日本体育大学の学科別偏差値
日本体育大学の特徴
■日本体育大学は昭和24年に設置された私立大学です。明治24年、日高藤吉郎によって設立された成城學校(現・成城中学高等学校)内の「體(体)育會」が起源とされます。
■体育系大学の老舗的存在で、これまで多くの体育指導者やアスリートを輩出しています。
日本体育大学の主な卒業後の進路
■平成30年度の進路状況について。卒業者数1586名で就職希望者数は1302名、進学者数は43名でした。
■主な就職先は以下の通りです。
- 公立学校
- 私立学校
- 実業団(サンリツ、デンソー、トヨタ自動車など)
- 国家・地方公務員
- コナミスポーツクラブ
- LAVA International
- ルネサンス
- アシックスジャパン
- アルペン
- ゼビオ
- ナイキストア
など多数。
日本体育大学の入試難易度・倍率
■日本体育大学の各学部別センター試験得点率、偏差値、倍率(一般入試合計)については以下の通りです。
- 体育学部:セ試得点率69?77%、偏差値40.0?47.5、5.1倍
- スポーツ文化学部:セ試得点率68?69%、偏差値37.5?40.0、4.0倍
- スポーツマネジメント学部:セ試得点率68?76%、偏差値40.0?47.5、6.0倍
- 児童スポーツ教育学部:セ試得点率69?78%、偏差値37.5?47.5、2.6倍
- 保健医療学部:セ試得点率63?76%、偏差値40.0?42.5、3.6倍
■スポーツ系大学の難易度としては中堅レベルでしょう。トップレベルのスポーツ系大学は早稲田大学や同志社大学などが挙げられます。同等レベルだと、国士舘大学、順天堂大学、中京大学などがあります。
※データに関しては「大学受験パスナビ」をもとにしています。
日本体育大学に合格するために
■メインとなる入試区分は大きく分けるとAO入試、推薦入試、一般入試の3つになります。AO入試にはトップアスリートAO入試、学科AO入試、併設校AO入試があります。
■特に、トップアスリートAO入試は体育大らしい特色のある入試区分です。30を超える対象競技において極めて優れた成績を有する者のみ出願可能というかなりハードルの高い内容ですが、大学でもその競技を続けていきたいと考える方には適しています。
■なお、選考方法は一次選考(書類審査)、二次選考(小論文・面接)によって決定されます。推薦入試にはスポーツ推薦、指定校推薦、一般推薦という種類があり、一次選考では書類審査、二次選考では小論文試験と集団面接が行われます。
■この区分で受験をする方は小論文と面接対策を。一般入試はその種類によって内容が変わりますが、学科試験は必ず課せられます。
■国語と外国語の2教科のみなので、集中して受験対策に臨めるでしょう。苦手箇所は早めの対策が必要です。
■また、学部によっては実技試験が課せられるものもありますので、体力づくりも怠らないよう注意しましょう。
日本体育大学のサークル・部活・同好会
■体育系
- 陸上競技部
- 体操競技部
- バレーボール部
- フェンシング部
- バスケットボール部
- カヌー部
- 山岳部
■文化系
- スポ—ツマネジメントサークル
- トレーナー研究会
- 保育研究サークル
- 社会体育研究会
日本体育大学が輩出した有名人・著名人
- KOHSHI(ミュージシャン)
- 永田克彦(総合格闘家
- 元レスリング選手
- アテネ・シドニー五輪代表)
- 永田裕志(プロレスラー)
- 関口メンディー(ダンスパフォーマー/EXILE)
- 丸山桂里奈(サッカー選手、2011年FIFA女子ワールドカップ日本代表/ロンドン・北京・アテネ五輪代表)
- 古賀稔彦(柔道家、アトランタ・バルセロナ・ソウル五輪代表)
など多数
日本体育大学へのアクセス方法
■公共交通機関をご利用の場合
・東急田園都市線「桜新町」駅からのバス
「黒07 系統 目黒駅行」(のりば2)
「都立01 系統 都立大学駅北口行」(のりば3)
いずれも「日本体育大学前」にて下車
・東急大井町線「等々力」駅からのバス
「等12、用06 系統 成城学園前駅行」(のりば1)
「日本体育大学前」にて下車