MENU

中学生向け通信教育おすすめランキング10選を紹介【2025年12月】

中学生向け通信教育おすすめランキング10選を紹介【2025年最新】

中学生が学校以外で学習をするには、学習塾・通信教育・家庭教師・自習など方法は複数ありますが、効率良く学習を進められる通信教育が人気です。

通信教育を始めてみようと思っても、種類が豊富で悩む方も多いのではないでしょうか。
通信教育は個々の目的やニーズに合わせて選ぶことが重要です。

本記事では、中学生向けのおすすめの通信教育ランキングを紹介します。
選び方や通信教育のメリット・デメリットも詳しく解説しているので、ぜひ本記事を参考に最適な通信教育を探してください。

目次

中学生向け通信教育ランキング10選!料金や学習レベルで比較

中学生向け通信教育ランキング

数ある中学生向けの通信教育の中で人気なものを、ランキング形式で10個紹介します。

それぞれ特徴があるので、違いを把握しお子さんのライフスタイルや目的に合うのはどれか検討してみてください。

それぞれ順に紹介します。

1位 進研ゼミ中学講座

進研ゼミ中学講座
料金月額6,990円~(税込み)
学習目的・難易度定期テスト対策・受験対策
オプション中学1,2年:スタンダード・ハイレベル
中学3年:受験総合コース・難関挑戦コース・最難関挑戦コース
サポート個別学習プランの提案
無料体験無料体験教材
対応科目9科目
出版会社株式会社ベネッセコーポレーション

進研ゼミ中学講座は、ベネッセが提供する通信教育です。

ご家庭にベネッセからキャンペーンDMが定期的に届く方もいるのではないでしょうか。

進研ゼミの特徴は定期テスト対策に強く、個別の忙しさに合わせて予定を組めるので、部活動などと両立しやすい点です。

教材は専用タブレット中心のハイブリッドスタイルと紙テキスト中心のオリジナルスタイルがあります。

ハイブリッドスタイルでは、AIが学習スケジュールを作成してくれたり、音声や動画で楽しく学習できるのでスマホやタブレットが身近な子どもにとって学習しやすいでしょう。オリジナルスタイルでは、実際のテストや受験のように紙で問題を解け、自分で学習計画を立てる必要があるため、自主性も身につけられます。

進研ゼミは学習指導要領に対応した教材で9科目すべてを学べるだけでなく、英語検定対策なども追加費用なしで学習することが可能です。

AIによる個別学習プランの提案や、わからない問題の解説動画、実力診断テストによる弱点分析など、デジタル技術を活用したサポートも充実しています。さらに、添削指導や全国規模の模試を通じて、記述力や実践力も養えます。

モチベーションを保つ工夫もあり、進研ゼミを通して第一志望の高校に合格した実績も数多くあるため、多くの家庭から支持されています。

進研ゼミ中学講座の公式サイト

2位 東進オンライン学校 中学部

東進オンライン学校 中学部
料金月額3,762円(税込み)
学習目的・難易度定期テスト対策(中高一貫校に通う中学生対象)
オプション
サポート未来発見講座
無料体験お試し入会(入会後10日以内の解約で全額返金)
対応科目主要5科目
出版会社株式会社ナガセ

東進オンライン学校中学部は、映像授業型の通信教育です。入会日から主要5教科の中1〜中3までの全範囲の映像授業を見られるのが特徴です。

東進オンライン学校 中学部は定期テスト対策がメインであり、高校受験には対応していません。東進は大学受験塾として高い実績を誇る塾であり、東進オンライン学校 中学部は中高一貫校に通う中学生がメイン層です。高校受験を控えていない中学生が先取り学習や定期テスト対策をしっかりすることで、好成績を獲得したり、高校生になった時にスムーズに大学受験対策に進めるようにしたい人に向いていると言えるでしょう。

