試対策、指導
・「大学受験チャレンジ」
・「共通テスト対策」
・「合格への学習戦略」
・「合格への100題」
デジタルテキスト・アプリ・予習復習アプリ
・大学講座逆算ナビ
スマホ専用アプリで共通テスト攻略

なお、高校3年生の入試対策は東大や京大など最難関レベルから私大レベルまで志望大学に応じて、合格からの逆算カリキュラムを提案してもらえます。

月額料金は以下の通りで、必要に応じて1科目から最大8科目まで選択でき、支払い方法によって料金が変動します。

【高2講座】

教科数毎月払い6ヶ月一括払い12ヶ月一括払い
1教科7,580円7,250円6,690円
2教科9,960円9,530円8,790円
3教科(5科目対応)11,150円63,960円9,840円

【大学受験講座】

教科数毎月払い6ヶ月一括払い12ヶ月一括払い
1教科11,400円10,710円9,950円
2教科12,480円11,720円10,890円
3教科13,440円12,630円11,730円
4教科14,290円13,410円12,470円
5教科15,000円14,100円13,100円
6教科15,710円14,780円13,730円
7教科16,430円15,460円14,360円
8教科17,140円16,140円14,990円

進研ゼミ高校講座は入会金や紙教材の送料も無料です。気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみて下さい。

スマイルゼミは専用タブレットで定期テストから入試対策までできる

スマイルゼミは専用タブレットで定期テストから入試対策までできる
使用端末専用タブレット購入:10,978円
対応教科7教科(英語/数学/国語/理科/地理・歴史/公民/情報)
教材の難易度・高校1〜3年生の全範囲
・定期テスト点数アップに最適
月額料金/12ヶ月一括払いの場合17,380円〜
入会金無料
学習サポート体制・1講座15分を目安に設定
・通常の講座に加えて暗記カードなど反復学習教材が充実
無料体験2週間のお試し可能(初月受講料無料・全額返金保証)

スマイルゼミの高校講座は、専用タブレット1台で高校1〜3年生の全範囲7教科全ての学習ができ、定期テストや入試対策の講義動画も充実しています。

7教科の講座受講に加えて、追加費用なしで以下のサポートも利用可能です。

項目内容
暗記カード・高校3年間分の7教科約26,480問を収録
・間違えた問題は繰り返し出題される
志望校マッチング793大学約8,700学部から志望校マッチング(2025年8月時点で特許出願中)
合格判定模試・年3回合格判定模試を自宅で受講可能
・受講後は単元毎に苦手を分析
合格逆算プラン・現状の理解度と志望校との差を埋める個別カリキュラムを自動で作成

専用タブレットの購入が必要ですが、紙と変わらない書き心地にこだわっており、初めてのタブレット学習にもおすすめ。

支払い方法は3種類あり、12ヶ月一括払いが最もお得です。

学年毎月払い6ヶ月分一括払い12ヶ月一括払い
高校1〜2年生19,140円18,260円17,380円
高校3年生21,340円20,460円

スマイルゼミ高校講座のタブレット学習は2週間無料でお試しできるので、ぜひ公式サイトをチェックしてみて下さい。

Z会高校生コースは合格実績も豊富で難関大学別の対策ができる

Z会高校生コースは合格実績も豊富で難関大学別の対策ができる
使用端末・専用タブレット:通常39,600円(12ヶ月または6ヶ月一括払いで全額免除)
・自前のiPadでの利用も可能
対応教科3教科か5教科コースを選択可能
教材の難易度難易度は高めだが、基礎の確認から難関大レベルまで段階を踏んで学習可能
料金/1ヶ月あたり・高校1年生:12,420円/12ヶ月一括払い
・高校2年生:14,535円/6ヶ月一括払い
・高校3年生:7,410円〜/6ヶ月一括払い
入会金無料
学習サポート体制・学習管理アプリ「Studyplus」と自動連携
・オンライン質問相談サービス
・プロ講師による添削指導
無料体験・Z会の各教室でタブレットお試し可能
・無料で資料請求可能

Z会高校講座は、難関大学受験対策にしたハイレベルな通信教育で、高校3年生向けには志望大学別の講座も用意されています。

使用端末は自前のiPadでも利用可能なほか、Z会専用のタブレットも推奨されています。

「3教科」もしくは「5教科」のコースから選択ができ、映像授業とAI演習で単元を理解したら、プロの添削を受けるサイクルです。学習アプリ「Studyplus」と自動連携し、添削提出日や学習スケジュールを管理します。

