藤田医科大学

藤田医科大学の特徴

■藤田医科大学は昭和43年に設置された私立大学です。「独創一理」という建学の理念をかかげ、アセンブリ教育という独自のプログラムを取り入れ、「チーム医療」に欠かせない力の習得し世界の医学、医療をリードしていけるような人材を育成します。

■学びの場でもある大学病院には最先端の機器や日本最大級の病床数を備えており、学生のうちから高度かつ恵まれた環境下での教育が受けられます。

また、「THE 世界大学ランキング」において国内私立大学で第1位を獲得。JACMEによる「国際基準の医学教育評価」で日本トップレベル（医学部）という評価も得ました。

藤田医科大学の主な卒業後の進路

全卒業生の医師国家試験合格率は99.6%です

■2018年度の進路状況について。卒業者数581名のうち、就職者数が539名、進学者数29名でした。

■主な就職先は以下の通りです。

• 藤田医科大学病院
• 藤田医科大学ばんたね病院
• 北海道大学病院
• 慶應義塾大学病院
• 順天堂大学医学部附属練馬病院
• 一宮市民病院
• 一宮西病院
• 名古屋記念病院
• 名古屋第一赤十字病院
• 石巻赤十字病院
• いわき市医療センター
• 那須赤十字病院
• 横浜旭中央総合病院ｖ

藤田医科大学の入試難易度・倍率

2023年の藤田医科大学の各学部別共通テスト得点率は60%～86%、偏差値は45.0～65.0です。

■藤田医科大学の各学部別センター試験得点率、偏差値については以下の通りです。

• 医学部 セ試得点率 88% 偏差値 65.0〜67.5
• 医療科学部 セ試得点率 64%〜75% 偏差値 47.5〜52.5
• 保健衛生学部 セ試得点率 70%〜76% 偏差値 47.5〜55.0

医学部に関しては難関レベルです。

同等のレベルの大学は東北医科薬科大学、日本大学、関西医科大学など。

■その上のレベルだと日本医科大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学などがあります。

他学部は中堅レベルといって良いでしょう。

2019年の倍率は2.6〜8.4倍でした。（全入試合計）

医学部は試験区分によっては20倍を超える場合もあるので油断は禁物です。

※データに関しては「大学受験パスナビ」をもとにしています。

藤田医科大学に合格するために

藤田医科大学の入試区分と対策については学部別に記載します。

■医学部

医学部では以下3つの入試区分で学生の選抜を行います。

■ふじた未来入試

一次試験の英語、数学の成績により選抜された受験生に二次試験（課題、面接）を実施し「高３枠」と「高卒枠」の区分別に、英語、数学、小論文、課題、面接、提出書類の総合得点の高い者から合格とする入試区分です。

まずは一次試験の突破が必須となります。

教科も科目も指定されているので、対策はしやすいかと思われます。

ケアレスミスなどに注意して高得点を目指しましょう。

塾などに通って対策するのも良いでしょう。

■一般入試

一次試験の成績で選抜された受験生に、二次試験を実施。

学科試験、面接、提出書類の総合得点の高い者から合格とします。

試験科目は前期、後期共通。

外国語、数学、理科の3教科4科目で行われます。

基礎基本から応用まで広く問われる試験となりますので、対策は念入りに。

■センター試験利用入試

センター試験の成績で選抜された受験生に二次試験である面接を実施。

センター試験、面接、提出書類の総合得点の高い者から合格とする入試区分です。

センター試験の対策は万全に。

なお、国語と英語は必須かつ配点も高いので、この2教科は特に力を入れて取り組みましょう。

■医療科学部・保健衛生学部

入試区分は各種ありますが、メインとなるのは一般入試です。

選抜は外国語（必須）＋2科目の選択科目により行われます。

必須科目はしっかりと点数が取れるよう万全の対策をして試験に臨みましょう。

なお、選択科目はより得意な科目でチャレンジすることがいちばんの対策と言えます。

藤田医科大学のサークル・部活・同好会

■体育系

• 居合道部
• ゴルフ部
• 少林寺拳法部
• 女子ソフトボール部
• ソフトテニス部
• ハンドボール部・同好会
• 弓道部
• 卓球部
• 硬式テニス部

■文化系

• E．S．S
• 管弦楽部・同好会
• コーラス部
• 写真部
• 茶道部
• 茶道同好会
• 学生ボランティア同好会
• 医学教育を考える学生の会
• 音楽部・サックス同好会

藤田医科大学が輩出した有名人・著名人

• 高須幹弥（医師、高須クリニック名古屋院院長）

藤田医科大学へのアクセス方法

桜通線「徳重」駅から、名古屋市営バス「徳重13系統」または名鉄バスで16分