映像授業は24時間いつでも視聴可能で、得意分野の先取りや苦手分野の復習ができるので、ご家庭や本人の予定に合わせて学習を進めやすいのが嬉しいポイントです。東進の講師は塾業界でも有名な先生を集めているため、質の高い授業で理解を深められます。授業後の確認テストや月1回の月例テストがあるため、映像授業の内容を理解できているかは一目で保護者も確認できます。

学習計画を立ててくれるサービスがないため、本人の意思やご家庭のサポートが必要である点は注意しなければいけません。
保護者用のマイページから学習進捗やテスト結果の確認ができるようになっています。

東進は単なる学習を目的としているのではなく、夢や目標に向かって自走させることを重視しているので、中学生が将来の目標を持つことを目的に、研究者・起業家・スポーツ選手などの特別講演「未来発見講座」を定期的に開催しています。

東進オンライン学校 中学部の公式サイト

3位 Z会の通信教育

Z会の通信教育
料金月額9,470円~
※学年によって異なる
学習目的・難易度受験対策
オプションプログラミング講座・英語4技能講座 Asteria
サポート添削
無料体験公式サイト上にタブレット体験サイト有
対応科目主要5科目
出版会社株式会社Z会

Z会の通信教育はZ会が提供するサービスで、添削指導が中心です。個々の学力や目標に合わせて柔軟にレベルを選択できるため、基礎から応用、そして発展的な内容まで学習できます。対応強化は主要5科目で、テキスト教材はわかりやすい解説が多く、添削指導によって記述力や考える力を鍛えられます。受験対策にも十分対応可能であり、難関高校や難関大学附属高校の入試問題に取り組める教材も揃っています。

Z会の通信教育は基礎的な学習はできるものの、見据えているレベルが高いので、学校の授業の復習を目的にしているお子さんにはオーバーワークでしょう。高校受験を控えているお子さんは高校受験コースになりますが、中高一貫校に通う中学生を対象とした中高一貫コースもあります。

Z会は添削指導だけでなくデジタル教材にも注力しており、間違えた問題の再出題やAIによる学習サポートなども充実しています。中学生向けの通信教育のタブレット部門において、Z会は8年連続で最優秀賞を受賞しています。

Z会の通信教育の公式サイト

4位 中学ポピー

中学ポピー
料金月額5,500円(税込み)~
※学年によって異なる
学習目的・難易度定期テスト対策
オプション
サポート生活スタイルに合わせて学習計画をカスタマイズ
無料体験無料の教材見本
対応科目月刊教材:主要5科目
定期テスト予想問題集:9科目
出版会社全日本家庭教育研究会

全日本家庭教育研究会(全家研)が発行する中学ポピーは、紙教材を中心とした通信教育で毎月自宅に届きます。

教科書に準拠した教材のラインナップは主要5科目で、定期テスト予想問題集は主要5科目に加えて実技科目もあります。

習い事や部活動で忙しい中学生でも取り組めるよう、ちょうどいい量のテキストになっている点が多くの家庭から支持を集めている理由の1つです。中学1年生~3年生まで毎月5,000円台で学習ができるので、手ごろな価格で誰もが始めやすいでしょう。

定期テストや実際の受験は紙に記述するため、紙教材中心の中学ポピーは実践的な形式で学習が進められるのもポイントです。部活動などが忙しくても、日々の学習習慣をつけて定期テストでしっかりと点数を取りたいお子さんにピッタリな通信教育です。

ご家庭によっては直接記入せずにノートなどに書くことで、何周も取り組めるようにしているところもあります。そうすると夏休みなどに本屋で新たな教材を買わずにすむので、家計にも優しいです。

中学ポピーの公式サイト

5位 デキタス

デキタス
料金月額5,280円(税込み)
学習目的・難易度定期テスト対策
オプション
サポートがんばったご褒美(努力ポイントが景品等と交換可能)
無料体験5日間の無料体験
対応科目主要5科目
出版会社株式会社城南進学研究社