高校1〜2年生の受講料は以下の通りで、1年生は12ヶ月一括払い、2年生は6ヶ月一括払いを選ぶとお得です。

学年スタンダード講座東大京大講座
高校1年生12ヶ月一括払い
・3教科:12,420円〜
・5教科:15,750円〜
12ヶ月一括払い
・3教科:15,660円〜
・5教科:18,990円〜
高校2年生(高2は6ヶ月か毎月払い)・3教科:14,535円〜
・5教科:19,000円〜
・3教科:17,005円〜
・5教科:21,470円〜

なお、高校3年生は志望大学のレベル別の料金で、6ヶ月一括払いの料金は以下の通りです。

志望大学レベル料金/1ヶ月あたり
東大・京大7,410円〜
最難関7,030円〜
早慶大6,555円〜
難関6,080円〜

また、有料オプションで「オンラインスピーキング」や「小論文対策」などの追加もできます。無料で資料請求ができるので、ぜひチェックしてみて下さい。

スタディサプリ高校講座は月額2千円台で映像授業見放題の神コスパ

スタディサプリ高校講座は月額2千円台で映像授業見放題の神コスパ
使用端末・自前のスマホ、タブレット、パソコン
対応教科6教科19科目
教材の難易度中学生の学習内容も見れて基礎から学べる
料金/1ヶ月あたり・1,815円/12ヶ月一括払い
・2,178円/月払い
入会金無料
学習サポート体制自主学習中心でサポートは控えめ
無料体験14日間

スタディサプリは、6教科19科目・約4万本の授業が見放題で、1回約10分のプロ講師による映像授業を好きな時間に学習できます。

最も大きな魅力は12ヶ月一括払いなら1ヶ月あたり1,815円という非常にリーズナブルな価格帯です。全ての講義に講師監修のオリジナルテキストが付いており、無料でダウンロードできるのも魅力です。

なお、全学年の授業が見放題なので、高校生が中学校の内容をさかのぼって復習をすることも可能で、苦手な単元の繰り返し復習や定期テスト対策にも効果的。さらに、大学レベル別の講座も全て月額料金だけで見放題です。

スタディサプリは自主学習がメインのためサポート体制は控えめですが、学校の授業の復習や難関大対策講座まで幅広く学べます。リーズナブルにハイレベルな授業で学習を進めたい高校生に特におすすめです。

すららはゲーム感覚の対話型アプリ&コーチの伴走で基礎からやり直しOK

すららはゲーム感覚の対話型アプリ&コーチの伴走で基礎からやり直しOK
使用端末自前のタブレット、パソコン(スマホは不可)
対応教科3教科(国語・数学・英語)
教材の難易度・無学年方式で易しい
・難関大受験対策には不向き
料金/1ヶ月あたり・中高コース:8,228円〜
・小中高コース:11,000円〜
入会金・中高、小中高コース(3教科):7,700円
・小中高コース(6教科):11,000円
学習サポート体制・すららコーチによる学習設計サポート
・AI搭載のドリル
無料体験あり

すららは「無学年式」を採用したオンライン教材で、学年にとらわれず自分のペースで学習を進められるのが特徴です。

高校生専用コースはありませんが「小中高コース」と「中高コース」から選択ができます。アニメキャラクターと対話しながら学ぶゲーム感覚のコンテンツも豊富で「勉強が苦手」「基礎からつまずいている」という高校生におすすめです。

自前のタブレットやパソコンにダウンロードして利用でき、基礎からの理解や定着に強みがあります。

また「すららコーチ」が学習のサポートをしてくれるので、家庭でのタブレット学習に不安がある高校生にもおすすめです。料金は以下の通りで、4ヶ月分を一括払いでお得になります。

コース対象学年教科通常料金4ヶ月継続割
中高コース中1〜高33教科(国数英)8,800円8,228円
中高コース中1〜高36教科(国数英理社情)10,978円10,428円
小中高コース小1〜高36教科(国数英理社情)13,178円11,000円

すららのタブレット学習は難関大受験など難易度の高い学習には不向きですが、苦手克服や楽しく学習したい高校生におすすめです。無料で資料請求やLINE相談ができるので、気になる方はぜひ公式サイトをチェックしてみて下さい。

ディアロオンラインはZ会グループ提供の最難関大学受験向け教材

ディアロオンラインはZ会グループ提供の最難関大学受験向け教材
使用端末自前のタブレット、スマホ、パソコン
対応教科3科目4科目目以降は1科目あたり7,700円増額
教材の難易度・難関大受験に強い
・学校推薦型、総合型選抜対策も可能
受講料/1科目9,350円〜
システム費1,100円
入会費(初回登録料)3,300円
学習サポート体制・月4回、1回20分のオンライン個別指導
・AI学習「atama+」を併用できる
無料体験オンライン個別相談あり

ディアロオンラインは、Z会グループが提供する最難関大学受験向けのオンライン個別指導塾です。高品質なZ会のタブレット教材に加えて、首都圏難関大学在籍の合格トレーナーによるマンツーマン指導を月に4回受けられるのが大きな魅力です。

また、コースによってはAI学習「atama+」を時間無制限で併用できます。

コース料金は大きく「本科」と「専科」があり、タブレット学習に個別サポートが付いている価格としては非常にリーズナブルです。

【本科】

コース内容料金
合格指導・合格指導
・学習進捗管理
・1科目:9,350円
・2科目:17,600円
・3科目:23,100円
対話式トレーニング@online・合格指導
・学習進捗管理
・対話式トレーニング(アウトプットトレーニング)
1科目:22,000円
atama+@onlineAI教材「atama+」で無制限・学び放題・1科目:13,200円
・2科目:19,800円
・3科目:26,400円

【専科】

コース内容料金
学校推薦型選抜・総合型選抜対策ゼミ・志望理由書対策
・面接対策
要確認
過去問対策ゼミ・最難関傾向対策
・各大学過去問対策
・共通テスト対策
要確認

なお「専科」の受講料は非公開のため、問い合わせが必要です。モチベーション維持に自信がない高校生に特におすすめなので、ぜひ公式サイトをチェックしてみて下さい。

河合塾ONEはAIによるおすすめ機能やトレーナーのサポートが充実

河合塾ONEはAIによるおすすめ機能やトレーナーのサポートが充実
使用端末自前のタブレット、パソコン、スマホ
対応教科5教科(英語、数学、物理、化学、古文、日本史、世界史)
教材の難易度・一般的な高校で使用される教科書に準拠
・共通テスト出題の基本〜標準レベル
受講料3,939円〜
入会金無料
学習サポート体制・AIによる学習の最適化
・先生やトレーナーのサポート
無料体験7日間の無料体験あり

河合塾ONEのタブレット教材は、学習状況に応じて最適な問題を出題する「AIおすすめ学習」機能や、自分で科目や単元を選べる「教科・単元選択学習」モードを備えています。

分からない問題を講師に質問できる仕組みや学習のモチベーションを支えてくれる「トレーナー」を有料オプションで付けられる点も魅力です。

教材コンテンツはレベルチェックテストや練習問題解説など15,000以上のコンテンツが提供されています。料金は以下の通りで、全科目が含まれる料金です。

12ヶ月プラン6ヶ月プラン1ヶ月プラン
支払い総額47,278円24,948円4,378円
1ヶ月あたり3,939円4,158円

なお、以下の有料オプションを付けることも可能です。

オプション料金
トレーナー1,100円/月
講師への質問(月3回までは無料)550円/回(4回目以降は有料)

また、河合塾ONEを利用すると、河合塾の通常33,000円の入塾金が免除になります。塾とタブレット学習を併用したいと考えている方も、ぜひご検討下さい。

高校生向けタブレット学習教材の月額料金の相場

本記事でご紹介した高校生向けのタブレット教材の月額料金の平均額は、7,830円でした。「スマイルゼミ」は月額料金が17,318円とやや高額ですが、その他のサービスは全て1万円以下で受講可能です。

さらに、多くの教材は自前のタブレットやスマホ、パソコンで受講できるため、端末があれば事前準備なしで始められます。ここからは、タブレット学習の料金について、以下の観点でさらに詳しく解説します。

タブレット学習を始める際の費用感や選び方の目安として、ぜひ参考にしてみて下さい。

塾や予備校と比べてどの程度安い?