デキタスは城南進学研究社が提供するオンライン型の通信教育です。主要5科目の教科書に準拠した内容の学習を自宅にあるパソコンやタブレットで学習できます。

1つの学習が2分〜5分程度なので、部活動やその他の課外活動で忙しいお子さんでも無理なく継続できるのが特徴です。
また、学年や科目ごとに異なる世界観が設定されており、キャラクターとともに学習できるのも楽しみながら進められるポイントの1つです。

先取りも復習にも最適な通信教育で、演習問題やテストモード・穴埋め形式のノート機能があるため、「デキタ!」を実感しながら成績が上がる仕組みになっています。学習量が多い通信教育だと挫折してしまうお子さんや楽しく学習を進めたいお子さんにとっておすすめです。

月額料金も5,280円(税込み)とお手ごろ価格で主要5科目の学習が進められるため、ご家庭にとっても寄り添った通信教育と言えるでしょう。

デキタスの公式サイト

6位 スマイルゼミ

スマイルゼミ
料金月額10,230円~(税込み)
※学年やオプションによって異なる
学習目的・難易度定期テスト対策~入試対策まで
オプション特進クラス・英検対策の英語プレミアム
サポート対話形式の疑問解決
無料体験2週間の無料体験
対応科目9科目
出版会社株式会社ジャストシステム

スマイルゼミはジャストシステムが提供するタブレット型の通信教育サービスです。国語・数学・英語・理科・社会の主要5教科に加え、音楽・美術・技術家庭・保健体育の実技4教科を含む9教科すべてに対応しており、教科書に準拠した内容で学習を進められます。1つの講座は15分程度なので、部活や他の課外活動が忙しいお子さんでもスキマ時間を見つけて学習できます。

通信教育はその場で質問ができないものが多い中で、スマイルゼミは対話形式でコーチに質問が可能です。また、タブレットに書き込む方法で問題を解いていくので、実際に手を動かすことによる記憶定着や書く力の向上も図れます。

模擬テストでお子さん1人ひとりの弱点を洗い出すことによって、専用の補習講座が配信されて苦手を解消できます。

日々の先取り学習・復習だけでなく、志望校水準と今の実力とのギャップを埋めていく専用の入試対策問題にも取り組めるのがスマイルゼミの特徴です。応用問題・難問を中心に取り組み、難関校を狙う「特進クラス」もあるので、幅広い学力のお子さんに対応できるのがスマイルゼミです。

スマイルゼミの公式サイト

7位 スタディサプリ

スタディサプリ
料金月額2,178円
学習目的・難易度定期テスト対策
オプションテキスト冊子での学習も可
サポート学習履歴に基づいた復習ミッション
無料体験初回14日間の無料体験
対応科目9科目
出版会社株式会社リクルート

スタディサプリは、動画視聴とオンライン演習ができる通信教育です。各教科の実力講師陣が各単元の要点を絞った解説をしており、短い時間で学力をつけることができます。

スタディサプリは学校の授業で習ったことを前提に復習のための要点動画となっているものの、全学年の授業を見られるので先取りも可能です。定期テストに必要な9科目に対応しており、教科書準拠の定期テスト予想問題も配信されているため、定期テストで点数が伸びたと実感するお子さんが多数います。

スタディサプリは質の高い授業動画だけでなく、圧倒的ハイコスパなのも嬉しいポイントです。9科目すべて学習できて月額2,178円なので、高額な教育資金は出せないご家庭でも安心して申し込めます。学年が上がるにつれて、月額料金が変動することもありません。

手ごろな価格ですべての教科の定期テストで点数アップを狙いたい人にとって、非常におすすめな通信教育です。
初回14日間の無料体験もあります。

スタディサプリの公式サイト

8位 すらら

すらら
料金英語・国語・社会の3科目:月額8,800円(税込み)
主要5科目+情報の6科目:月額10,978円(税込み)
学習目的・難易度基礎学習の定着
オプション英語・国語・社会の3科目
主要5科目+情報の6科目
サポートすららコーチによる学習サポート
無料体験体験版の利用
対応科目主要5科目・情報
出版会社株式会社すららネット