高校生向けのタブレット教材は、非常にリーズナブルな点が魅力です。ここで、大手予備校や塾、オンライン塾や家庭教師と比較してみましょう。

サービス月額費用目安主なサービス特徴
大手予備校5〜10万円以上・東進ハイスクール
・駿台予備校
・河合塾
・代々木ゼミナール
・受講料は最も高額
・季節講習や模試代が発生する
・難関大受験や入試情報に強い
通塾型個別指導塾3〜5万円・明光義塾
・臨海セミナー
・トライ個別指導塾
・受講料はやや高額
・地域や指導形態で料金が変動
・担任制で手厚いサポート
オンライン塾・家庭教師1〜3万円・トライのオンライン個別指導塾
・そら塾
・メガスタ
・受講料は比較的安い
・講師の質で料金差あり
・指導やスケジュールの自由度が高い
タブレット教材2,000〜7,000円・スタディサプリ
・進研ゼミ
・スマイルゼミ
・受講料は最も安い
・自主学習が中心
・サポートは限定的

このように比較すると、タブレット学習は圧倒的に低コストであることが分かります。

大手予備校は難関大受験を目指す高校生に最適ですが、年間で100万円前後かかることもあります。個別指導塾はやや高額ですが大手予備校より費用が控えめで、担任制なのも魅力です。

一方、オンライン塾や家庭教師は、マンツーマン指導型や映像授業型など様々で、スケジュールも比較的自由度が高い点が特徴です。タブレット学習はサポート体制が限定的な反面、コストを大幅に抑えられるのが最大の魅力と言えるでしょう。

【高校生向け】安いタブレット学習教材

本記事でご紹介した高校生向けのタブレット教材の中で最も安く利用できるのは「スタディサプリ高校講座」です。

入会金は無料で教材は自前のタブレットやスマホ、パソコンにダウンロードしてすぐに利用できるため、初期費用もかかりません。参考までに、他サービスも含め受講料を安い順に比較すると以下の通りです。

タブレット学習サービス受講料/月額使用端末・料金入会金
スタディサプリ高校講座1,815円〜自前のタブレット、スマホ、パソコン無料
河合塾ONE3,939円〜自前のタブレット、スマホ、パソコン無料
進研ゼミ高校講座6,690円〜自前のタブレット、スマホ、パソコン無料
Z会高校生コース7,410円〜・自前のiPad
・専用タブレット:39,600円
無料
すらら8,228円〜自前のタブレット、パソコン(スマホ不可)7,700円〜
ディアロオンライン9,350円〜自前のタブレット、スマホ、パソコン3,300円
スマイルゼミ17,380円〜専用タブレット:10,978円無料

なお、上記の料金は6ヶ月一括払いまたは12ヶ月一括払いした場合の1ヶ月あたりの金額で、最もお得な支払い方法を元に算出しています。

まずは無料体験を試して、教材の内容を確認した上で一括払いすると最もお得に利用できるので、ぜひ参考にしてみて下さい。

無料で使える高校生向けのタブレット学習教材を紹介

完全なタブレット教材とは言えませんが、無料で利用できる中高生向けの映像教材サービスとして「トライグループ」が提供する「Try IT」もおすすめです。

無料の会員登録をするだけで中学1年生から高校3年生までの主要5教科の約4,000本の映像授業が見放題です。講義動画は1本約15分で、1.4倍速再生で10分に短縮もできます。

なお、グラフで進捗管理ができるほか利用者のランキングを確認できるため、モチベーション維持にもおすすめです。無料で利用できるので、ぜひ気軽に試してみて下さい。

高校生がタブレット教材で学習するデメリットや注意点

タブレット学習は隙間時間に学習できる便利な学習方法ですが、以下のようなデメリットや注意点があります。

それぞれのポイントを解説するので、参考にしてみて下さい。

自己管理が難しく、怠けてしまうリスクも

高校生がタブレット学習をする際は、自己管理の難しさから学習を後回しにしたり、端末内のゲームや動画に気を取られたりするリスクがあります。対面に比べて質問しづらい環境も、集中力低下や疑問の放置につながりやすいと言えます。

こうした課題を克服するには、明確な目標設定や計画的なスケジュール作成が大切です。休憩を入れて健康面をケアしたり、不要なアプリを制限したりするなど環境を整える工夫も有効です。

また、学習管理アプリやタイマーを活用するほか、解説動画が5〜10分と短い教材を利用することで、集中力を維持しながら学習できます。

タブレット学習は自己管理が難しいため、ルール作りやツールを組み合わせることで効率的に活用するのがおすすめです。

長時間の画面学習による健康面・集中力への不安

高校生がタブレット教材で学習する際は、長時間の使用による健康面や集中力に影響するリスクに注意が必要です。

文部科学省の令和2年度「学習者用デジタル教科書の効果・影響等に関する実証研究事業」の成果についてによると、以下の不調が出やすいと報告されています。

  • 眼精疲労
  • 視力低下
  • 姿勢の悪化による肩こりや頭痛
  • 夜間使用による睡眠障害
  • 集中力低下

一方で、画面との距離を30cm以上保ち正しい姿勢を意識している生徒は、健康への影響が比較的少ないことも示されています。

1時間ごとの休憩や正しい姿勢の維持、夜間利用の制限を心がけるほか、無料のタイマーアプリで学習時間を管理することもおすすめです。長時間の使用には注意しつつ、タブレットを上手に活用しましょう。