株式会社すららネットが提供するすららは、eラーニング型の通信教育です。お子さん1人ひとりの特性をヒアリングした上で、すららコーチが最適な学習計画を立ててくれます。

学習をする中で、搭載されたAIがお子さんが間違えた問題の根本原因を見つけ出して繰り返し学習することで定着を図ります。学習も子どもが飽きないように「対話型の授業」になっているため、楽しく学習を継続できるのも嬉しいポイントです。

「偏差値30台でも成績がどんどん上がる」と唱っており、学校や塾の授業についていけずに苦戦しているお子さんも見捨てないカリキュラムになっています。基礎学力を身につけることで定期テストの点数アップを狙ったり、学校の授業の先取り・復習のための学習としても活用したりするのにピッタリの通信教育です。

主要3科目もしくは主要5科目のセットでプランを選べ、主要5科目プランには近年必修科目となっている情報も含まれています。

すららの公式サイト

9位 天神

天神
料金買い切り制で1科目ごと/セットプラン 
※詳細は資料請求
学習目的・難易度定期テスト対策・不登校児の学習サポート
オプション1科目のみ・セットプラン・英語特化のオリジナルコース
サポート理解度チェック
無料体験資料請求すると4日間の無料体験
対応科目主要5科目
出版会社株式会社タオ

天神は、株式会社タオが提供する通信教育サービスです。教材は教科書に準拠した内容で、繰り返し学習することによって記憶の定着を図ります。

多くの通信教育は月額料金や年間料金制ですが、天神は各科目・各学年ごとに収録された専用USBを購入するという買い切りの形です。したがって、一度購入すると数年後に復習したり、兄弟姉妹間で共有したりできるようになっています。購入費は一見すると高いのですが、長く使用することを考えた場合は、お得になるでしょう。

教科書の単元ごとに「理解度チェック」のテストがあるため、理解度を視覚化でき、わかったつもりのまま進まず復習できます。

学校の授業を先取り・復習したいお子さんにも、不登校等で学校の授業についていけないお子さんにもおすすめです。成績出力機能もあるため、不登校で出席認定を受ける際に必要な書類を簡単に入手できるのも天神の嬉しいサービスです。

教科書準拠の内容だけでなく英語に特化した「天神」First Englishもあるので、英語4技能を伸ばすこともできるサービスとなっています。

天神の公式サイト

10位 サブスタ

サブスタ
料金月額9,800円(税込み)
学習目的・難易度教科書レベルで定期テスト対策・不登校児の学習サポート
オプション学年問わず受講可能
サポートプロの学習アドバイザーが学習計画を作成
無料体験無料体験版の閲覧可能
対応科目主要5科目
出版会社株式会社lean earns

株式会社Lean Earns(リーンアーンズ)が運営しているサブスタは、サブスクリプション型の通信教育サービスです。入会金や教材費もかからず月額9,800円のみで、中学1年生~中学3年生まですべての学年の主要5科目の映像授業を受けられます。

文部科学省の新指導要領に準拠した内容なので、定期テストで点数アップを狙いたい人や不登校で学校の授業に対する理解に不安がある人に特に向いています。

サブスタが他の通信教育と大きく違う点は、利用者1人ひとりに合わせた「学習計画表」をプロの学習アドバイザーが1カ月ごとに作成してくれることです。学習計画表にのっとって1日20分の学習をすることで、学習習慣の定着や成績アップを狙えます。

チャットでの進捗確認や間違えた問題への赤ペン先生による解説もあるため、わからないことを放置せずに継続しやすいと言えるでしょう。パソコンやスマートフォンから気軽に受講でき、無理なく進められるので勉強が得意でないお子さんにとっても過度な負担にならずに始められます。

サブスタの公式サイト

中学生向け通信教育の選び方4選を紹介!失敗しないポイント

数多くの中学生向け通信教育があり、どれがお子さんにピッタリなのか悩む方もいるでしょう。

ランキング順にお子さんに合うというのは間違いです。通信教育の選び方のポイントを紹介するので、ぜひ参考にお子さんに最適な通信教育を探してください。

選び方についてそれぞれ順に解説します。

お子さんの性格や学習スタイルが通信教育と合っているか

お子さんの性格や学習スタイルが通信教育とマッチするかは、通信教育を検討する際に非常に重要です。

通信教育は個々のペースに合わせて学習できるものの、怠けて継続できないお子さんは一定数います。

黙々と進めるのが好きだったり、夏休みの宿題を一気に終わらせることに楽しさを感じるお子さんは通信教育がピッタリでしょう。
一方で学習塾に通って友達と競い合いながら学習したり、先生に褒められることでモチベーションを保てるお子さんは通信教育には向いていない可能性が高いでしょう。

通信教育を選択することによってお子さんの成績を上げたり、志望校合格に近づけたりするのに最適だと思えないまま通信教育を始めると料金が無駄になってしまうこともあります。
一括払いの通信教育もあるので、継続する意思があるのかはお子さんとよく話し合うことをおすすめします。

また、お子さんにすべて任せるのではなく、保護者が学習進捗の確認を推奨している通信教育もあるので、保護者の視点からも通信教育が合っているのかは確認しましょう。

定期テスト対策・高校受験・学校授業の補習など目的で選ぶ

通信教育は人気なものを選べば問題ないというわけではありません。
本記事で紹介したように、それぞれ定期テスト対策や高校受験対策、学校の授業の先取り・復習など目的が異なります。

高校受験のために通信教育を検討しているのに、高校受験講座がなく授業の補習がメインのものを選んでしまうと、高校受験レベルの力が身につかずに後悔してしまうでしょう。
一方で基礎が身についていないのに先取り学習や受験レベルのことをしても、理解できないまま点数が伸び悩んでしまいます。

お子さんと通信教育の目的を明確にして、適切なサービスを選ぶようにしましょう。
また、中学1年生の頃は定期テスト対策や授業の補習を目的として、中学2、3年生では高校受験を見据えて通信教育を活用したいご家庭もあるでしょう。

直近の目的だけでなく、長期的な視点で複数の通信教育を比較してみるとより適切なものを選べるでしょう。

料金とサービス内容を確認して費用対効果が合っているか

各社の通信教育が提供しているサービス内容はそれぞれ異なるので、内容と料金を確認した上で費用対効果が適切かをチェックするのが重要です。

複数科目を受けられたり、機能がたくさんあって料金が高くても、ほとんど必要ないと感じる人もいるでしょう。
また、得意科目を伸ばすために難しい内容にもチャレンジしたいのに基礎レベルしかないと、結局学習塾も必要になるなど費用がかさんでしまうかもしれません。

料金が安かったり、サービスが豊富であるのは通信教育の良い点ですが、お子さんが必要としている内容に合っているとは限りません。

内容を確認せずに人気の通信教育や価格が最も安い通信教育を選ぼうとするのではなく、複数の通信教育を比較して最も費用対効果の高いサービスを選んでみてください。

たとえ他の通信教育よりも若干料金が高かったとしても、お子さんにピッタリなものであれば受験前に学習塾に通ったり、市販教材を買ったりすることなくトータルの学習費を抑えることもできるかもしれません。

中学生が料金やサービス内容を比較するのは難しいので、保護者の方の頑張りどころです。

無料体験や資料請求でお子さんの学習レベルや内容が合っているか確認する

多くの通信教育では無料体験や資料請求があるので、お子さんのレベルやサービスの内容が最適かを確認しましょう。

無料体験では、1週間〜数ヶ月間無料で実際のサービスを利用できるようになっています。
楽しく通信教育を続けられそうかを実際に吟味できる貴重な機会なので、しっかりと活用しましょう。
無料体験は成績を伸ばすよりも合っているかを確認するためのものなので、複数社一度に体験してみるのもおすすめです。

また、無料体験はないものの無料で資料請求ができるものもあります。
資料請求では詳しいサービス内容が書かれているので、インターネット検索では見つけられなかった情報もあるかもしれません。
お子さんに合った通信教育を探すことは非常に重要なので、申し込みをする前に資料を見てみるといいでしょう。