教材によっては内容が限定的で補えない分野もある

高校生がタブレット学習をする際の注意点は、教材の内容が限定的で学習範囲が物足りない場合があることです。

多くのタブレット教材は基礎や定型問題が中心で、応用問題や実技分野までカバーできず、細かい計算過程や図解、詳細な解説が省略される場合もあります。

一方、サービスによって基礎学習に特化したものや、難関大学受験向けのサポートがあるなど、特徴が異なります。自分が重点的に学びたい項目に合う教材を選ぶことで、受講後のミスマッチを防げるでしょう。

タブレット教材の利便性を活かしつつ、紙教材や参考書、学校や塾の授業と併用し、複数の教材や人的サポートを組み合わせるのも効果的です。

予備校や塾での同級生との交流ができない

高校生がタブレット教材で学習する際のデメリットの一つに、予備校や塾での同級生との交流ができないという点が挙げられます。

集団で学ぶ環境がないと勉強の悩みや課題を共有する機会が少ないため、モチベーション維持が難しい場合があります。また、対面でのやり取りがないため疑問をその場で解決しにくいケースも多いです。

対策としては、講師への質問が可能なサポート体制があるサービスを選ぶこともおすすめ

また、オフラインの勉強会や模試に参加して直接交流したり、学習専用のSNSやオンラインコミュニティで情報を共有するのもいいでしょう。

タブレット教材の便利さと効率性を活用しつつ、意識的に交流の場を確保することで、モチベーション維持に役立ちます。

高校生がタブレット教材を活用する際のよくある疑問

高校生におすすめの勉強アプリはありますか?

タブレット学習とは別に、便利な勉強アプリもあります。教材ではなく主に集中力を高めるタイマー機能や学習管理ツールとして使うのが効果的で、勉強の効率化や習慣化、モチベーション維持に最適です。

ここで、高校生におすすめの勉強アプリを7つご紹介します。

勉強アプリ料金特徴
スタディプラス・無料版あり
・有料版:600円〜/月
・学習記録、グラフ化、参考書管理など
・SNS機能あり
Forest・Android版:無料
・iOS版:250円〜(買い切り)
・集中管理アプリ
・設定時間にスマホに触らないと木が育ち、触ると枯れるユニークな設定
YPT基本無料・ストップウォッチで勉強時間を記録
・科目別管理、ToDo作成
AnkiDroid・Android版:無料
・iOS版:4,000円(買い切り)
・英単語の暗記アプリ
・カード自作の手間があるが自由度が高い
Quizlet・無料版あり
・有料版:261円〜/月
・英単語の暗記用アプリ
・ExcelやWordからインポート可能
・音声付きカードを自作できる
mikan・無料版あり
・有料版:600円〜/月
・英単語アプリ
・TOEICや英検、ビジネス英会話まで幅広く対応
・ゲーム感覚で楽しく学習
Duolingo・無料版あり
・有料版:1,990円〜/月
・英語学習アプリ
・AIと言語科学を融合
・英語初心者向け

多くのアプリは自前のスマホに無料でダウンロードでき、気軽に使えるのが魅力です。機能を増やしたい場合に課金が必要ですが、基本的に無料で使えるのでまずは気軽に試してみて下さい。

タブレット端末は何を用意すればいい?購入補助はありますか?

タブレット学習に必要な端末は利用するサービスにより異なります。多くは自前のタブレットやスマホ、パソコンで利用でき、特別な準備なしですぐに学習を始められます。

一方、専用タブレットの購入が必要なサービスでは、キャンペーンや一括支払いで端末代が実質無料になる場合もあります。

なお、高校生の通信教育において基本的に自治体や学校からの端末購入補助はありません。ただ、文部科学省の「デジタル学習基盤に係る現状と課題の整理(案)」によると、全国の学校で端末整備が進められています。

自治体によっては無償貸与や低所得のご家庭向けの補助制度が受けられる場合もあります。ただ、貸与端末はセキュリティや利用制限により、自由にアプリや教材をダウンロードできないことが多いです。

タブレット学習を始める際は、事前に端末の準備や利用可否、無料体験で教材の使いやすさや総合的な費用を確認しておきましょう。

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