無料体験や資料請求で疑問が出た場合は、お問い合わせ窓口などで確認してみることで、不安なことなく通信教育をスタートできるはずです。

学びたい科目に特化したコースやサービスがあるか

通信教育は主要5科目や9科目を網羅しているものが多いですが、注力したい科目をしっかりと学習できる体制があるかは確認しなければいけません。

例えば、高校受験を見据えて国語の記述式解答の演習をしたいにも関わらず、選択しかできなかったり、添削がなかったりすると不便です。

必要な科目の学習教材やサービスが提供されるかだけでなく、お子さんが求めているレベルのサービスがあるかは事前に確認しましょう。

ご家庭で通信教育の目的を決めたあとに、科目ごとにどのように学習を進めていきたいのかを明確にしておくことで、各科目に特化したコースやサービスの検討ができるようになります。

通信教育を始める前から必要なコースやサービスを吟味するのは難しいかもしれませんが、重要なポイントなのでチェックしてみてください。
通信教育を開始してから、お子さんがやっぱりこういうサービスがほしいという気持ちになったらコースや通信教育自体の変え時とも言えるでしょう。

通信教育のメリットとデメリットをそれぞれ解説

通信教育には、メリットとデメリットがあります。

通信教育を選ぶ際は、それぞれを理解してお子さんの生活スタイルや目的に合っているかを総合的に判断する必要があります。

それではメリットから紹介します。

通信教育のメリットは場所を選ばず自分のペースでできる

通信教育の最大のメリットは、自分のペースで進められることです。
月1回など定期的に教材が郵送されてくるものもあれば、映像配信やタブレットなどで入会日から見放題のものもありますが、どの通信教育も好きな時に好きなだけ学習できます。

学習塾や家庭教師だと毎週何曜日に何時間と決められており、体調不良や部活動の予定によって欠席すると授業が飛んでしまいます。
また、比較的時間に余裕があってどんどん先取りしたい人にとっても、次の授業まで時間が空いてしまうもどかしさを感じる人もいるでしょう。

通信教育であれば、先取りすればするだけ身につくことが多く、点数アップや志望校合格に近づけます。

学習塾への通学時間も通信教育の学習時間にあてられるので、効率良く勉強したい人にとっておすすめの手段です。

学習塾や家庭教師と比較すると料金が安い傾向にある

通信教育は学習塾や家庭教師と比較すると、リーズナブルな価格で複数科目学習できるのが大きな違いです。
実際に比較してみましょう。

大手学習塾R社の中学1年生5教科の価格は月額20,680円で、夏期講習などの長期休暇の講習は別途料金が発生します。
進研ゼミの中一講座では、一括払いで月額6,990円です。1ヶ月分で比較してみると約13,000円の差があります。

令和5年度の文部科学省の子供の学習費調査によると、学習塾などの補助学習費は年間25万円前後ですが、通信教育だと3分の1程度に抑えられます。

お子さんに通信教育が合っていれば、価格を抑えながら学習を進めていけるのはどのご家庭にとっても嬉しいでしょう。
中学生は部活動のユニフォーム代や遠征費などお金がかかりますし、高校入学以降も教育資金は必要なので、料金が安い通信教育は家庭の味方です。

通信教育も他の学習機関も学習できる科目数によって料金が異なる場合が多いので、必要科目数を選択したらいくらになるのかをしっかりと計算しましょう。

部活や習い事が忙しくても自分のペースで学習でき両立が可能

通信教育は自分のペースで進められることを前章で紹介しましたが、部活や習い事が忙しくても勉強と課外活動の両立ができるのは塾や家庭教師との違いです。

部活が忙しくて中学3年生で引退するまで塾に通えず、引退しても学習習慣がついていないため成績が低空飛行の中学生は一定数います。
部活か勉強のどちらかを優先しなければいけないと思いがちですが、通信教育であればどちらも諦める必要はありません。

自分のペースで進められるので、朝に復習をして、部活後〜夕飯まで先取り学習をするなど小間切れで取り組むことも可能です。

日々の中でスキマ時間を探して取り組んだり、部活や習い事がない日にいつも以上に進めたりすることで、好成績も夢ではありません。
学習塾などに通学する時間も取られないので、より勉強時間を確保しやすくなります。
部活や習い事が忙しいとわかっている人こそ、早めに通信教育を始めるのがおすすめです。

毎日の取組みで学習習慣が身につけられ受験などに活かせる

通信教育をすることで中学生のうちから自習の習慣をつけられるので、高校受験だけでなく大学受験や資格試験の勉強にも役立ちます。

部活や習い事、家族や友達との予定がある中で、空いている時間を見つけて計画的に学習に取り組む姿勢を身につけられるのは通信教育の大きなメリットです。

定期テストなどのゴールに対して、週にどれくらい進める必要があるとわかれば、中学生でも日々ノルマを決めて学習できるはずです。

毎日何時から開始すると決めるお子さんもいれば、空いている時間にどんどん進めていくお子さんもいますが、計画に対して進捗を確認しながら取り組むことに変わりはありません。

大人になると仕事で「PDCAを回す」などと言われますが、まさに通信教育はPDCAサイクルにのっとった学習が実現できるのです。

学習塾などでは習うのは塾任せで宿題のみ家でやる人も多いですが、通信教育はすべて自分でやる必要があるので、自学の力は身につきやすいです。

大人になっても役立つ力を養えるので、一生ものの財産になるでしょう。

学習の難易度を自身で決められる

通信教育では学習の難易度を自分で決められるので、目的に合わせた学習が可能です。

定期テスト対策を目的に通信教育を受けたい人は定期テストコースを選択したり、高校受験を目的とした人は受験対策コースを選択したりすることで、誰にとっても最適なコースや授業を受けられるようになっています。

通信教育を受けている途中で目的が変わっても選択講座を変えられる通信教育サービスが多いので、どの通信教育も個々にとって必要なものを提供してくれると言えるでしょう。

学習をしていく中でお子さん自身が自分にとって必要な勉強が何かを考えたり、自身の苦手としっかり向き合ったりすることで、自らの課題に合わせた最適解を考えられるようになることも通信教育の良い点の1つです。

通信教育の難易度が合っているかは保護者も一緒に考えてあげることが必要ですが、最適な通信教育を選択することで、お子さんの力を最大限引き出せるようになるはずです。

通信教育のデメリットは自発的に学習する習慣づけと疑問点の解消

人気な通信教育や通信教育のメリットを紹介しましたが、デメリットもあります。
デメリットを理解した上で、お子さんに本当に通信教育が合うのかを確認しましょう。

通信教育のデメリットは、自発的に学習習慣をつけるところからスタートしなければいけない点と疑問点をいかに解消するかという点です。

通信教育を経験したことがない人でも、強制力がない通信教育は続かないのではないかと思うのではないでしょうか。
上手く活用できれば成績アップを狙えますが、ため込んでしまうと全く学習が進みません。
また、わからないことを誰にも聞けずに学習から遠ざかってしまうお子さんもいるでしょう。

それでは1つずつより詳しく解説します。

自己管理が苦手なお子さんだと継続して学習に取り組めない

通信教育は自分のペースで進められるのがメリットである一方で、自己管理やコツコツ取り組むのが苦手なお子さんは学習が進まなくなってしまいます。

目標を立てる時や始めたてはやる気があったとしても、だんだんと優先順位が下がり溜まっていくと挫折するお子さんは一定数います。
学校以外の学習にも取り組むことで成績アップや志望校合格を目指すのに、通信教育を選択したことで学習自体が進まないのは本末転倒です。

計画を立てた上で学習を進めていくのはハードルが高いと感じるお子さんは、学習塾や家庭教師のように学習計画や進捗を他者が管理してくれるやり方が向いているでしょう。

通信教育を始める前から継続できないと不安がある場合は、お子さんとよく話し合って一緒に計画を立てたり、保護者の方が進捗の確認までしっかりとしたりしなければいけません。

通信教育を継続して頑張れる方法を模索し、お子さんにとって良い学習サポート機関になるかを吟味してください。

わからないことがあってもその場で解決しにくい

学校の授業や学習塾、家庭教師のように、先生にその場で質問できないのは通信教育の大きなデメリットです。

通信教育のテキストや動画でわからないことがあっても、AIチャットなどで質問できるサービスは少なく、お問い合わせしてから解答が届くまで数日かかったり、問い合わせ自体ができない通信教育もあります。

また、添削に特化したコースでも添削されるのに時間がかかるので、問題を解いた時とアドバイスを受けるのに時間が空くと、解いていた時の気づきや疑問は薄れてしまうでしょう。

苦手科目はその場で理解しながら進めて行きたい場合などは、通信教育では難しいと感じる人が多いです。

無料体験などで通信教育に挑戦してみて、その場で解決できる方法や復習することで補えるかを確認してから始めることをおすすめします。

タブレット教材では記述式の問題に対応していないこともある

近年は紙教材ではなくタブレットで学習する通信教育も増えていますが、選択問題のみで記述式の問題に対応していない通信教育もあります。

基礎的な知識のインプットであれば選択問題でも学習は可能ですが、高校受験や定期テストでの記述式問題でもしっかり点数を取りたい人には向いていません。

記述式の問題は知識があるだけで満点を取るのは難しく、実際に自身で解答を作成して添削されることで記述力を伸ばせます。

記述式の問題はテストで配点が大きいので、記述式が解けないと成績が振るわないこともあるでしょう。

高校受験や定期テストの記述式の問題も満点を目指したい人は、記述式に対応した通信教育を選択するなど各サービスの特徴を把握した上で選ぶようにしましょう。
プロがしっかりと添削してくれる通信教育を選べば、解答を作成する力だけでなく、国語力アップも期待できます。

通信教育でよくある質問

これまでおすすめの通信教育や通信教育のメリットを紹介しましたが、それでも通信教育に関して不安や疑問点がある人もいるでしょう。

通信教育に関して、よくある質問を1つずつ詳しい解説と共に紹介します。

通信教育だけで高校受験対策はできますか?

通信教育だけで高校受験対策は十分可能です。
受験対策を目的として通信教育を利用したい場合は、高校受験対策に特化した通信教育を選ぶようにしましょう。

志望校の出題傾向に合わせた問題演習をやることで、入試での高得点取得が狙えます。
お子さんの志望校に細かく合わせて演習ができているかは、通信教育のカウンセラーに相談したり、学校の先生に確認したりすることをおすすめします。

通信教育を利用すれば、価格を抑えて志望校合格を狙えます。

オンライン塾やオンライン家庭教師との違いはなんですか?

通信教育とオンライン塾やオンライン家庭教師の大きな違いは、お子さんのペースに合わせて学習を進められる点です。

オンラインの塾や家庭教師であれば、通塾時間がかからない点は同じですが、毎週何曜日の何時から授業開始というのは決まっています。
一方で通信教育は、朝や夕食後などスキマ時間で進められるので、部活動や習い事が忙しくても無理なく続けられます。

自宅学習でも出席扱いになると聞きましたが本当でしょうか?

自宅学習でも出席扱いになるのは本当です。

文部科学省の発表によると、不登校児のあらゆる支援は重要な課題であり、どのように評価をつけるかも長年議論されてきました。

支援の1つとして、学校の授業に出席できていなくても同様の学習を学校外でできている場合は、出席扱いにしたり評価をつけたりすると定められています。

通信教育によっては成績証明を出力できるサービスもあるので、お子さんが不登校の場合は不登校児へのサポートも考慮した通信教育を選ぶのがおすすめです。

Copyright © 2017-2025 札幌市の学習塾「大成会」. All Rights Reserved.

目次